【パチスロ傷物語 -始マリノ刻 -】初代に近い打感!初当たり軽めで遊びやすいサミー最新作をレビュー!
チワッスあしのです!
こちらはサミーさんの最新作「パチスロ傷物語 -始マリノ刻 -」のレビュー記事です。なんでもこちらは初代「パチスロ化物語」の遺伝子を受け継ぐAT機であるとのこと。最近の機種にしては初当たり軽めでサクサクプレイできる快作でありました。各項目5段階、独断と偏見に基づくレビュー行ってみましょう。なおこちら、例によってまだ内部の具体的な数値などが良く分かってない状態で書いています。実際に打つ際には「なな徹」にてご確認を!
サクサクプレイできた!
・通常時の打感は初代に似てた。
・前兆の見せ方がちょっと独特。
・CZも良く考えられた作り。
・ATは駆け抜け多し(初代と同じ)
・1回乗せるとデカい。
自分の中での初代「化物語」のイメージはスタイリッシュな演出と1回乗せるとデカいATの2つなんですが、これは今回もしっかり再現されてました。CZ「クライマックスバトル」関連はこれまたおそらく初代に似た感じの抽選になってる気がします。もちろんCZのループもあり。ただ見せ方はちょっと変わってて、今回は「工場ステージ」という前兆ステージ自体にCZっぽい要素がありました。特定図柄(狙えカットインが出る)を引けば引くほど前兆からのCZの突入率が上がる、という2段構えみたいな構造になってます。
CZ「クライマックスバトル」の見せ方もちょっと変わっており、5G以内に小役を引けば「回想」が発生。回想が進んだら進んだ分だけCZ突破率が上がる感じ。5G以内というので最初はちょっと無理ゲー感があったんですけど、回想で1G伸びるというのが味噌。その1Gで引いた小役も多分回想のステップアップに繋がってました。何も引かずに5G目のバトルまで行くとキツいんですけど、対戦相手によっては普通に回想1とかでも撃破してたんで突破率自体は結構高めの印象。今回の試打ではCZ突入15回に対して直撃を除き11回の初当たりだったので、70%くらい突破してますな。これはちょっと出来すぎか。
ATに関してはやっぱり駆け抜けが多い! というのが正直な感想。これはもうホントに初代と同じ。ただ1回乗せるとデカいのも変わらず。この辺は賛否が分かれる所なのかも。詳しくはATの項目でレビューします。
総じて「サクサクプレイできた」「CZ周りの見せ方が面白い」というやっぱり初代とまんま同じ感想。ただし初代の面白さにはもう1つ「爆発力」というのがあったんで、有利区間がある以上今回はそこがやっぱネックになるのかなという所でした。仕方ないんですけどもね。というわけでココは★4で!
演出はやっぱりスタイリッシュ。
・相変わらず時代の最先端をゆくスタイリッシュさ。
・前兆のあの「怪異怪異」の文字はちょっと控えめになってる。
・AT中の演出はシンプル。今作はデジタル図柄揃い演出ナシ。
・怪異図柄揃いはいつでも出てくる。
・ヒロインが減った(原作準拠だけど)。
演出は相変わらずスーパースタイリッシュ。筆者は初代の「化物語」が全パチスロの演出をひとつ上の世界へ引き上げたと思っています。それくらい当時は衝撃的なカッコよさだったんですけど、今作も演出の出来はしっかり引き継がれていました。相変わらず世界観の作り方がめちゃくちゃカッコいい。
初代を代表する演出として、前兆中の「怪異」文字がありました。ただ、これが今回はちょっと控えめになってます。わざとらしくない感じで背景に「傷」とか「血」みたいな文字が溶け込んでる。進化だなぁ……。
AT「ヴァンピーバトル」はバトルってついてるだけあってキスショットとの闘いが延々と繰り広げられる系に変化。デジタル図柄揃いは無くなってます。また初代の代名詞だった「倍々チャンス」は別の形に変化。それに従い演出面もだいぶ変わってます。
なので通常時に関しては「前作の進化」の印象があり、ATに関しては全く別の形になってる、というのが演出面での印象です。どっちにしてもカッコいいんですけどね。ここは★5で!
「降臨ノ儀」は「倍々チャンス」の正当進化?
・AT中はレア役および「怪異」図柄出現で特化ゾーン抽選(枚数上乗せもある)。
・特化ゾーンは「解鬼ノ刻」と「降臨ノ儀」の2種。
・「解鬼ノ刻」はループ式の上乗せ特化ゾーン。
・「降臨ノ儀」は3つの数字をかけ合わせ、更に倍率ドンな感じ。
・ボーナスもあるぞ!
ATはレア役とおなじみ「怪異」図柄の出現で特化ゾーンと上乗せ枚数の抽選などをおこなっています。今回は「レア役狂化ゾーン」なるものがありその間にレア役を引くと差枚上乗せが濃厚となる模様。ソレとは別に狙え演出の出現率がアップする怪異高確もあり。その2つが絡むとより上位の状態になるようです。
前回は上乗せゾーンといえば倍々チャンスだったんですけども、今作は「解鬼ノ刻」と「降臨ノ儀」の2種あり。「解鬼」は前半部で差枚上乗せを行い、後半部のバトルを突破すれば恩恵をゲットした上でまた前半部から……というループ式になってます。バトルは自力なので、これも引き次第ではどこまで伸びるかわからない感じ。
「降臨ノ儀」は今作1番の見せ場。3つの数字の掛け算で上乗せ枚数を決め、さらにEXゲームで倍々に増えていく、というもの。また3つの数字が特定の組み合わせだと1000枚乗せが発生するというギミックもあるそうです。今のところ分かってるのは「ゾロ目」と「543(コヨミ)」だけですが、他にもあるのかな? 「331(サミー)」は1がそもそも無いからダメっすな(笑)
なんにせよ上乗せが強力な分、どうしても駆け抜けが目立つのが機種の特徴といえば特徴。ここをどう捉えるかで機種の印象もだいぶ変わるんですけども、初代が好きだった人には良いバランスなんじゃないかと思いました。当たり軽いですしね。というわけでここは★4で!
初当たり確率の差がデカい。
・AT初当たり確率にかなり大きな設定差あり。
・有利区間リセット後は「降臨ノ儀」のチャンス?
・当たり=ATなので挙動もわりと素直。
今作は疑似ボーナスなどを経由してメインATに行くタイプじゃなく、当たり=ATです。それで初当たり率に結構デカめの差があるので、挙動としては結構素直な感じになりそう。特に設定3以下と4以上で初当たり確率が大きく乖離しているので、まずはここを見極める所からスタートなんじゃないかなと思いました。
また、今作は有利区間のリセット後は「降臨ノ儀」のチャンスであるとのこと。つまり朝イチが狙い目だったりするんですかね。この辺はまだちょっと良くわからないんですけど、もしそうだったら立ち回りパーツとして覚えておくべき部分になるのかもしれません。
まあ当たりが軽い、というだけでだいぶ狙いやすいですし、引きによっては大量獲得も見えるんであんまりガッツリ腰を据えて打てないけどワンチャン狙いたい! という場合にも座りたい台ですな。なのでここは★5で!
やりすぎない感じのちょうどよいスペック。
最近の機種はどうしても投資金額がかさみがちで気軽に打てない……とお嘆きの方にもオススメできる、比較的落ち着いたスペックな気がしました。ただ1回伸びるとどこまでいくか分からねぇ! みたいな機種ではないのでそこは注意。あくまでも6.5号機です。その上でいうと筆者はこれは「結構バランスいいな」と思いました。ATの駆け抜けだけは如何ともしがたい部分はありますが、まあそれをレギュラーと考え、たまにデカい当たりが来るぜ! みたいな理解をすると無駄にイライラすることもなく打てるでしょう。
なのでこれはそういう人向けの台。そういう人にとっては★5だと思います。
はい、以上がサミーさんの新作「パチスロ傷物語 -始マリノ刻 -」のレビューでした。これ原作のシリーズは「化物語」までしか見てないんですが、いまどんな話になっとんだと興味深く打てました!
今回のレビュー結果
相変わらず色々かっこよかった
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