【P大工の源さん 超韋駄天BLACK 感想レビュー】演出に新鮮味はないが、ラッシュ性能が超パワーアップして破壊力がすごい!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です!
出玉スピードこそが正義。そんな昨今の一大トレンドの火付け役となった「大工の源さん超韋駄天」が新たなスペックで登場! 基本的なゲーム性は前作を踏襲しつつも、初当たり時の50%は10R大当たり&ラッシュ突入&次回大当たり濃厚、そしてラッシュ中は前作の以上の出玉スピード を実現している等々…「スペック違い」という言葉では片づけられない要注目の一台となっていますよ!
今回はそんな本機をショールームで試打してきましたので、ユーザー目線でレビューを行っていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
>>「P大工の源さん 超韋駄天BLACK」の解析情報はこちら
大きな変化はないものの随所にこだわりが感じられる
筐体は前作「P大工の源さん超韋駄天」でもお馴染みの「G-DRIVE」枠。前作は橙色と青色のコンビネーションというビビットな配色でしだが、 今作では黒を基調としたスタイリッシュな配色へと装いが新たになっています。
その他では「極源炎武」のロゴギミックやシャッターのデザインも「BLACK」専用のデザインになっています。 とはいえ遊技性や演出面に影響する大胆な新要素は特にないので評価が難しいところですが…、 ここは余計な装飾が無く遊技しやすい「G-DRIVE」への評価を含めて☆4でどうでしょうか。
「BLACK」という名ではあるものの素直に真っ黒ではなく紫がかったクールな色味がオシャレ。また、ギミックにも細かな変更が加わっているなど、スペック違いといえど細かいところにこだわりを感じるのははさすがの三洋さんといったとことろでしょうか。
今となってはこれほどシンプルな筐体はかなり貴重。「海物語」シリーズの専用筐体を見てもこのあたりはおそらく三洋さんの方針なのでしょう。よほど遊技性に良い影響を与えるものでない限り筐体の大型化はマイナス面が目立つことの多い現状なので、是非このスタイルを貫き通して欲しいですね!
破壊力&出玉スピードを強化!唯一気になるのは突入率か…
一体前作からどこがどう変わったのか…皆さんが 気になるであろうポイントを前作と比較してみたいと思います。
P大工の源さん超韋駄天 | |
初当たり確率 | 1/319.68 |
ラッシュ突入率 |
60.2% (基本的には6R大当たり) |
ラッシュ中の 振り分け |
3R大当たり(330個)80% 9R大当たり(990個)20% |
ラッシュ継続率 | 約93% |
P大工の源さん超韋駄天BLACK | |
初当たり確率 | 1/318.13 |
ラッシュ突入率 |
50.2% |
ラッシュ中の 振り分け |
2R大当たり(300個)85% 10R大当たり(1500個)15% |
ラッシュ継続率 | 約93%(電サポ127回を含む) |
※大当たり出玉は払い出し
初当たり時のラッシュ突入率は下がったものの、突入時は10R大当たり+電サポ127回+(残保留1)=次回当選濃厚へと大幅強化。細かいところではありますが、ヘソの賞球が3個のままというのも個人的にはかなり評価が高いです。
ラッシュ中も最大ラウンドの振り分けは低くなったものの9R(990発)→10R(1500)発へと獲得出玉の強化され、さらにはラッシュ中の10R大当たり時も電サポ127回がついてくるという豪華仕様に。アタッカーの賞球が11玉→15玉へと増加したことによって、時間当たりの払い出し増加=出玉スピードアップという恩恵も。
昨今は出玉スピードを極限まで高めた機種ばかりで競争が激化していますが、 そのトレンドを生み出した張本人の「まだまだこの座は渡さんぞ」という意気込みを感じますね。そんな本機の評価はもちろん☆5!…と言いたいところですが、ラッシュ突入率が下がっているというのは見逃せない…という点を考慮して☆4つで!
いや、もちろんその分ラッシュ突入時の出玉性能に大きく反映されているんですけどね(汗)。
ラッシュ中の電サポ回数は前作と同じ3回転+残保留1回転ですが、当選確率は約1/2.06(前作)→1/2.17(今作)へと若干低下しており、4回転による純粋な継続率は下がっています。
計算してみるとこんな感じ↓
電サポ3回転+残保留1回転の継続率 | |
P大工の源さん超韋駄天 | 約92.99% |
P大工の源さん超韋駄天BLACK | 約91.55% |
しかし今作では10R大当たり当選時に電サポ127回(+残保留1)へ突入となるため、トータル継続率は変わらず約93%という仕組み。10R大当たりの出玉も増え次回大当たり濃厚と、振り分けに勝っているときのイケイケ感は爆増していいます。
最大ラウンドの振り分けこそ減っていますが、ラッシュ中1回の大当たりでの平均出玉は462発(超韋駄天)→480発(超韋駄天BLACK)へとむしろ増加。10R大当たりスタートという点もふまえればラッシュ突入時の期待出玉はパワーアップしています!
突入率の「超韋駄天」か、破壊力の「超韋駄天BLACK」か。それぞれの個性でもあるので、その時の気分によってどちらを打つか選ぶ楽しみも生まれるかもしれませんね。
超韋駄天の演出は十分魅力的だが、欲を言えば新演出が欲しかった…
通常時の演出面は「超韋駄天」を完全に踏襲しており、本機ならではの予告やリーチといった新演出は非搭載と思われます。今作は「超韋駄天」の後継機…というよりかは兄弟機的な立ち位置だと思うのでこのあたりは致し方ないかもしれません。
演出法則など演出面の評価は元々かなり高かった機種なので、今作でも「超韋駄天」の魅力が引き継がれている、とも言えるでしょう。 ただ、欲を言うならやはり新演出が1つでもあればさらに新鮮な気持ちで楽しめたかなというのが正直なところ…。
超人気機種だけに「超韋駄天」を飽きるほど打っているという方もたくさんいるはずで、そういった方にとっては同じ演出が中々しんどいかも…ということでこちらの評価は☆3つで!
新演出というわけではありませんが、各ステージの背景が「BLACK」仕様になっていることやステチェン時のイラストに新カットが追加されていることを確認。
今作でも「武源乱舞」や「極源炎舞」といった強予告&リーチ中のチャンスアップ出現が初当たりの王道パターン。テンパイ図柄の法則も踏襲しているはずなので、これまでの知識を無駄にすることなく楽しめるでしょう。「超韋駄天ライトLIGHT」ではスペックに合わせた信頼度の調整が図られていましたが、今作では果たして…?
ラッシュ突入時の興奮は間違いなく前作以上!
「超韋駄天」の真骨頂ともいえるラッシュ中の評価。もう我慢できないので先に言っちゃっていいですか…? ズバリ☆は5つで!
前作の「超源ラッシュ」を明らかに意識した機種が後を絶たないほど安心と信頼のゲーム性です。そしてスペックを見ていただければわかる通り、ラッシュに限っていえば完全に前作の強化版といって差し支えのない出玉性能。10R大当たり後に突入する「夢源ラッシュ」、10R大当たり×2回以上が確約される「極源ボーナス」といった新要素も搭載しており、前作を打ち込んだ方でもさらなる興奮を感じることができるでしょう。もう一度言います…☆5つです!
このように明らかに前作を上回る出玉スピードを実現。これなら閉店30分前くらいまで余裕で攻めれます。
V入賞時に画面がクラッシュすると「極源ボーナス」確定! 「極源ボーナス3000」なら10R×2回、「極源ボーナス4500」なら10R×3回が確定となっていますよ。
3つの保留で3連続10R大当たりが最低条件なので簡単ではありませんが、本機を打ち込むのなら間違いなく目標になるでしょう。引いたら絶対Twitterで自慢するんだ…!
前作を打ち込んだ方も満足できる納得の仕上がり
おいおい、☆3つの項目だって合ったのにオススメ度は☆5つだなんて間違えていやしないか? そんな声が聞こえてきますが…良いんです!(断言)。
たしかに演出面での変化の少なさは残念ですが、本家本元の「超韋駄天」自体が演出面での評価がかなり高い機種。 であれば、その魅力を継承したままよりパワーアップした超源ラッシュを楽しめるというのはむしろプラスとして受け取れる方も多いのかなと。
なによりラッシュの破壊力&出玉スピードを味わい、「これは今後も打ち込みたい!」と感じたのが一番の理由ですね。 ただラッシュ突入率は前作に軍配が上がるなど、「完全上位互換ではない」という点には注意。
安定を取るか爆発力を取るか…そして実戦時間やその時の気分に合わせて好きな「超韋駄天」を楽しみましょう!
今回のレビュー結果
>>「P大工の源さん 超韋駄天BLACK」の解析情報はこちら
「P大工の源さん超韋駄天」の登場からすでに2年経っていることを知ってビックリ。2年もホールに多台数設置されること自体、近年では「海物語」シリーズ以外まずあり得ませんからね。三洋…恐ろしい子!
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