ホールがユーザーを戻そうとしている、打ち手はこのタイミングを逃すな!注目は「地域一番店」「Aタイプ」「超韋駄天」そして「中古機導入」!?

ホールがユーザーを戻そうとしている、打ち手はこのタイミングを逃すな!注目は「地域一番店」「Aタイプ」「超韋駄天」そして「中古機導入」!? eyecatch-image
大崎一万発 プロフィール
大崎一万発

「パチンコ必勝ガイド」で編集長となった後、2003年にフリーに転身。
その後も編集者、ライターとしてパチンコ媒体に携わりつつも、タレントとして多数の地上波やWeb番組へ出演。また、パチンコ関連のアドバイザーやプランナーとしても活動中。

残り火はまだくすぶり続けるものの、そして完全に消えることもない状況ではあるが、世の中はようやく「経済を回さなくては」のフェーズに突入したように思う。もちろんパチンコ業界も例外ではなく、4月のドン底期には前年同月比6割もの売上減に落ち込んだ状況を、まずは「コロナ禍前に戻す」ことを課題に、多くのホールが集客施策に動き始めた。パチンコの歴史上、全国のホールがここまでガチで「お客さんを集めなければ!」に意識を集中した前例はなかったはずで、このタイミングを逃すのは打ち手としても余りにもったいない。知己のホールやコンサルタント諸氏へのヒヤリングを元に、立ち回りのヒントをご提供させてもらいたい。

 

まずは大視点からの店選びだが、これはズバリ「地域一番店」もしくは、「やる気のある=勢力図一変を狙う二番店(三番店)」を狙う。それ以下のホールは……申し訳ないが、よほどの材料が揃わない限り厳しいと言える。前回も書いたように、コロナ禍によって経営的に大きな打撃を受けたホールは少なくない(全国では数百店舗レベルが「閉店予備軍」と分析したコンサルタント氏もいた)。厳しい店は、頑張りたくても出せないのである。ここはドライに、この状況下でも客を集められるホールに決め撃つ、王道の店選びを徹底してほしいと思う。

 

その上でどう動くかだが、パチスロは、ハナハナ系、ジャグラー系のAタイプが軸となりそうだ。

・既存の6号機ART機種で、突出した人気の台、長期設置を期待できそうな台がない。

・近々に登場する新台にしても「使えそう」な台は期待薄の状況。

・5号機の高射幸性機は予定通りの撤去期限が迫っている。

・コロナ禍によって打ち手の遊技意欲は下がっている。

 

このような状況であるから、安心感を持って遊技してもらえる、また設置台数も多く、「やる気」を伝えやすいAタイプを優遇してくるホールが多そうである。もちろん、メイン機種や客層がホール毎に大きく異なるのがパチスロなので絶対はないが、少なくともAタイプ機を「シメる」というホールはよっぽどないと考えていい。

 

あとは自分の行くホールの「ウリ」をどう見極めるか。高射幸性機や沖ドキをギリギリまで看板として使う、愛姫やディスクアップを集客用に赤字運用し続ける、バラエティやレア機種を強化する、特日の設定配分パターンを変えてくる、新規イベントを始める、SNSやYouTubeで新しいことを始めた、電子タバコ喫煙可能フロアを新設した……、とにかく変化をアピールしていくこと、独自性を打ち出すことを重視するホールが増えるだろう。「おっ、やる気あるじゃん」、そんな施策がしっかり伝わってくるホールを探し出すべきである。特に攻めに出る二番店・三番店、あるいは新規参入店が予定される市場では、大きなチャンスに巡り会えることもあるはずだ。メールやLINE、告知物等のホール発信情報のみならず、SNSの出玉報告サイト等も活用して、情報戦での立ち回りを心がけてほしいと思う。

 

続いてパチンコだが……、個人的にはパチスロよりも狙い目ではないかと分析している。現状、打ち手の戻りが最も遅いのが4円パチンコである。パチスロは健闘しているのにパチンコはガラガラ。そんな状況が目立つ。

 

また、イベント等で即効性の集客が期待できるパチスロとは異なり、比較的長期で甘い運用を続けなければ「効かない」のがパチンコである。ホールが頭を痛めているのはパチンコの集客だから、我慢比べ的に出し続ける状況にも期待できるのだ。

 

ポイントは「定番機種」、「遊タイム」、「超韋駄天」「シンフォギア2」、そして「中古機導入」である。

 

定番機種は、言わずもがなの海物語シリーズと北斗無双が軸となる。パチスロAタイプ同様の理由で、設置台数が多く、年配客やライトユーザーにもアピールできるこれらの機種を優遇してくるホールが大半だろう。特に北斗無双は(徐々の減台が前提だが)2021年11月末日まで設置可能になったことが大きく、まずは外せない選択肢となる。

 

そして遊タイム。起死回生策として4月に登場した「天井付パチンコ」だが、コロナ禍の影響をモロに食らった格好となり、大きな宣伝広告も出来ないままになっている。しかしそんな中でも、設置済の真花月2、リング2の支持率は健闘しており、今後の新機種に対するホールの期待度は高い。

 

ここで注目してほしいのが、二番店・三番店だ。遊タイム機を育成して若いユーザーを呼び込み、定番機種を固めている一番店に対抗する施策を採りたいと明言したホールがいくつかあった。諦めていないホールは、市場の変化に期待できるこの機会を必ず活用してくる。力の入れどころはシマ配置や台数の増減、新設コーナー、遊タイム新台導入時の運用状況等から推察できるだろうし、パチスロに偏っていた「お知らせ」等の変化にも注目したい。また、リセットの有無にも注目。「据え置き天井」を朝の集客に活用すべしというのは、多くのコンサルタント氏が提言していることである。前日閉店時の回転数チェックが欠かせない時代となるかもしれない。

 

そして「超韋駄天」「シンフォギア2」。新機種の中では突出した人気を誇るこの2機種を、遊タイム機同様に看板機種として育成したいホールは少なくない。こと特日やイベント日には狙い目となる可能性は高い。ただパチスロとは違い、(設定6投入のような)釘調整のメリハリにはあまり期待しないのが吉である。個々の台狙いというよりは機種狙いで、ふんわり甘く使われていたら納得して遊技できる人限定、と申し上げておく。ゴリゴリの期待値優先プレイヤーはやはり海や無双、あるいは注力遊タイム機でしっかり釘を見ていくのが現実的だろう。

 

なお、超韋駄天の話題性は現状やや過熱気味の感はある。大きなセールスポイントは出玉スピードだが、今後同等のスペックを実現した機種が登場してくる可能性も低くはない(型式試験時の条件が一部変更されたことによる)。現在100万円を大きく超える中古価格がついていることもあり、回収営業に走って、高値のうちに売却すべく極悪運用しているホールもあることを念頭に立ち回りを考えてもらいたい。

 

そして最後は「中古機導入」。前述のようにコロナ禍の影響は大きく、新機種導入予算を削らざるを得ないホールが大半である。しかし、新装開店は集客戦術として欠かせない。となると、中古機に注目が集まるのは必然である。これまで中古機導入の新装というと、ただチラシを入れたいがための言い訳的イベントというイメージだったが、これが変わってくる可能性がある。スペック的にダウンし、価格も高いP機の最新台よりも、最長2021年11月末まで設置できるCRの中古機を導入し、その分を出玉で還元してくるホールはあるだろう。なんだよ旧台かよとスルーするのは厳禁である。

 

コロナ禍によってあらゆる場面で新しい生活様式への対応が迫られている、パチンコ・パチスロも同様である。変化に対応できるホールをしっかり選別し、また我々打ち手も変化していかなければ勝利はおぼつかないのがアフターコロナの立ち回り術である。健闘を祈る。

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