ガリぞうが合算1/800の新ハナビを打ち切った理由とは？【収支日記#85：2021年10月12日(火)～10月18日(月)】 (3/3)
10月16日：続・高設定イベント
今となってはご法度ですが、4号機全盛期は店舗自身で設定を示唆する高設定イベントが大流行していました。私も爆裂イベントのお世話になっていた話は以前の記事でも書かせて頂いてます。
>>ガリぞうの収支日記#19「時代を彩った高設定イベント」
今回は前回の第2弾として、実際に私が参加したイベントを一部実名で挙げていきます。そんな時代もあったのかと歴史の勉強的に知るも良し、そんな時代もあったよねと懐かしむも良し、イベント全盛期の回顧録として読み進めて頂けたら幸いです。
その①：ライトオンカーニ〇ル
月頭の1日・2日は2日間連続で店内のジャグラー全32台が設定4,5,6になるというイベントでした。とは言ってもほぼ全てが設定4で、設定5,6は数台程度しかありませんが、それでも店の信用がピカイチだったので、他にあてのない日は通うようにしていました。
やがて広告規制によりイベント名は告知されなくなりましたが、その後も毎月1日・2日のデータをまとめてみるとしっかり全456の数字に見えたので、その後も付き合い方は変わりませんでした。主に打っていた機種は、中押しフル攻略だと設定4でも104%あるハッピージャグラー。その模様はYouTube上で動画としても公開されています。
残念ながら6号機移行の流れと合わせて今は閉店してしまいましたが、私のパチスロ人生の中で最後まで信用できた店舗の1つでした。
その②：7のチカ〇
毎月7の付く日が強いとされるチェーンで、某年の6月から明らかに予算が出ているだろうと判断できる店舗がありました。そんな中で迎えた某年の7月の初日。いつも通り店内に入り各台を物色していると、何台かのデータカウンタが既に6Gだけ回っている事に気付きました。
ほぼ先頭で入ってきたのでこれはおかしいと思い、私はエヴァ魂で6G回っている台に着席し打ち始めます。すると店員が近づいてきて、「朝イチのゲーム数は見ましたか？」と聞かれます。見ましたと答えると、「その数字には意味があります」と回答され去っていきました。結果、その台は設定6で、大きく勝つ事ができました。
その翌日もほぼ先頭で店内に入ると、今度は何台かだけ筐体の頭上にドル箱が6つも置かれています。他台は2箱ずつなのに。なるほどと思い、前日同様にドル箱が6つ置かれているエヴァ魂に着席。すると店員が近づいてきて、ドル箱を4つ回収していきます。やはりエヴァ魂はこの日も設定6でした。ただ、当然ながらすぐに地元のパチスロ生活者達に見つかり、その翌日からは長時間の並びが発生するように。僅か1ヵ月ちょっとの短い命でした。
その③：〇龍降臨祭
「毎週日曜・月曜は各列の20%が設定6」とポスターに明示されたイベントがありました。一列10台の店舗だったので、各列2台が設定6という分かりやすい振り分けです。当時この店では4号機のハナビやサンダー・スノーキーを打っていました。理由は簡単で、朝イチからどの台が設定6なのか分かるからでした。
朝イチ1G回さない店なのでガックンでも分かるのですが、前日の閉店前に払い出し表示仕込みをしておくと一切打たずとも設定変更確認が可能でした。ハナビやサンダーでは2枚チェリーや4枚チェリーを出した状態で閉店を迎え、翌朝に出目が一緒でその払い出し表示の2や4が消えている台に座れば設定変更であり設定6でした。
スノーキーは設定変更されるとBET表示が強制で3BET表示になるので、前日の閉店前に狙い台の何台かで1BETや2BETにして閉店を迎えておけば、翌朝3BET表示に変わっている台を打てば変更=設定6でした。設定6だとハナビは114%、サンダーは117%、スノーキーは121%あり、ライバルが増えるまでの半年ほどは稼がせてもらっていました。
その④：〇ルケーノ5
ライトオンカーニバ〇が開催されていた店舗と同じホールで不定期に行われていた金曜開催のイベントで、バラエティコーナーに5台並べて設定5,6という内容でした。なかなか稼働がつかないバラエティコーナーを盛り上げようとする店側の意図があったのかもしれません。朝イチに変更状況を確認し、変更台の界隈で最も稼げそうな機種を選ぶという立ち回りで結果を得ていました。残念ながら毎回奇数挙動でしたが、私が初代ひぐらしで最も高設定を打てたのは〇ルケーノ5でした。
数少ない顧客を大事に扱おうとする店側の意思が見られたので、地元で演者業はやらないという自らの掟を破ってまで、宣伝の意味も込めて前述の密着24時の動画をノーギャラで撮った経緯があります。本当に惜しい店を失くしました。
その⑤：D6-3〇
読んで字の如く、設定6が33台使われるというイベントです。時代は初代北斗全盛期で、当然ながら私も北斗ばかりを打っていました。おそらくは開店前に設定を変えていたと思われ、筐体右側の指紋を確認する事で設定6を容易にツモる事ができました。後期では初代鬼浜やスト2も打っていましたが、法人自体が厳しかったのか、道央圏に数軒あった店舗が次から次へと潰れていき、5号機時代を迎える前に1軒もなくなってしまいました。
今は晒し屋さんが主に告知しているイベントですが、節度を守れるなら各店舗が自ら発信する流れの方がクリーンなんじゃないかと個人的には思います。『「1等は6億円！」が許されて「7の付く日はパチスロデー」が許されない理不尽さに憤りを感じます。』という一言を添えてイベント回顧録の記事を締めておきます。
以上です。温故知新じゃないですが、これからも私の古い経験が皆様の役に立つような記事を書いていけたらと思います。そんな訳で今年も「ガリぞうの収支日記」をよろしくお願いします。
北海道出身のパチスロライター兼パチスロ生活者。パチスロについての自作サイト運営から、漫画原作者およびライターに。漫画「プロスロ」は16年の長期連載。現在は実稼動経験と豊富すぎる知識に基づく勝ち方、打ち方で魅せる動画で多くの支持を集める。特にジャグラーに関して圧倒的なノウハウを持つ「ジャグ神」
- https://twitter.com/garizo2
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