【P 新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜 SPECIAL EDITION】大ヒット機種のライトミドル版が登場！「銀エヴァ」のスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

今回はビスティさんから登場する注目の新台「P 新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜 SPECIAL EDITION」の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「P 新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜 SPECIAL EDITION」の解析情報はこちら

銀色の「初号機」がホールに降臨！

筐体やギミックは親機にあたる「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」をほぼ継承した造り。今でも限られた機種でしか採用されていない「スマートハンドル」や演出への没入感を高めるデバイス「IMPACTレバー」など、この「BIG IMPACT」は本当に完成度が高い筐体だなと感じますね。

今作では「初号機ギミック」が銀色に！かなり昔（2008年）の話ですが、シリーズ初の甘デジスペックとして登場した「CRA新世紀エヴァンゲリオン プレミアムモデル」では金色の「初号機ギミック」が搭載されて衝撃を受けたのを覚えています。面白さに直接関わるところではありませんが、スペック違いの台でこういった特別感が用意されているのは嬉しいですよね！

続いて盤面構成。「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」を真横に置いて比較したわけではないのでもしかすると微調整されているところがあったりするかもしれませんが、ほぼ同じ造りかなと。

筐体やギミックは基本的に前作を踏襲した造りになっていますが「初号機フェイス」が銀色になっているのが好印象。直接遊技に関わるところでなくても、こういった一手間が加えられているのは嬉しいものです。盤面構成に関しても前作の造りを継承しており、本機でも電チュー右上にある溢しポイントだけは一応注意。ただ、チェックすべきポイントはこの1箇所だけなので十分優秀な造りだと言えるでしょう。☆は5つ！

あの興奮をライトミドルスペックで！

※1…ST突入割合25％に時短100回転での引き戻し約39.5％と残保留4回転での引き戻し約2.0％を含めた数値。
※2…ST継続率約80.7％に残保留4回転での引き戻し約2.0％を含めた数値。特図2に限る。
※3…高ベース中に特図1で通常当たりに当選した場合は時短200回転。確率変動は特定ラウンドにおけるV入賞が条件。

本機は大ヒット機種「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」の兄弟機ということでおそらく皆さん1番気になるのがこの項目でしょう。ということで、早速ですが本機のスペック表がこちら。ロングSTタイプのラッシュという前作のゲーム性を継承しつつ、その他のポイントで様々な調整が加えられていますね。まず初当たり確率は約1/199.2という「THE・ライトミドル」な数値。これ以上重いと遊びやすさに欠けてしまいますし、これ以上軽いとラッシュ性能などがかなり低下してしまうのでここは妥当なところかなと。

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特図1

通常時の抽選に関しては、初当たり確率より注目したいのが初当たり時の内訳ですね。というわけで内訳表がこちら。少出玉の大当たり（本機では3R=330個、10R=1100個）が大半を占めるのは変わらずですが、ラッシュ直通ルートが25％に、そして3R通常大当たりでも時短100回転に突入、この2点が大きな注目ポイントかなと。

ラッシュ直通が現実的に期待でき、かつダメだった場合でも「まぁ仕方ないよね」と思える25％という数値に設定されているのも面白いなと思いましたが、個人的には時短100回！ここがなによりも評価したいポイントです。搭載されている演出は通常時と同じながらも異なる演出バランス＆数々の演出法則…「エヴァ」シリーズの時短って昔から他の機種にはない独特な魅力がありまして、なんなら通常時や確変（ラッシュ）中より好きな時間かもしれません。これがライトミドルスペックで必ず100回楽しめるってのは堪らないですね！

そして「IMPACT MODE」について。ゲーム性は「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」を踏襲していますが、10R大当たりの出玉が1500個→1100個、ST回数が163回→135回に、大当たり確率が約1/99.4→約1/82.6へと調整されております。もちろん楽しい時間は長ければ長いほど良いという方もいるかもしれませんが、僕なんかは1回あたりの見返り（大当たり出玉）が減ったのにST回数などがそのままだとちょっとダルいなと感じてしまうので、ここはライトミドルスペックのラッシュとして最適な調整が行われているな、とかなり評価しています。

なにより連チャン期待度は約81％と、ミドルスペック版と全く同じ数値を継承してくれているのが最高！10Rの出玉こそ若干減ってはいるものの、それ以外のところに関しては「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」ファンの方がライトミドルスペック版に求めていたものをほぼ完璧に応えたラッシュになっているのではないでしょうか。

最近はスペック違いの機種でも単に初当たり確率やラッシュ性能の調整だけに留まらず、「本当に同じタイトル！？」と思うくらいガラッとゲーム性が変化する機種も珍しくないですよね。その中にはもちろんめちゃくちゃ面白い機種もあるのですが本機にそれを求めていた方は多くないと思うので、基本的なゲーム性（特にラッシュ）はそのままにより遊びやすく…という昔ながらのライトミドル版で登場してくれてホッとしました。時短引き戻しも含めたトータルでのラッシュ突入率は約56％ということで先代よりも低下していますが、ラッシュ性能（後述）はライトミドル界随一といえるレベルであることを考えればこれには納得。マジで理想通り、いや…それ以上のスペックに仕上がっていると感じました！☆は5つ！

演出面は前作を完全踏襲。新台好きの方には物足りないかも？

通常時の演出に関しては「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」をほぼ完全踏襲しており、本機からの新演出などは特にない模様。

初当たり確率が軽くなった分前作では中々お目にかかれなかった演出が見やすくなったのはファンの方にとっては嬉しい要素でしょう。

個人的にもしかすると変化が加えられているかも？と思っていたのですが、ノーマルモード時のシリアスステップアップ3なんかかは今作でもリーチ非成立パターンを確認。短時間の試打だけで演出バランスの全てを語れるわけではありませんが際立った変更点などは特になく、「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」の搭載演出＆バランスをほぼそのままライトミドルスペック版で楽しめる、という印象でしたね。

特に本機からの新演出が搭載されていたり、大胆に演出バランスが変わっていたりするわけではないのであまり語ることがない…というのが正直なところ。本当に「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」をそのままより当たりやすいスペックで楽しめるので、前作ファンの方にとっては「これでいいんだよ！」という1台になっていると思います。ただ、新しいもの好きの方には新鮮味がないのは気になるポイントでしょうね。前作にはなかったプレミアム演出だったり、液晶演出はそのままで新たなカスタマイズ機能（例えば「初号機ギミック」を活用した演出）なんかがあればより良かったかもしれません。☆は4つ！

ライトミドルスペックのラッシュとしては極上の仕上がり！

すでに一度ご紹介していますが、ラッシュのゲーム性をもう1度おさらい。本機の「IMPACT MODE」は電サポ135回の間に大当たり（1/82.6）当選を目指すSTタイプのゲーム性。大当たりはオール10R（1100個）×継続率約81％とライトミドルスペックとしてはかなり高水準な出玉性能、さらには「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」を打ち込んでいた方が違和感なく楽しめるよう調整されたラッシュに仕上がっております。

そして演出面に関してですが、こちらも本作からの新演出などは非搭載。通常時と全く同じ感想になってしまいますが、「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」の魅力をほぼそのままライトミドルスペックで楽しめる、という印象でした。ただ、通常時は出玉への意識よりも演出面を楽しみたい！という思いが強いのに対し、ラッシュ中なんかはやはり出玉への意識が圧倒的に強くなるので、特に演出面での変化がないことは気になりませんでしたね。

もしかすると消化スピードは調整が加えられているかも？と思い動画を撮影し後日比較したのですが、おそらくここに関しても「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」から大きな変化はナシ。ということで、前作のラッシュをそのままライトミドルで楽しみたい！と思っていた方にとっては100点満点のラッシュになっているかなと思います。しかし個人的には、前作でも無演出長変動ハズレの出現頻度がちょっと気になっていたんですよね。何かしらの予告演出が発生してのハズレは特に気にならないのですが、長変動でドキドキ…からの何もなしという肩透かし感がどうも性に合わなくて。他の演出バランスにも影響すると思われるのでそんなに簡単な問題ではないと思うのですが、ここはできればもう少し上手く調整されていると嬉しかっですね！

「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」のラッシュを完璧な形でライトミドルスペックで再現しているので、多くのユーザーが満足できるラッシュに仕上がっていると思います。僕自身も演出バランスなどに関しては前作はかなり良い出来だったと思うので大きな不満はないのですが、唯一気になっていたのが無演出長変動ハズレの出現頻度だったので…そこに関しても変化が無かったのはちょっぴり残念。ということで☆は4つ！

ファンの思いに応える至極の1台

大人気機種「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」がライトミドルスペックになって登場。スペック面では初当たり確率以外でも細かい数値の変更などはありつつベースとなる大事な部分はしっかり前作を継承しており、ユーザーが本機に期待していたものをほぼ完璧に実現できているのではないでしょうか。

演出面においては新演出がないことやラッシュ中演出バランスに関して細かい点を指摘しましたが、このあたり関しては多くのユーザー、特に前作に不満の無い方であれば全く気にならないでしょうし、むしろ「よくぞそのままにしてくれた！」とポジティブな意見も多いハズ。2年近くにわたりパチンコシーンの玉座を守り続けている「新世紀エヴァンゲリオン 〜未来への咆哮〜」のライトミドルスペック…ということで、まさに全パチンコファンが待ち望んだ1台。きっと本機もこれから末永くホールで愛されることでしょう！☆は5つ！

今回のレビュー結果

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「CRA新世紀エヴァンゲリオン プレミアムモデル」が登場した時は甘デジながらものすごい盛り上がりだった記憶。本機もそのような存在になるハズ…！？