天草ヤスヲの来店取材のススメ!設定確保のために奮闘する日々をアツく語る (1/3)
天草ヤスヲ
熊本県出身。専業から漫画家アシスタントを経て漫画家デビュー。パチスロ7の「苦愛シリーズ」は長期連載の人気シリーズに。Webでの連載や動画出演、来店実戦および取材、さらに連れ打ち企画など漫画だけではないフリーの「パチスロ何でも屋」として業界全体の盛り上げに活躍中。- https://twitter.com/amakusayasuwo
- 天草ヤスヲのちゅんげーブログ
- https://ameblo.jp/yasuwoamakusa/
- 苦愛取材 4番は俺だ!【公式】
- http://blog.livedoor.jp/kurabu_syuzai4/
- ブッコミ回胴記
- https://pachiseven.jp/articles/list_article/41
「エキスパート」天草ヤスヲ編、第3回です。
今回は集客アイコンとしても知られるヤッさんの来店のススメ!来店をはじめたきっかけや、来店で心がけていること、業界改革案などたくさん語っていただきます。
天草改革のきっかけは「○万円の来店」
スロットで勝つために必要なことは「店選び、データ分析、天井ゾーン狙い」と書いていただきましたが、苦愛の動画でも、下見や台選びでデータを活用されていると仰ってますよね。
これはお店にもよるので、全くデータを無視するとこもありますし、今は正直取材があるので、それに合わせることが多いです。なのでその店に入ってる取材とかも含めたお店選び、データ分析っていう感じになりますね。
そのお店が何をしたいのかちゃんと特色を掴んでおかないといけないですよね。
やっぱり対機種より対ホールですか?
ディスクアップは別ですけど、機種に対する技術介入度で差が出るものはほぼないんじゃないですかね。基本的にみんなネットで調べるので、天井ゾーンは捨てない方がいいとか、そういう知識は持ってますしね。
大学生くらいから始める人にとっては高すぎる遊びなので、最初に勝つチャンスがないと始めきれないと思うんですよ。突き詰めていくと勝たなくていいってなるかもしれないんですけど、でも高設定を打つ方が低設定より楽しいはずなんです。
面白いですよね。
そうなんですよ。みんな旅行って事前にご飯が美味しいところや宿泊先とか色々調べるじゃないですか。なのにパチスロは家から近いホールに行く。「もっと調べてより面白く打てるところを探した方が楽しいんじゃないの?」って、それもパチスロの1つの在り方だと思うんですよね。
いつも近所の定食屋さんに行くけど、たまにお出かけしようっていう時は適当にお店入らないでしょ?
いつもは行かないところを選んだりしますね。
「今日休みで朝から打てるから、ちょっと良さげなホール探して行こうかな」っていうのはパチスロの楽しみが増えて彩りが出るかなと思うんです。
それでもし自分の好きな台の高設定とか触れたらものすごく楽しい瞬間がいっぱいあるんですよ。
ぜひホール選びも楽しんでいただきたいということですね。
その1つの基準として、取材来店では「ちゅんげーリサーチ」や「天草ヤスヲ」という名前が集客のアイコンになって、取材してる店なら打てるという印象ですが、きっかけは何でしたか?
僕が初めて来店したのは8年ほど前、代理店を挟まずにホールさんから直でいただいたお仕事でした。
元々は別の漫画家さんが入ってたんですけど、その方が受けれなくなったから僕に回ってきて、「1年間、月1回行ってパチスロ打ってくれればいいよ」というお話でした。
その頃ってライターさんの来店をいっぱいやってて、いわゆるライターバブル期だったんですよ。ホールさんも「誰でもいいよ」って感じで、正直俺のことはそんなに知らなかったんですけど行くことになりました。
それがスタートだったんですね。
その仕事、パチスロ打って帰るだけなのにギャラが高いんですよ。その時に「ライター来店って何の意味があるの?」ってすごく思ったんですよね。
そこで僕は「机を貸してもらえませんか?漫画家だから似顔絵とか描きますよ」って提案して、最初は常連さんの似顔絵を描くところから、打ってるのをリアルタイムで漫画にしてTwitterに載せたり、仕事の幅を広げていきました。
ただパチスロを打つだけの来店は意味がないと。
要はお金はもらってるけど、信用とか信頼とか何も残してないじゃんって思ったんですよ。やっぱりそれを積み上げる作業をしないと。今も「来店とか意味ないことに、お金使わないでくださいよ」ってユーザーさんが言ったりしますけど、そうなっちゃうよって思ったんです。
当時ライターはみんな勘違いしてて、タレント様みたいな感じになってましたね。とある大御所ライターが飲み会で「俺がライターの値段を上げて、ホールを全部ベタピンにした!ベタピンでいいからギャラ上げろって言ったら通った」って言ってたのを、みんなが「カッコイイー!」って言ってたんです。
俺は「そんな考え方をカッコイイとか思ってる人が、来店とかを主にやってるからパチスロから人が離れてるんだな」と思ってめちゃくちゃ腹が立ちましたね。
ちなみにそのライターさんとは…(笑)
言わないですよ(笑)
そうですよね(笑)
ご想像にお任せしますすごいムカついたけど、その飲み会に連れて行ってくれたのが仲良いライターの子だったんですよ。
その大御所ライターさんも僕が漫画家だから一応「先生」って言って立ててくれてましたし、僕にどうこうっていうのはなかったんです。
モメずに済んだんですね。
でもその大御所ライターさん、若いライターの子たちが現場でそんなに稼げないってわかってて「いくらなの?」って聞いて、「これぐらいです」って答えたら「俺は何千万も稼いでるんだよ。偉いだろ」って言ってて、本当にクソだなって思いましたね。
そこから僕は違う形でやろうと思って始めました。ちなみにその来店の時にいただいてたギャラは1ヶ月に1日行って○万円でした。大御所のライターさんは、その2〜3倍は普通に貰ってましたね。
こ…高額ですね!
「○万って何!?」って思いますよね。
僕の漫画1本の原稿料と同じくらいで、当時の僕の来店にそれと同等の価値があるとは、絶対に思えませんでした。
なので、別のところで来店取材を始める時に「1/4の○万円でスタートさせてください。その○万円で倍の価値ある仕事をします」と伝えました。
来店して似顔絵も描くし、取材の結果を漫画にしたりしてきましたね。
ちなみにホールの設定に関してはお願いとかしてたんですか?
設定使ってほしいっていう気持ちはあるんですけど、当時の僕は漫画家としての活動しかほとんどしてないので、表に出る人間としてはほぼ無名でした。
なので「タダでいいんで、高設定使ってください!」ってホールさんに言っても、逆に「何様だよ」と思われて成立しなかったと思います。
だからどうすれば高設定を使ってもらえるかを考えてた時に、ちょうど某店が当時人気のバジ絆に高設定を使ってくださってベル6が出たんです。
それを僕がTwitterに上げたら凄く反響があり、集客が上がったんです。
その時に「Twitterにこういうのを載せたんですよ」って言ったら、「ああ、なるほど!今って設定使ったらちゃんとお客さん来るんだ」って。営業部長もわざわざ見に来て、じゃあ設定456使おうってなったんですよ。
その時は結構多く入ったんですか?
絆だったからその時は4が多かったんですけど、とにかくいっぱい確定を出そうみたいな感じでやってもらいました。
集客力も上がって「ああ、よかった。設定入れば人ってちゃんと来るじゃん」みたいなのがありましたね。
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