設定付きパチンコ、6号機スロットはホール目線でどういう評価だった!?石川忍が振り返る2019年はどんな1年だったのか!?

石川忍 プロフィール

1986年に日本大学文理学部国文学科を卒業し、大手ホールグループに就職。6年勤めた後に独立し、ぱちんこ業界専門WEBサイトを開設。その後もメディアへの出演やセミナーでの講演、各種執筆などパチンコ業界で精力的に活動中。

P型式、6号機(新基準機)は年間通してホール目線的にどういう評価だったのか?そして、2019年はどのような1年だったのか?

 

泰山鳴動して鼠一匹ってわけにはいかなそうな雰囲気の2019年も年の瀬でございます。


まぁ、今のところは新機種+年金+ボーナス効果等々のおかげか大きな落ち込みを感じる風ではありませんが、さて、絆、ハーデスの無い正月明けはいったいどーなっちまうのでしょうかと、連日の忘年会が原因とは思えない微妙な胃のシクシクを少々感じる今日この頃。


昨年末のこの時期といえば、非常に耳ザワリなハーデス冥迷王狂想曲が高らかに鳴り響く中、HEY!鏡の余韻に身をゆだねつつパラパラっと市場投入され始めた6号機を目で追いながら年明け導入の蒼天&星矢コンボに淡い期待を抱きつつ、パチンコも年明けはCR(まだCR)ルパン三世があるし~…って感じだったよーに記憶。先行6号機がHEY!鏡以外はパッとしないまでも、まぁ、まだ始まったばかりだし1年は猶予もあるし… 逆に、これでそのうちソフトの変更だかなんだかでお安く6号機ハーデスが「優先で♪」導入できるんだもんね~♪(で、このアリサマデスヨ。) と、さほど切羽詰まった状況では無いんじゃねーの的な業界特有のポジティブな無思考状態に突入。その後、アッとゆー間に春先までグダグダ時間は経過しRe:ゼロの登場を迎えると恒例のワーワー争奪戦勃発。で、秋の気配とともに俄かにまどマギし始めたと思ったら絆ハーデスでイマココ。パチンコも同じ様なもん。結果、倉庫の中には例年通り行き場を失った御付き合い購入産廃機が野積みの様に鎮座しているわけでございます。それでも某社や某社や某社や・・・あたりは未だに恥ずかしげも無く「機歴ガー」とか「お得意様には優先ニー」言いやがる。


今年はさ、期限の見える「外さなければならない機械」があったから、計画的に準備を進める上でその「ガー」とか「ニー」って機械もひっくるめて計画へ落とし込んで購入してたけど、ワシのメーカー担当諸氏はボチボチ感じてくれているでしょうが、もう落ち着いたから(ニッコリ。こっからはノ~ンビリとカッチリとより計画的に認定切れまで行きますので。いくら計画通りと言ったって多少の無理はありましたし。コッチに無理が出るってことはそのシワ寄せは結果お客様へ行ってしまうわけでして、御迷惑をお掛けしましたがなんとかしばらく生き延びる手立てはおかげさまで施せましたので、どうかごゆっくりとお楽しみくださいって言いたいじゃん!言い続けたいから厳しい中生き残ろうとしているんじゃん!! 寒くても暑くても雨が降っても月に数回でも、普段は貯玉で低玉を細々遊んでて、年金出たからって4円島で気張っちゃう爺ちゃん、婆ちゃんがまだ居てくれる内はね。


そんな2019年であったわけですが、パチンコ機は年明けリリースあたりからは319も増えてきたってことはだいぶ試験慣れしてきたってことでしょうし、期待してはいるものの、機械は安くならないんだから「ガー」や「ニー」ってのはいい加減ヤメレ(呆。そこまでしなきゃならない機械じゃねーんだし(笑。回胴は大物高射幸性の撤去も進む(まだ本エントリーを書いている段階では“??”なので「だろう」かなw)し、実質的な内規の緩和も決まったし、Sバジリスクの市場投入も決まったので、ひとまず1ターン目の息継ぎをみんなでして、2ターン目に楽しみを持ち越しって感じのこっから先かな。


今年の流行語大賞はラグビーWCで広まった「ONE TEAM」が、そして今年の漢字は新元号から「令」の1文字とのことで。昨年の「今年の漢字」だったのが「災」の1文字。昨年も今年も自然災害の猛威にさらされた日本列島だったわけですが、今年選ばれたのはどちらも前向きに感じられる言葉。いいと思います。今年の当業界を漢字1文字であらわすとなんだろう?「惑」かな…。6号機への切り替わりで戸惑い、参院選で戸惑い、高射幸性遊技機やいわゆるみなし機の撤去で戸惑い…ずっとなんだか戸惑いっぱなしの2019年だったのかなと。いや、「慢」とか「驕」かもしれないなぁ…。業界全体が、新規則機の適合状況がここまでひどいのが続くとは思っていなかっただろうし、参院選もなんとかなるって思っていたかもしれないし、高射幸性遊技機やいわゆるみなし機問題もなんだかんだ言ってもなんとかなるんじゃねーかと甘くみていたかもしれないし…。そこここに驕りや慢心があったかもしれない…。

 

そんな中、幻想なのか、勝手な思い込みなのかわからないけれど、一瞬、ほんとに一瞬だけ参院選のとき、「この業界」が「ONE TEAM」になりかけたよーに見えたんだ。全ての業界人が同じ方向へ視線だけは向けたその瞬間、30年以上この業界の末席にいて初めてのナニカがよぎったの。斜陽産業筆頭と言われ久しいし、時計の針を巻き戻す事もできないけれど未来を思い描いてはならないと誰かに決められたわけじゃない。出入りのメーカー担当くんはハネムーンベイビーを授かったらしい。仲良しの開発会社社長には3人目のお子が先日誕生。もう1人の仲良し社長の娘さんは大学も決まりもうひと頑張りと腕まくり。こんなワシにも家族があるわけでして、そー簡単に朽ち果てるわけにもまいりません。30年以上もこの業界で飯が食えているって事はこれはこれで才能なのだろうと、いい意味で勘違いして生きて行こうと思えたこの2019年でした。

 

いつまでこの場で書かせていただけるかわかりませんが、ひとまず、本年中のご愛読ありがとうございました。どうか皆様御自愛頂きまして新年をお迎えください。

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