「月刊パチマガスロマガ」ライターに必要な要素を編集長が熱弁！必要なものは「愛と情熱」 (2/3)

マガジンファン必見！編集部員、ライターに求める要素はコレ！

編集部員に必要なスキルについてですが、アンケートの回答を見るとスキルというよりハートが大事ということですかね？

そうですね。「パチンコ・パチスロへの愛情があること」「こだわりがあること」、この2つに尽きると思います。絵や原稿が上手いとかは何とでもなるというか。ラフを書くにしても、我々の場合パソコンじゃなく紙で書くんですよ。なんならあとでお見せしますけど。

はい、ぜひお願いします！

そういう下書きみたいなのを書いて、画像とかと一緒にデザイナーに渡すっていう古い手法をとってるんですけど、そうすると普通のやり方より動きのあるページが作りやすいっていう。

ちょっと口では説明しにくいので、実物を見てもらった方が早いかな！今、紙媒体の人でも手書きのラフ書いてる人少ないと思うので、きっと面白いと思いますよ。

それ以外の技術的な部分は、入ってから覚えるみたいな感じですか？

そうですね。僕も全く畑違いの状態だったので、入社してから覚えていきました。ただ雑誌の編集とか本に対する憧れは結構強くて、昔から作文が得意だったりはしましたけどね。

それでパチンコ・パチスロも大好きだったので、すごく良い仕事だなと思って。

でも応募した時は全くの未経験ですから、本当に赤ん坊に歩き方教えるぐらいの感じで教えてもらって、今に至るっていう感じですね。

編集部の掟、マガジンライターに必要な要素に「熱と愛」がありましたが、これは代々伝わるものなのか、それとも編集長独自のものでしょうか？

僕独自のやつですね～。

あははは(笑)

代々伝わるものだったらカッコよかったんですけどね(笑)。ただ、僕自身もそうですけど、やっぱりそれがないとダメかなって。

熱量って、見る人には伝わるじゃないですか。例えば動画でも自分のお金でパチンコ打つ人と他人のお金でパチンコ打つ人でテンションが全然違うというか。

たしかに。それって動画見てると何となく分かりますよね。

あとは、いかにその台を愛しているかを突き詰められるかどうかっていうのは、本当に大事な要素だと思っています。

ライターさんと攻略軍団のお仕事内容についてですが、アンケートを見る限りある程度共通している部分があるように感じました。

ライターは自分で攻略を見つけてコラムや映像に出してもらう感じですね。基本的にこちらから「あの台に詳しくなって」といった指示を出すことはなく、その人の自主性に任せて得意機種を作ってもらい、それをフィードバックしてもらっています。

逆に攻略軍団にはこちらから「この台を打ってきて」「この台に詳しくなって」というお願いをすることが結構多くて。

ライターは基本的に個人事業主なんですけど、攻略軍団は「データ取り」という仕事をやってもらうアルバイトとか社員だったりして、立場が違うんですよね。

たしかに共通点もあるんですが、結構明確に違う存在かなと思います。

その中で、売れるライターは「自己分析ができる人」と「自分で動ける人」と。

もう、その2つに尽きますね。
「私に何ができるかわからないです」っていう人はまず売れないし、他人から仕事を待っている受け身の人もまず売れないですね。

たとえばメチャメチャ可愛いとか天才的なポテンシャルを持つ人が一時的にブレイクする場合はありますけど、「私これできます！」っていうプレゼンができないと、結局それも頭打ちになると思いますね。

原石的な魅力がある人を「こういうことやった方がいいよ」ってプロデュースすることはありますか？

それは全然ありますね。過去にはメーカーオリジナルコンテンツでキャラづけしてブレイクした女の子もいたりしますし。ただ、基本的には地道にコツコツやって、実を結んだり結ばなかったりという感じですね。