遊タイムスルー台はラムクリ必須?ホール視点で考察する遊タイム機との付き合い方

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石川忍 プロフィール
石川忍

1986年に日本大学文理学部国文学科を卒業し、大手ホールグループに就職。6年勤めた後に独立し、ぱちんこ業界専門WEBサイトを開設。その後もメディアへの出演やセミナーでの講演、各種執筆などパチンコ業界で精力的に活動中。

やはりとゆーか、ワシなんぞが文章を本業にされている皆様に混ざってしまいますと月イチの更新は流石に耐えられないとゆーことでお久しぶりのエントリーでございます。もちろん文章力もあるのですが、昨年末くらいから様々なストレスからでしょうか、寄る年波には勝てずガラにもなく少々カラダに不調をきたしまして… 幾分持ち直してはいるもののお医者様とお薬の御厄介になっている今日この頃でございます。医療従事者の方々へのワクチン接種も始まり、今後の流れも公表され、1都3県以外の緊急事態宣言も解除となり、鬼も隠れる夜明けを意識しつつも気を引き締める日々を送る皆様方におかれましてもどうぞ御自愛くださいませ。


さて、そんな中の業界的にはと申しますと未だ暗闇から抜け出せそうな気配も無く手探り状況は継続中。この暗闇を歩き続けるために灯をかざして先頭を進んでもらわにゃってリーダーの方々は相変わらず一枚岩にはなれず… 思っていた通りの展開とはいえナンダカナって感じ。現場的にはソレはソレとして、縮小された機械予算の有効活用に頭を悩ませる日々。

今年に入り、2月までに市場投入された機械はと申しますと、パチンコ機が甘を含めて28機種。パチスロ機が11機種。回胴は‘6.1’への移行もあり、まだまだ先は長そうですが、どーなんすかね?通常時ナビ出て1枚って…。11月末を待たずに続々と検定期限満了を迎える機械が多くあるだけに、ヒジョーに憂鬱。って事で自ずと予算の割り振りはパチンコ機への比重が高くなっております@ワシの場合。

 

中でも2月までに市場投入された28機種のうち、“遊タイム”を搭載している機械は甘を含めて17機種ありました。昨年4月の初モノP真花月2Sから数えますと47機種が“遊タイム”搭載で稼働中。今年の4月以降に市場投入予定の機械になりますと、“遊タイム非搭載機”は数えるほどとなってまいります。かれこれ1年、“遊タイム搭載”47機種の動向は実稼働させたモノはもちろん購入しなかったモノも注視はしてまいりましたので、ここらであくまで個人的にちょこっと整理でもしてみようかなと。

 

最初に“遊タイム”の内容を聞いたときはいわゆる「天井」がパチンコ機にもやっと付いた♪とゆー安直なモノでした。で、ユーザーも“遊タイム”と聞いたら「天井」って思うだろうなと。で、「天井」となれば、確実に大当たりするもんだ、あわよくば‘天井恩恵’的なイメージを抱くだろうなと。であれば、条件的に1種2種仕様が訴求しやすいだろうなと。で、1/319だと900回転程度の‘ハマリ’が発動条件。1/199ならば500回転程度の‘ハマリ’が発動条件。

 

さて、900回ノーヒットを追えるのか? 1000円/16回転とするとほぼ6万円を今時の機械に溶かす熱い漢はワシの店には見当たらない… 500回ハマリで3万円強の投資金額ならまだ現実的かなと。且つ、ほぼほぼほぼほぼ大当たりするのであればより現実的だなと。という想定のもと、ドンピシャだったのが西陣・モモキュン。で、運用にあたっての思案の為所は‘ラムクリア’と“遊タイム”の訴求の2点。訴求に関してはベタベタ貼りまくり+スタッフへの仕様説明ですからアレとして、今後の“遊タイム搭載機”との付き合い方として、‘ラムクリ’についてはお店と遊技者の間でルールを明確にしなきゃならないなと。閉店君スタートチェックからの開店君は、パチスロモーニング時代の生き残りなワシ的には問題無し。営業中の後方待機スタートチェック小僧は鬱陶しいけどブロンコ・アーリーバード時代の生き残りなワシ的にはあまりにタチが悪いのはアレですが、まぁ、それもさもありなん。

 

ワシ的にここで最上位に考えなければならないのはそんな事じゃない。“遊タイム”搭載、非搭載に関わらず、1種2種混合機の場合連チャン終了条件が<大当たり後電サポ●回>をヌケたら左打ちに戻してくださいってのがお約束。で、多くの場合、ココで即ヤメ。持ち玉でモウイッチョウ!と遊技続行して頂くのがコチラの願いなのですがなかなか… であれば、1種2種混合機+遊タイムには‘ラムクリ’は不要。1/99系に関しても、元の分母や仕様的に軽く当る時は当るし、‘遊タイム’発動条件の250回転程度であれば当らない時は当らないわけで、これまたわざわざ‘ラムクリ’してお楽しみを削ぐのはナンセンスだなと。

 

とはいえ、もう、意地になっているかのごとく、毎日遊タイム搭載機はラムクリかけるお店があるって聞いた事があるや無しや。問題はソコではなく、‘遊タイム’発動後の時短内にスルーしちゃった場合。1/319だと1200回くらいの時短を華麗にスルーって意外に出てきてしまうのよ。この場合は‘ラムクリ’しないと‘遊タイム’も飛んでいるので、その日は凌げても翌日のトラブル案件になる可能性が出てくるし、意図的に‘ラムクリ’しない場合はそれはそれで悪魔の所業。実際にスルーされちゃったのをこれまでに2度経験していますが、お客さんは顔真っ赤だけどスタッフは真っ青。確率論だから、サムだって外れる事もあるからと一緒に残念がるしかできないのが辛い。過激なお客さんだったら…って思うとスルーは極力0%に近い仕様じゃないと… 

 

また、‘遊タイム搭載’の1/319なら、とある のよーな、‘遊タイム’よりも特図1の大当たりへの期待値を上げた仕様ならば…と思いますし、なんなら1/319は‘遊タイム非搭載’で出玉に寄せてもらったほーが使いやすいなぁと思うよーに日に日になってきております。だってさぁ、現状の玉柱である源や無双って、400回転ハマリくらいした時にアーデモコーデモって余計な事を考えないで逆転のみを信じて没入できるわけじゃないですか。で、全回転でもしようものならまさに僥倖!

 

‘遊タイム’の幅広い訴求という点では、三洋・大海4SP&A大海4SPで…って思惑は、6月に始まる予定の高齢者へのワクチン接種の進捗を睨みながら再挑戦の準備を進めて行かねばと作戦を練ってはおりますが、果たして戻ってきてくれるのかしらどうなのかしら… いやっ!きっと戻ってきてくれる!

 

今後市場投入される機械で楽しみなのは、Sansei R&D・笑ゥせぇるすまん、豊丸・競女の転落仕様や豊丸・バーストエンジェル3の小当り天井がユーザーにどう受け止められるか。意外かもしれませんが「はじめの一歩は実は豊丸」ってケッコーあったりするんです。ただ、その仕様をオマージュしつつのヒット機は他社からだったりするのは御愛嬌。

 

まぁ、各メーカーさんも傾向対策は進んでいると思いますし、改めての解釈を含め、秋商戦あたりにはより楽しい洗練された遊技機がリリースされてくるんじゃなかろうかなと。

あぁ…回胴でも先の明るそーな話がいつになったらできるんだろう…

明けない夜はないとは言うけれど…「これが最悪だ」などと言えるうちは、まだ最悪ではないともシェイクスピアは書いているわけでしてね…

リーダーさん!いがみ合ってる時じゃないですよ!!

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