【永久保存版】ジャグ神ガリぞうが5号機ジャグラーの全てをガチでまとめてみた【収支日記#22】 (1/5)

その昔、年は2005年。

パチスロ冬の時代と呼ばれる5号機時代に突入し、一気にユーザーが激減しました。稼働や利益を見込める新台もなかなか登場せず、大体どの店でも一台おきにベニヤ板が貼られている様を見て業界の終末感を覚えたものです。そんな業界の危機を救ったのは、初代アイムジャグラーEXでした。

「ジャグラーは変わらない」のキャッチコピーでユーザーの不安を払拭し、売り上げも爆発的に伸ばし、初代アイムは5号機で最も売れた機種となりました。

そして今。

未曽有の疫病によりユーザー数の目減りが見られる6号機時代でも、再び救世主たりえるかもしれない「アイムジャグラーEX」が12月14日に登場(予定)です。はたして今回のアイムも5号機黎明期同様にパチスロユーザー回復の起爆剤となってくれるのでしょうか。個人的には大いに期待しています。

そこで今週は、設置期限が残り約1年(2021年11月30日まで)となった現役の5号機ジャグラー総集編です。解析が出ていない機種も含め、私なりの解釈や付き合い方について1機種ずつ知り得る限りお話ししていきます。5号機最後の決定版ジャグラー特集としてブックマークしておいてください。

全ジャグラーの共通見解

チェリー狙い編

左リールのBAR(どちらでも良い)を上段付近に狙い、中・右と適当に止めます。左のBARは1周半で交互に押すとウェイトを切らさずスムーズに消化できます。適当押し時と比べ、通常時のチェリーを狙う事で出玉率が約+0.7%ほどupします。

尚、左リール下段BAR停止からブドウやリプレイが揃うと、それは左のチェリーを枠内に押せていなかった証しになります。もう少しBARを早く押すよう心掛けてみましょう。

フル攻略編

右リール中段に7をビタ押しで狙います。

中リールを適当に止めます。ブドウがテンパイしなければボーナス確定なので、成立フラグ確認の為に左はチェリーを狙いましょう。

ほぼハズレなので、残りのリールを適当に止めます。ここからペカった場合、右リールの目押しが正しければBIG確定です。

右リール中段ビタ押しが成功していればリプレイがテンパイするので、左にチェリーを狙います。右リールの7を1コマ早く押してしまっていた場合、ここからベル成立の可能性もあります。

右リールの目押しが正しければピエロ確定です。中・左リール共にピエロを狙って揃えましょう。

右リールの目押しが正しければベル確定です。中・左リール共にベルを狙って揃えましょう。

適当押し時と比べ、フル攻略手順では出玉率が約+1.4%ほどupします。

後ペカ時

1BETでボーナスを揃えます。ボーナスを3BETで揃えるよりも1BETで揃えた方が出玉率は約+0.4%上がります。

ボーナスを狙う際は中押しで中リール上段or中段に7を狙います。7が下段に止まった場合は右・左とボーナスを狙って揃えます。中リールの次に左を狙うと、リプレイ成立時にも7がテンパイしてしまいます。要らぬ第3停止の目押し強要を避ける為、中リールの次に右停止を勧めます。

7が中段に止まった場合は目押しが正しければブドウorチェリー成立確定です。左にチェリーを狙い、右を適当に止めて小役を獲得しましょう。

中リールの2コマ目押し(上段or中段)が正確じゃなかった場合は小役が成立していなくても7が中段に止まってしまう事もあります。2コマ目押しに自信がない方は、左リールの枠上or上段に7を狙いましょう。

7が単独テンパイした場合は右にボーナスを狙い、7とブドウがダブルテンパイした場合はブドウが成立しているので、右ではボーナスを避けてブドウを獲得しましょう。

先ペカ時

中リール上段or中段に7を狙います。

7下段停止時は単独成立(orレアチェリー)なので、右・左と7を狙ってボーナスを揃えます。

7中段停止時はチェリー重複なので、左にチェリーを狙って2枚獲得してから次ゲーム1BETでボーナスを揃える事で差し引き+1枚オトクになります。

※R2.11.2追記：上記「後ペカ時」「先ペカ時」の内容に誤りがあったため修正いたしました。

ブドウ確率

ほぼ全てのジャグラーにおいて通常時のブドウ確率に設定差があります。

短時間打ったブドウ確率の良し悪しで押し引きはできませんが、これを数えて打つ事で立ち回りの役に立ったり自身のジャグラー稼働の平均設定が見えてくる事もあります。

尚、数えるのが面倒だという方、そして他人の打ったブドウ確率を知りたいという方にも、私のブドウシミュを勧めます。その台の「総ゲーム数」・「BIG回数」・「REG回数」・「現在の差枚数」を入力して「GO」を押すと、現在のブドウ確率を逆算してくれます。私の個人ブログに無料で置いてありますので、興味のある方は使ってみてください。

ここからは各機種ごとのポイントについて説明していきます。なお、数値は全て私がアプリで各設定100万G実戦して出した推測値となっています。

①アイムジャグラーEX-AE

立ち回り

アイムについてはパチスロ生活者の間でも「後回しで良い」・「保険の後ヅモ用として」と捉える方も多いです。確かに高設定域でも出玉率が高くないので、ライバルも少ないですから他の高めを狙ってからでも遅くない場合も多いです。また、仮に高設定を捨ててしまったとしても痛手は少なく済むでしょう。

しかし、この「付き合いやすさ」と「軽視」を混同している方も見受けられます。土台作りこそ難しいですが、常に設定5・6のみ触れる環境さえ見つけてしまえば、104.3%or106.5%をフルに積める機種など今どき早々ありません。

左・中・右のどれなのか判明するまでは出率が100%を切る機種だったり、リプ星星のビタが完璧じゃなければ103%に届かない機種よりも安定した期待値を積めます。

REGの確率差で設定を推測していく感覚はジャグラーの基本中の基本ですが、これは高設定ほどREGが当たる事よりも低設定ほどREGを当てられない事に起因します。設定1のREG確率の低さで言えば、アイムは最低の部類に入ります。BIG確率や出玉の増減に惑わされず、REG確率主体で判断するようにしていきましょう。

注意点:BIG中は要チェリー狙い

他ジャグと大きく違う点は、BIG中にもチェリーの取りこぼしが発生する点です。取りこぼしても損失は1枚のみですが、苦じゃない方はBIG中もチェリー狙いを勧めます。毎G目押しが面倒な方は、中押しで中段にリプレイが止まった時のみ左にチェリーを狙うだけでも問題ありません。

個人的に狙いたい設定:設定5以上

ブドウ確率が設定6のみ優遇されているので、見極めの早さ的にも6のみ狙いたいところではありますが、現状は設定5までしか使わない店舗が圧倒的に多いと思われます。逆に言えば設定5であれば最もハードルの高くない機種なので、中間設定に惑わされない店選び・台選びを心掛けましょう。