【ショールーム】稼働前のパチンコ＆パチスロを事前に打てる謎の部屋は一般ユーザーも使えるのか？

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ショールーム」について。よくライターさんが「ショールーム行ってきました！」みたいな感じでポスト（ツイート）してるアレですな。あれは一般ユーザーさんも入っていいのでしょうか。確認してみましょう。どうぞ。

ダメです（例外あり）

住宅系ショールームにせよ車のショールームにせよ基本的には誰でも予約すれば入っていいのが世の常なんですが、ショールームというものは大前提として「購入検討してる人に商品を見せる」為に存在しています。パチンコの場合、エンドユーザーはたしかに遊技客なのですが、購入するのは「ホール」であるため、基本的には「ホール関係者」しか入れません。あとはメディアですな。

ただ例外もあって、ショールームで打てるイベント的なものをやってるメーカーさんというのもあり、そういう場合は応募して抽選にパスすれば打てます。あるいは芸能人や著名ライターを招いた発売記念イベント的なものの会場にショールームが選ばれる事もあります。多分これらが一般の遊技客の方がショールームに入る事ができる機会として一番多いんじゃないかと思われます。

ホールコンサルタントとはパチンコホールの営業支援を行う人なんですが、当然機種選定から行うことが多いわけで、決裁権は無いとはいえメーカーからすると重要顧客です。「シンクタンク含む」というのはこれが正しい表現か分からないのですが、パチンコ業界にはホール向けにデータを売る商売というのがあります。直接ホールを見て玉利率を調整したりするのではなく、「この機種はこういう風に使うと良いだろう」「適切な導入台数はこのくらいだろう」みたいな予測のデータを売ったり、あるいはセミナーで公開したりする。広い意味ではホールコンサルタントなんですが、もうちょいマス向けの事をやっとるイメージです。

あと販売業者はそのままの意味。中古機販売の場合はコンサルタントを兼務してる人もおりますが、なんにせよ機械の事を知らんと商売にならんので結構ガッツリ打ってるイメージがあります。

最後の「メディア」は我々みたいなライターのことですな。上記の人々とは違い直接売り買いには関わらないので営業というよりは広報活動の一環として呼んでいただく、あるいは受け入れていただくことになります。なので試打する際もショールームじゃなくて開発室の一画とか会議室で打つ事も多いですし、当然試打可能な時期も違います。したがってメディア同士は別媒体でも同じ部屋で打ったりするケースがあるんですが、ホール関係の方とかぶったり、というのはあんまり無いはず。少なくとも筆者はバッティングした経験はありません。当然っちゃ当然ですな。ホール関係の方はガチのお客様ゆえ、そんな失礼はできませんからな。

ショールームラリーは狙い目？

ちょっと話を戻しますと、一般ユーザーの方がショールームで打つ場合は「メーカーがユーザーを招くイベント」というのに参加するのが近道です。面白い例では「Pジューシーハニーハーレム」の発売時には、出演女優の方々を招いた記念ファンイベントをサンセイさんがショールームでやっておられました。コロナの時期にはそういうのも自粛されてたんですが、いよいよアフターコロナということでこれらも段階的に解禁されておる模様。今後は開催機会も増える事でしょう。

んでそれでいうと、来る10月1日に上野村を舞台にした複数メーカー型のショールーム試打イベントである「パチスロ版KIBUN PACHI-PACHIショールームラリー」が開催予定になっています。5月・6月に開催された同名イベントのパチスロ版で、今回も多数のメーカーが参加予定。普段はなかなか入る事が出来ないショールームを複数一気に制覇するチャンスな上、ここでしか手に入らない限定デザインのプレゼントも用意されているそうなので、お暇な人はぜひどうぞ。なおこちらは抽選式となっておりますので、参加したい人は早めの応募をオススメします。

豪華ゲストも来るらしいぞ！