ガリぞうの狙い台が5000枚OVER？自身の読み筋に納得できた1日の立ち回り【収支日記#167：2023年5月9日(火)～5月15日(月)】 (1/3)

 

今週の収支日記は、5月9日～15日の1週間です。みぃ子の老衰に加え、嫁が体調を崩したようで、ひたすらに家が心配だった週でもありました。

 

 

5月9日：自分だけの読み筋

 

強い取材の店に行き、抽選を突破して高設定が使われやすい場所を攻める。大都会では王道の立ち回りの1つでしょう。しかし、抽選という運の要素により、安定した動きとは言えません。この不安定さを補う為、人員を増やすという選択肢もあります。頭数が多ければ、取材対象機種の見極めも早くなるので一石二鳥でしょう。ただ、私はピン稼働を好むので、取材狙いを不得意にしています。

 

じゃあどうするのか。自分だけ、ないし極少数の人だけが知り得るツモり方を見つけるよう努めてきました。その情報を自分しか知らないのだから、頭数は関係なく優先的に高設定を打てます。ただ、店に怪しまれれば傾向自体が変わりかねませんし、ライバルにバレても一発でアウトなので、最重要ポイントは「目立たない事」でしょう。「そんな店なんて無いよ」と思われる方もいるでしょうが、それは「無い」んじゃなくて「気付いていない」だけです。

 

店内に数台しか高設定がないものの、前日に全台の出目をチェックしておき、翌朝に出目が変わっている前日ヘコミ台を打てば漏れなく設定6を打てるという店で5年ほど安定してツモれていた時期もありました。おそらくは設定変更した台だけ1G回すという対策をしていたのでしょう。この甘い状況を長く維持できた理由は、簡単にツモれると分かっていても週1程度でしか行かなかったり、出過ぎた日は夕方でヤメて常連さんに台を譲ったりと、目立たないようにしていたからでしょう。

 

特日の正午過ぎに行けばアイムで確実に推定5を打てるという店で2年ほど安定してツモれていた時期もありました。正午過ぎというのがミソで、特日には毎回必ず赤パネルか緑パネルのどちらかが全5と思われる状況に目をつけ、ある程度動いた状態で赤と緑どちらのREGが強いかを判断して空き台を打っていました。パチスロ生活者からは軽視されがちな機種で、かつデータサイト上からは赤も緑も同じ1機種として表示されていたので目立たなかったのか、ライバルもほぼ皆無でした。

 

こうした自分ないし数少ない人だけが知り得る情報は収録実戦でもいくつかあります。今回はそんな一軒での実戦記です。

 

今日は埼玉県で「プロスロ13」の収録です。こちらは何度も打ってきた収録ホールで、高設定の扱い方が「目立たせたい」という1点において分かりやすい店舗です。壁沿いのマイジャグラーや円形シマのファンキー、またはカド台付近という「目立つ場所」に固めて高設定を入れたり。1機種全部や数台並べてという「目立つ入れ方」で高設定を扱ったり。サザンアイズやバンバンクロスといった特別仕様の機種で、設定Cという「目立つ設定値」を入れて注目を集めたり。目立たせ方は色々ですが、高設定で勝たせて次回の集客を狙うというよりは、その場で高設定の存在を目立たせて稼働を上げるという方針なのだろうと思っています。

 

ただ、そんな話は動画で何度も話していますし、他の方も狙いは同じ。当然ながら抽選勝負となります。今日の入場番号は、300人中168番。もうこちらのお店では30回以上収録してきていますが、良番どころか2桁をひけた記憶さえほぼありません。それでも店移動はできませんし、打つ打たないの状況判断や押し引きの基準については個人差が出るでしょうから、残るは後ヅモにかけるしかありません。

 

10時、入店。1番人気だろう壁沿いのマイVは捨てて、まずは円形シマのファンキー2から見てみる事に。すると、意外にも数席ほど空いています。急いで台確保して早速実戦開始です。

 

 

 

 

1時間ほど回してみましたが、あまり反応が良くありません。まだ試行が足りませんし、ブドウ確率は順調なのでまだまだ粘れる段階ではありますが、私の台のみならず円形シマ全体が弱いので、安心感はありません。確かに信頼度で言えば「壁沿いのマイV＞円形シマのファンキー2」ですし、全体が弱くても追おうとは思えません。そんな中、各シマをチェックしていると、末尾3番9番が強いように見えます。このお店の特日は3と9の付く日ですし、確かに同チェーンの別店舗の特日では末尾狙いが有効です。

 

しかし、今日のホールで末尾狙いが正解だった前例は知らず、現状のデータが偶然である可能性は高いです。ただ、前例がなかったにしても、あまりにも3番9番に正解らしき台が多すぎます。そんな中、末尾9番のひぐらし祭2の空きを発見。これなら最低103%を積みながら高設定の可能性を追えるんじゃないでしょうか。

 

 

※1.オヤシロボーナスをS.BIG、ひぐらしボーナスをBIG、富竹ボーナスをRとする。　
※2.BIG後の数字は全て累計値で、「BIG中ゲーム数.BIG中ハズレ回数」。
※3.RT後の数字は「RTゲーム数.累計RTゲーム数.RT中ハズレ回数.RT中共通ベル回数」。

 

それなりに深く追ってみましたが、どうしても各設定推測要素が高設定域の数値に届きません。また、同じ末尾3番9番に失速感が見られます。どの道、円形シマのファンキー2がアウトだった時点で他に強い場所の空きもありませんでしたし、新たな可能性を追う事は悪くないと思いますが、やはりナンチャッテだったのかと意気消沈です。そして、現時点でも空席を探すだけで苦労しそうなほどの混雑具合……他の新たな可能性は追えるのでしょうか。

 

そんな中、ドンちゃん2のシマ状況が気になりました。良さげ台が5台中3台あるというだけなのですが、決して高設定が使われやすいとは言えない機種でこの状況は珍しいです。しかも、前回の収録でもこのお店で私はドン2の推定5を打てています。毎回ではないんでしょうけど、もしかしたら私の収録時の隠れ全台系にでもなっているんでしょうか。幸い1台だけ空席があるので打ってみる事に。

 

 

※BIG後の数字は全て累計値で「RTゲーム数.RT中ハズレ回数.RT中リプレイ回数」。

 

 

 

打ち始めて早々にロゴ花火が出現し、設定5,6濃厚となってくれました。やはり私の収録日は隠れ全台系になりやすいのでしょうか。

 

 

 

 

1回だけでも状況と傾向込みで粘りきれそうでしたが、2回出てくれたらもう文句ナシ。後はブン回すのみです。

 

 

 

 

22時過ぎに実戦終了。出玉を流すと1072枚。ファンキー2とひぐらし祭2合わせて投資は9kのみだったので弱日当です。

 

もはや数値だけで自信を持てますが、周囲の状況を合わせても推定設定は5or6。これからは抽選が悪ければ朝イチからドン2を視野に入れられそうです。「あの取材だから強そう」とか、「特日だから出そう」という安直な読み筋でもツモって勝てる事もありますが、安直だからこそライバルも増えます。こうして高設定にたどりつける自分だけの読み筋を用意しておけば、狙い台を取れなかった時の保険として扱える事もあります。

 

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

 

>>【動画】『プロスロ13 第178弾:前編』

 

>>【動画】『プロスロ13 第178弾:後編』