理想は「ざっくり」「流したい」「絞りたい」!ドル箱タワーマンション派のウエノミツアキが推奨するパーソナルシステム普及推進論!

理想は「ざっくり」「流したい」「絞りたい」!ドル箱タワーマンション派のウエノミツアキが推奨するパーソナルシステム普及推進論! eyecatch-image

パーソナルシステムをもっと普及させたいというお話

 

パーソナルシステムは、お好きですか?
僕は、大好きです♡


いや、わかりますよ。30年以上前からパチンコを打ってますから、玉はドル箱にジャーッと叩き入れて、それらをできるだけタテに積みまくってこそ華だということはわかります。


そう、昔みたいに大当たりはすべて2500発で、ドル箱もちょうど2500発入って、当たるたびに一箱ずつ積んでいくというのなら、パーソナルシステムよりも圧倒的にドル箱タワー派です。なんならドル箱タワーマンション別積み派です。


ただ、今のマシンはほぼ、そうなっておりません。
当たりによって出玉はいろいろで、ドル箱にちょうどよく納まるなんてことは稀。


これ、入りきるかなぁ……下皿ガッチガチにすれば店員を呼ばなくても大丈夫かなぁ……うーん、微妙だなぁ……呼ぶ? いや、でも、これ、たぶん、新しいドル箱にちょっとだけ入れることになるよなぁ……それでST抜けちゃって、すぐに飲まれて、すぐ店員呼んだら「コイツ、ドル箱換える必要なかっただろ? チッ……」って舌打ちされるだろうしなぁ……台「下皿が満タンです。玉を抜いてください」……ですよねぇ。よし、呼ぶか!……いや、呼んで「ドル箱換えたらSTすぐ抜ける」ってマーフィーの法則が発動するのは目に見えてんだよ! 知ってんだよ! とりあえず玉すくい用のカップに詰められるだけ詰めてしのぐかぁ……台「下皿が満タンです。玉を抜いてください」……ですよねぇ……あ、上皿がサラッとしているから、下皿のを上皿に入れて、下皿に貯まったらまた上皿に入れてっていうピストン運動をくり返したらなんとかしのげるんじゃないか? よし、やってみよう!……って、そんなこと考えてたらST抜けてるし! 連チャン終わっちゃってるし!!……台「下皿が満タンです。玉を抜いてください」


うるせぇ!(ガンッ)


いや、「ガンッ」はダメ! そう、「ガンッ」はダメだから、そんなことを考えなくて済むように、パーソナルシステムにしてほしいわけです。パチスロは自分のさじ加減で調整できるのでいいんですが、ドンドン玉が出てきてしまうパチンコは全台パーソナルシステムにしてほしいわけです。


ちなみに『パーソナルシステム』というのは株式会社マースエンジニアリングの商品名で一般的には「各台計数システム」が使われるってことなんですが、パーソナルシステムのほうが通りが良いのでこの名称のままで話を進めますことをご容赦ください。かしこ。


まあ、パーソナルシステムを使うことで店側としては店員の労力を減らせて人件費が削れますし、所持しておく玉の総数を減らせますし、玉の洗浄費用も減らせるので経済的効果大。通路にドル箱を積まなくて済むので、災害時の避難経路の十分な確保にもつながり、消防法的にも文句なし。初期投資はかかるかもしれないけど、それほどの期間を経ずに回収できるでしょうからメリットのほうが大きいと思うんですよね……ん?


店「出玉感をアピールできないのがねぇ」


いや、それはもう大丈夫でしょう。導入が始まった2007年から12年経っていて導入店舗はかなり増えてますから、お客さんも慣れていますって。ドル箱ランプがレインボーに光っている台が散見されれば「結構出てんな」という感じになりますし、実際にドル箱を積むよりも出ている感を醸し出せている可能性すらありますからね。持ち玉をそのまんま表示するタイプならリアルな数字がわかることで、下手にドル箱の上げ底をしているような店よりも好感度は高まると思いますよ。


客側としてもリアルタイムで出玉数を確認できて、交換時に端玉を調整できて便利。最も大きいメリットは前述したようにドル箱交換で店員を呼ばなくて済むということですが、持ち玉もカードに入れられるので移動が楽というのもひとつ。あと、椅子のうしろのドル箱がないから離席しやすいですし、ドル箱タワーを倒すことはありませんし、玉を盗まれる心配もない。こちらもメリットだらけで、客も店もWINWINだと思うんですけどね……ん?


客「最後にジェットカウンターへ玉を一気に流し込む爽快感は捨てがたいなぁ」


あー、それはわかります。わかりますけど、詰まったりすると結構待たされますよね。ていうか、店が混んでいると店員が全然来なくて待たされることがあります。そのストレスなく、終わったらすぐにカウンターへ行けるということで相殺にしましょう。


客「あと、流してみたら予想よりも多かったときは、嬉しいよね」


あー、それもわかります。マイホだと概ね予想の範疇に納まりますが、あまり行かない店だと予想と千個くらい違うこともありますからね。その嬉しさは欲しいところですね。あとジェットカウンターで桁がひとつ上がるかどうかというところで、ギリギリ上がったら嬉しいというのもありますね。うーん……。


それらはパーソナルシステムに盛り込んじゃいましょう!


「計測した玉数を表示するしないを選べる」というシステム。
それもいくつかの選択肢が用意されていて、「完全に表示しない」もあれば「一番上の桁だけ表示する」とかもあると良いです。


大体、当たりの数から予想はつくわけで、「1万8千か9千発辺りかなぁ……」となっているときに再び当たり、「もうすぐ1万の桁が“2”になるはず! 上がれ! 上がれ! 上がれ!……上がったぁ~♪」


これは、わりと気持ちよくなれるでしょう。


あと、「ざっくりドル箱で表示」とかも欲しいところ。日によってランダムで1600発箱相当で計測するときもあれば1700発箱相当のときもある。何回か出し入れして「今日は1600発箱かなぁ」と思っている日に「ざっくり10箱くらい」で実戦終了。最後に答え合わせでバンッと玉数を表示したら「17000発」! 間違いなく「よーしっ!」でしょ。もちろん逆もあるけど、自分の持ち玉で一喜一憂する遊技がひとつ加えられるのは良いです。


いずれにしても最後に正確な数字を表示させるわけですけど、そこで「しぼり表示」っていうのがあるといい。上の桁からしぼるように少しずつ手動で見ていけるシステム。「1万の次は……7セグの左端がタテ2本! つまり0か6か8! まあ、特賞回数的に0はないから6か8! 2千発の違いはデカい! 8来い! 8来い! 8来い!……うーん、6~」とかね。


嗚呼、しぼりたい。持ち玉を少しずつしぼって見ていきたい。


どこぞの周辺機器メーカーさま、どうですかこの「玉数表示選択システム」。バクチ好きには人気が出ると思うんですよね。どうにかこうにか作ってください! たのんます! 切望!!

この記事を共有

いいね!する

129

この記事にコメントする

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る