ガリぞうが考える「遊技台を譲る側と譲られる側が守るべきこと」とは？【収支日記#200：2023年12月26日(火)～2024年1月1日(月)】 (3/3)

12月29日：台を譲る責任

 

今日は福岡県北九州市で来店実戦です。

 

皆様は自身が打っている台を何かしらの理由で誰かに譲った事があるでしょうか。私はまあまあな頻度であります。この際、たった1つだけ守られていなければならないのが譲る側も譲られる側も「自己責任」を自覚する事です。

 

その昔、収録中に5号機ハナビを打っていたら、隣の台の獲得枚数履歴に309枚がある事に気付きました。ところが、その隣の方、こちらが何も言っていないのに、「今のBIG処理見られてましたか？」と私に聞いてきました。しかも、誰がどう見ても挙動不審で、その眼には罪悪感とも言うべき焦りが見られました。何でこの方はこんなに焦っているのだろうと思いつつ昼食に行くと、再び獲得枚数の履歴に309枚の表示が。

 

※5号機のハナビのBIGは基本的に311枚の払い出しを受けられますが、BIG中のハズレを1回ひくと309枚に減り、ここに設定2以下（1/16384）と設定5以上（1/480）で大きな差があります。

 

ただ、この309枚表示は、本来1度だけで良い枚数調整を3度やると、意図的に作り出す事ができます。これほどにキョドった人を見たのも久しぶりですし、おそらくこの彼は自ら309枚を作ったのでしょう。しかも、私が昼食から戻ってからしばらくして、その彼は2度もBIG中の309枚が出たハナビをヤメていきました。まず間違いなく似非309枚なのですが、私は他に狙い目もなく、かと言って見し続ける訳にもいかないので、この台の後釜を打ってみる事に。

 

結果、私は3万以上の投資をかせられ、負けてしまいました。だからと言って、帰っていった彼を恨む訳でもなく、どのみち設定1でも100%あると思って打っていたので私的にも問題ありません。そう、ホールにおける全ての出来事は自己責任であり、自身にふりかかる災難は自分で処理しなければなりません。隣の爆音がうるさいのも、事前に音量を下げておかなかった自分が悪いのです。隣の台パンに耐えがたいのも、指摘なり通報なりしていない自分が悪いのです。台を譲る側も譲られる側も自己責任という自覚があってこそ人同士の亀裂を生まずに済みます。

 

話を戻して。入場抽選は225人中52番。こちらのホールは演者寄せしつつも各所に遊び心を作ってくれる印象なので、まずはジャグラーから入ってみます。

 

 

※*印はチェリー重複の意、#はレアチェリー重複の意。

 

 

朝イチこそ深めでしたが、その後は軽いゲーム数で次々とペカりを重ねます。当たりがREG主体なので出玉こそ微妙ですが、2000GでBIG=5,REG=12（単7）と設定予想的には好感触です。

 

 

 

 

16時の規定時間終了によりヤメ。出玉を流すと565枚。差引200枚弱のプラスとなりました。離席する際、隣の方からお声掛けを頂きました。

 

隣の方「その台、打っても良いですか？」

 

一応、全ての数値をお見せした上でも移動されるようなので、ガンバですと応援だけして撤退しました。

 

23時。ホテルで原稿を書きながらも、やはり気になってしまいます。もし大ハマリで大敗していたらどうしようかと心配になります。その後、どうなったのか確認してみると……？

 

 

 

 

投資は深かったようですが、その後は順調な右肩上がりでしっかり勝てたようで、ホッと一安心です。やはり、台の譲り譲られでは過去に何度も険悪な空気を体感しているので、どうしてもデリケートになってしまいます。譲り譲られる際は互いの関係性も大事なのかもしれません。

 

 

 

以上で悪夢の12月を終わります。来週は2024年の抱負も含め、ゆるやかに進み始める1年のスタートをお届けします。お楽しみに。