【もっと!チバリヨ-30】前作のチバリヨから何が変わったのか?有利区間ランプや天国性能など気になるポイントをレビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
チェリーを軸に据えた個性的なゲーム性と強力な出玉性能で熱烈な支持を集める「チバリヨ-30」の後継機「もっと!チバリヨ-30」が登場! 基本的なゲーム性はそのままに、初当たり当選契機の追加や連チャンモードの強化などが施された注目の一台となっていますよ。今回は設定6をショールームで試打してきましたので、実際に打ってどんな感じだったかを詳しくレビューしていきたいと思います!
通常時・AT中共に進化。しかし有利区間ランプが…
本機はリアルボーナス非搭載のAT機。通常時は複数のモードで管理されており「天国モード」以上へ移行させ疑似ボーナスの連チャンで出玉獲得を目指すTHE・沖スロというゲーム性となっています。
チェリーを軸に据えた初当たりシステムやボーナスでの獲得枚数、そしてモードの種類など基本的なゲーム性は前作を継承しており打感としては馴染み深いものになっていますが、「モード別の規定ゲーム数天井」「ボーナス単発連続時の優遇措置」といった新要素、そして「天国モードのループ率上昇(77%→80%)」といった強化ポイントが存在。それに伴い初当たり確率が若干低下しているのがマイナスな変更点かも。
できれば初当たり確率そのままにこれらの強化が施されているのがユーザーとしてはベストでしたが、強化ポイントを考えればメリットの方が上回っており前作よりも魅力的なゲーム性になったといえるでしょう。
今作では有利区間ランプが非搭載。前作では有利区間ランプが消灯するアノ瞬間の為に打っていた方も少なくないハズ。いや、ホント単純なスペックやゲーム性で見れば間違いなく進化しているんですけどね。
スペックやゲーム性に関しては前作以上に魅力的ではあるのですが、有利区間ランプなど気になるところもあったので☆3つでお願いします!
多彩な救済措置が追加されより楽しみやすく!
通常時はリール上部の「花笠ランプ」が光ればボーナス確定!というお馴染みのゲーム性。初当たり契機も「毎ゲームの抽選」「チェリー天井」「ゲーム数天井」と前作同様…なのですが、前作では900Gで固定だった「ゲーム数天井」が今作ではモード毎に異なるという新要素が加わっております。そしてもう一つの注目ポイントである「ボーナス単発連続時の優遇措置」ですが、これはボーナス単発が3連続した際に「天国チャンスモード」以上への移行が濃厚になるというもの。普通に考えるとモード移行率は高設定ほど優遇されてると思われるので、設定が低ければ低いほどその恩恵を享受できることになるのかなと。
現実的に考えればホールにある台の設定割合は高設定よりも低設定の方が圧倒的に多いワケで、この新要素によるモード移行の強化は多くの方が実感できるのではないでしょうか。そして最後に初当たり確率について。具体的には 「チバリヨ-30(前作)」が1/240(設定1)~1/189(設定6)、そして「もっと!チバリヨ-30(今作)」 が1/255(設定1)~1/202(設定6)という数値になっております。下がってはいますが、実際に打っていて「前よりも当たりが重いな…」と体感できるほどではないので、気にすることではないというのが率直な印象。
これに比べれば新要素によるストレスの緩和&ワクワク感の増加の方が圧倒的に大きく、通常時は間違いなく前作よりも魅力的になっていると思いますので☆は5つで!
今回の設定6試打では「ゲーム数天井」が契機と思われるボーナス初当たりは未確認。これは設定6だったからなのか、それとも「ゲーム数天井」自体当選契機としてかなり薄いものなのか…。現時点では謎が多いものの、個人的には少なくともポジティブな新要素だと捉えています。解析情報が楽しみ!
「天国モード」の継続率アップ!打感はほぼ前作そのまま
AT(疑似ボーナス)及び連チャンモードに関してはほぼ前作そのまま。3種類存在する連チャンモードへ昇格させ、32G以内の連チャンで大量獲得を目指すゲーム性となっています。沖スロ系のシリーズ最新作ではレバーオン時に発生する告知パターン(本機なら「花笠ランプ」の点灯パターン)やボーナス図柄テンパイボイスなどが追加されることが多い印象ですが、どうやら本機では新パターンは搭載されていない模様。これには賛否両論あると思いますが、種類が多すぎるあまり役割が頭に入りきらず苦労する(僕だけ…?)こともあるので個人的にはそこまで気になりませんでした。
一方進化してポイントとして、前作では継続率約77%だった「天国モード」の継続率が今作では80%OVERへ強化されております。絶大な支持を受ける前作のゲーム性そのままに連チャン性能を強化。前作ファンの方ならまず間違いなく満足できるハズです。ただ、個人的には通常時の進化ポイントに比べると少々インパクトに欠ける…ということで☆は4つで!
「モード示唆演出の詳細(花笠ランプ・予告音・テンパイボイス)」の詳細はこちら
ボーナス中はもちろん「アンちゃんランプ」が点灯すれば1G連確定! 髪の色がめちゃくちゃ好きです。
実戦上ではありますが、ボーナス消化中の予告音→パイン成立が多いときは高確率で32G以内にボーナス当選していました。前作では解析こそ出ていないものの連チャンモード時に出現しやすいと言われていたので、そのあたりの法則も継承されているのかなと。ATに関しては前作のゲーム性そのままに「天国モード」強化と考えてもらって大丈夫だと思います!
告知パターンに新要素はない模様。むやみに増やし過ぎても「この新しい点灯パターンめっちゃ珍しいのに天国確定じゃないのか…」なんて残念に思ってしまうこともあるので、個人的にはそこまでのマイナス要素ではないかなと。
前作以上のポテンシャルを秘めているかも?
チェリーによる初当たりシステムやモード移行システム…前作は期待値稼働をしているユーザーからは導入から1年半がたった今でも非常に重宝されている機種だと思います。本機においても基本的なゲーム性はほとんど変わっていないのでもちろん☆5つ!と言いたいところですが、ここでも懸念材料となるのが有利区間ランプが無くなってしまったことです。有利区間がリセットされたタイミングを見極めることが困難になると立ち回りに組み込みづらいのでは…というのが第一印象でした。しかし、今作も有利区間リセット後は50%OVERで高モードへ移行するという条件は変わっておりません。
まだリセットのタイミングなど詳細は不明ですが、昨今の実戦データからの考察レベルの高さを見ると、なんだかんだ本機も早い段階で有利区間リセットタイミングの見抜き方などの攻略が進むのではないかなと予想しています。
モード別の規定ゲーム数天井や単発連続時の優遇措置といった新要素が追加されていることを考えれば前作同等レベル、もしくはそれ以上の可能性もあると考え希望を込めて☆5つで!
チェリー成立時の台枠フラッシュの示唆も完全継承。本機はスマホを見ながら打っていると台からのサインを見逃してしまう可能性があるので要注意であります。有利区間ランプの変更含め難易度は高くなっているかもしれませんが、しっかりと本機と向き合えば立ち回りの軸にできる可能性も秘めている機種だと思います!
ユーザー層によって感じる印象は大きく変わるかも
前作はすでに導入から1年半がたった今でも根強いファンを多く抱えているまさに神台。正直言えばもう少しもう少しインパクトの強い変更点があっても良かったのという気もしましたが、前作と同じ打感を保ちながらもより「チバリヨ」の魅力を味わいやすいように調整されているので多くのユーザーは満足できると思います。ただ、残念ながら有利区間ランプに関してだけは不安が拭えません…。
攻略面においては有利区間リセットの条件や計算方法などが判明すればさほど苦労はしないかもしれませんが、皆が皆そこまで情報を調べて打っているわけではないですからね。前作で慣れ親しんだ「わかりやすくアツい瞬間」が一つ失われてしまった点は一応最後にも触れておこうと思います。ということでこちらの評価は悩みに悩んだ結果…限りなく☆4に近い☆3つで!
今回のレビュー結果
全体的には純粋に前作の強化版。有利区間ランプさえあれば完璧だった…!
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