ガリぞう流立ち回りの真骨頂！0.7%の差を求めて推定5から台移動【収支日記#32：2020年11月3日(火)～11月9日(月)】 (1/2)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。　

とは言っても収支日記は昨年のモノで、11月3日～11月9日の1週間分です。

今月はアイムEX-KTとの入替で、中旬頃からアイムジャグラーEX-TPが大量に追加導入される予定です。今週は、そんなジャグラーにまつわる3本のコラムになります。私がジャグラーに思うあれこれを感じて頂けたら幸いです。

11月4日：ジャグラーキャラ？

今日はアイムジャグラーEX-TPのCM収録をしていました。

地元での日々の稼働で培ったパチスロの勝ち方を伝える事をお仕事にし始めて今月で22年目に突入しました。
最初はインターネットから始まり、記名記事・漫画・映像と、場を変えても目線は変えずに同じスタンスでやってきたつもりです。

ストーリー性のある伝え方をしたい場合は漫画が適していますし、グレーな部分も含めたリアルな姿を伝えたい場合は読み手の想像に任せられる文章が合っていると思います。リールのガックンや目押しの練習方法等、場面そのものを見てもらわなければ伝わらない場合は映像が最も向いているでしょう。

しかし、地元の稼働で培った勝ち方を伝えやすい漫画や記事とは違い、映像では実在するホールを舞台にしているので色々と問題があります。収録場所を提供するホールにはホールの目的があり、そこへ打ちに来るユーザーにはユーザーの思惑があります。多くの方達の思いが現場の設定状況を歪ませる場合もありますし、場所を提供して頂いているホールに迷惑がかからない発言も心掛けなくてはなりません。こうした部分が映像で勝ち方を伝えるに難しいと感じます。端的に言えば、地元の稼働でもやっている通りにデータを採取して設定の傾向を掴んでも、収録日に限り「今日はジャグラーが全台456です」になられると、問答無用でジャグラーを打たざるをえなくなります。

「自分の出演動画をジャグラー取材にしたくない」

そう動画内でも言い続けてきましたが、先日の収支日記でも書いた通り「ある程度は受け入れた方が良い」と、ワサビさんにも諫められました。確かに全てのホールがそうじゃないですし、普段通りの環境で立ち回らせてもらえる店もあります。その場その場で臨機応変に勝ち方を伝えられるスキルが今の私には求められているのかもしれません。

ちなみに。

この日に撮ったアイムジャグラーEX-TPのCMが、2020年12月14日から2021年1月末までの1ヶ月半、YouTubeやTwitter・Facebookのパチスロユーザー向けに動画広告として放送されています。

【「アイムジャグラーEX」導入開始！シリーズ最新作の魅力とは？】

https://youtu.be/g2US6ZQz99w

「ジャグラー取材にしたくない」と私が動画で話しているタイミングにこの広告が差し込まれたら、「オマエCM出とるやんけ」と自分でツッコミを入れてしまうかもしれません。ただ、ここを読んでくださっている方には私の言いたい事が伝わっているでしょうから、今後は臨機応変にやれるよう頑張っていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。

11月8日：傾向に順応

今日は「プロスロ13」の収録で岐阜県へ。ここは何度も収録させてもらっている店舗なので戦い慣れていますし、それなりに傾向も掴めています。

・推定全リセ

・平均設定は旧機種より新台が強め

・来店や収録案件の色に寄せる傾向

・前日ワースト台には高設定が入りにくい

加えてネットで検索してみると、今日は5台並びで設定5・6が3ヵ所入る傾向のある取材もあるようです。さらには今日に限り景品カウンターでゴーゴーカレーが入荷しているそうで。前述の傾向に加え取材内容や景品入荷も踏まえると、私には「4台設置のゴージャグ2」が大本命としか思えません。

朝8時半、入場抽選開始。120人ほどの人数の中、私の番号は23番。似た狙いの方も多数とは思いますが、高設定域のスペックの甘さからマイジャグに流れる方も多いでしょうから、この番号なら大本命台の確保も可能かもしれません。

朝9時、入場。

真っ直ぐゴージャグ2のシマに進むと、やはり4台中3台が空いていました。急いで台を確保して着席。間もなくゴージャグ2を含む全ジャグラーは満席になりました。

後はブン回すだけです。

今日の仕事はこれでほぼ終了かもしれません。

※*印はチェリー重複の意。#はレアチェリー重複の意。

設定差の小さいBIGこそ10回ひけていて出玉的には安泰ながら、打てども打てどもREGをひけない私のゴージャグ2。1131Gを回してREG=1回と、不安を隠せない内容です。

しかし、ゴージャグは圧倒的REG先行でも信用できないと同様に、多少ひけていなくても不安になる必要がないほどに設定が見えない機種です。事実、ゴージャグ2の他台は順調ですし、傾向・状況・取材内容からここが正解だと信じるべきかと。ここでも幾度となく言ってきた「ジャグラーは目の前の数字よりも根拠」と自らに言い聞かせて続行です。

REG確率が1/300前後にまで収束し、周囲の状況を踏まえてもここが正解の1つだと見て堅いだろうと思え始めた頃、同じく正解だろう真後ろの5台並びのファンキージャグラーが1台空席になりました。
逡巡する私。しかし、長らく迷っている時間はありません。

私の計算だと、ゴージャグ2は設定5で105.2%、設定6で108.4%(チェリー狙い時)。

ファンキーは設定5で105.9%、設定6で111.2%(チェリー狙い時)。

これまでのデータ取りからこの店の全5・6はほぼ5と見ているので、105.2%と105.9%の違いになります。

だとしたら、例え0.7%程度の差だとしても、ここは出玉率の高さを優先してファンキーに移動するべきです。

22時過ぎ。

ファンキーに移動後は700枚ほど出玉を上乗せしての実戦終了です。

今回の設定5・6が3ヵ所に入る傾向のある取材の中、おそらくその内の2ヵ所は私が打っていた1台目のゴージャグ2と2台目のファンキーでしょう。正直、もう1ヵ所は断定できないまま終わってしまいました。ただ、今日の実戦も踏まえた上でこのお店に関して1つだけハッキリと言える事は、まず間違いなく私の収録案件をジャグラー取材にしたがっているのでしょう。

それをホールが求めていて、ユーザーも理解しているから毎回ジャグラーが朝イチから満席になり賑わっているのだと思います。色々と思う所もありますが、ここは「収録や来店案件の色に寄せる店では抗わず傾向に順応する事で勝てる」という勝ち方を伝えているのだとして私なりの落としどころにしておきます。ホールがジャグラー取材にしたがっていようとも、色を無視して自店の色を見せたがっていようとも、その意向を読み取ってツモりにいく臨機応変なスタイルを確立できるよう今後も頑張ります。

【プロスロ13・第55弾】

前編：https://youtu.be/ohbBDeoBMG4

後編：https://youtu.be/PKPQEJXwNYY