ガリぞうが狙い台のスマスロ北斗を打っていて心が折れてしまった理由とは？【収支日記#165：2023年4月25日(火)～5月1日(月)】 (3/3)

4月29日：強い心

アイムジャグラーの高設定と思しき台を打っていて、2000G回してREGを15回ひくも、BIGは2回のみで投資1万の出玉が全てのまれた場合、さらに現金投資しようと思えるでしょうか。カバネリで設定6の自信があって打っていながら金トロフィーまでしか確認できず、ST駆け抜けと650天井を4度繰り返して投資が5万を超えてもまだ粘り続けられるでしょうか。期待値論を理解し、高設定を打てている自信があったとしても、出玉の冷遇で心が折れてしまう事は誰にだってありえます。そう、私にだってあります。

その昔、クランキーコンテストの設定5確定台（約108%）を良く打っていた頃も、夜20時以降に出玉が全ノマレになると、等価にもかかわらず心が折れて帰っていました。最近だとバーサスリヴァイズでRTリプ判別が好調な中、BIG中の中段チェリー（=設定6濃厚）まで出てくれたのに、どうしても投資が止まらず途中で折れて帰ったり。

ただ、心が折れる人ほどパチスロへの興味を持っているようにも思えます。私が過去に何人も見てきた、絶対に心が折れない「鉄人」と呼ばれる方達は、より良い稼ぎの手段を見つけるとあっさりパチスロから身をひいていく人が多かったように思います。私の長年のスロッター観察によると、お金の為だけじゃなくパチスロが好きで打っている方ほど心が折れやすいように思えます。なので、お金の為に打っているけどパチスロが好きなままの私は、とても複雑な立ち位置という事になります。

今日は特日の前日にも予算を割き始めたと思われる某店でスマスロ北斗狙いです。入場抽選は45人中45番。もはや驚きさえしないケツ中のケツ番ですが、今日のホールは北斗の設置が25台に加え6.5号機推しも強く客の分散が見込めるので、この番号でも北斗は視野に入ります。

開店し、ケツ番で真っ直ぐ北斗のシマへ。さすがに埋まっていますが、2台だけ空席を発見。やはりカバネリや新鬼にも散ったようです。このラス2の空き台に着座し、早速実戦開始です。

スマスロ北斗において、私の中では最も興奮する「赤7白オーラからの夢想転生昇格」で、キッチリ昇天ちょうどまで伸びてくれました。

昇天後も早いゲーム数で初当たりを引きつづけるも、オール単発で少しずつ出玉が削られます。そして、700G超の深いハマリを乗り越え、ちょうど出玉がのまれかけたところで……。

1セット目のバトルパートで見慣れた剛掌波→被弾→中段チェリー出現で復活という奇跡を見せたのに、2セット目も剛掌波で敗れて実質単発という悲劇をくらいます。ここで「こんな仕打ちを受ける位なら、みぃ子と一緒にいた方が期待値は高いんじゃ……」という言い訳を思いついてしまい、ついに心が折れました。投資と差引で得られた差枚数は+334枚。まだまだ打てる時間はありますが、今日は帰らせて頂きます。

私の実戦動画を観られている方の中には、私が粘り強い人だと思っている方も多いでしょう。しかし、私だって折れる事はありますし、どんな展開にも心折らさず最後まで粘りきるような、私よりも強い鉄人がたくさんいます。ただ、どんな鉄人でもキツい展開をくらえば精神は蝕まれますし、ストレスによる弊害が必ず身体のどこかに来たします。パチスロで勝ち続ける為には折れない強い心を持つ方が良いのか、それとも時に折れてしまう心の方が長い稼働生活を維持できるのか、未だに答えは見えていません。

以上です。こうして丸1ヵ月スマスロと接してきて感じた事があります。それは、「設定4,5を視野に入れると難しい」という事です。狙うは設定6一点のみで、設定4,5は最悪捨ててしまっても仕方ない位のスタンスじゃないと、ツモれているかどうかを見極めにくいし結果にもつながりにくいと感じます。だからと言って設定6が使われている状況は少ないので、どこまで許容するかを考えながらスマスロと付き合っていきたいと思います。