【CYBORG009 RULE OF SACRIFICE】009ならではの魅力は今作でも健在！ラッシュのゲーム性や演出を試打レビュー！

こんにちは！　ななプレス編集部のパン君です。

ニューギンさんから登場する注目の新台「e CYBORG009 RULE OF SACRIFICE」「P CYBORG009 RULE OF SACRIFICE」の試打レビューをお届け！スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「ラッシュ編」でございます。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「CYBORG009 RULE OF SACRIFICE」の解析情報はこちら

理想的な進化を遂げた高継続ラッシュ

P機版

※…ST継続率約90％+OVER DRIVE継続率約99.9％+V-DRIVEを加味した継続率。

スマパチ版

※…ST継続率約90％+OVER DRIVE継続率約99.9％+V-DRIVEを加味した継続率。

本機のラッシュは規定回転数内の大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性。ラウンド内訳に若干の違いはあるものの、全体的には両スペック共に大当たり種別（ラウンド数）の豊富な超高継続STタイプというシリーズの王道的なゲーム性に仕上がっております。

ラッシュのトータル継続率は両スペック共に約92％という伝統の超高継続タイプですが、今作のSTは40回転と短めに設定されているのが大きな特徴。前作のSTは100回転でしたし、昨今のトレンドもロングSTタイプということでこれはかなり意外でした。右も左も似たようなスペックでは面白くありませんし、なによりも本シリーズの魅力は圧倒的な爽快感やイケイケ感だと思うので、このST40回転というスペックでの登場は個人的にはかなりアリですね！

基本的なゲーム性はシリーズ王道の造りですが、本機では「V-DRIVE（1G連）」＆「OVER DRIVE（次回連チャン濃厚）」という新要素を搭載。これによって爽快感やイケイケ感といったところがさらに強化されております。

かといってこれらの比重が高くなりすぎ通常STの期待感が損なわれてしまうと元も子もありませんが、そこはご心配なく。「V-DRIVE」＆「OVER DRIVE」突入の内訳は15％前後（スペックで若干異なる）、そしてST40回転での大当たり期待度は90％強（残保留を含まずに計算）…といった感じです。「V-DRIVE」＆「OVER DRIVE」はメーカーさんからするとかなりプッシュしたい要素だと思いますがあくまでアクセント程度に留め、ゲーム性の根幹であるST部分に全力で期待できるバランス設計になっているのは嬉しいですな。

P機版RUSH中(特図2)

※…直撃、V大当たりも同じ

スマパチ版RUSH中(特図2)

※…直撃、V大当たりも同じ

通常時では初当たり時の出玉やラッシュ突入率など両スペック間で目立つ差があったのですが、ラッシュ中に関してはほぼ同じ。唯一異なるのがラウンド内訳でして、本当にごく僅かではありますがこのような差が設けられております。

ラッシュを数十回、数百回やったとしても体感できるような差ではないのでほとんどのユーザーにとってはあまり問題ではないと思いますが、スマパチ版の方が微妙にラウンド内訳で劣ってしまっている、というのは個人的には見逃せないポイント。「通常時編」のラッシュ突入率でも指摘したのですが、スマパチ版は初当たりが重いという明確なデメリットがあるので、それ以外の要素に関してはP機版の上位互換的な存在でいて欲しいんですよね。せめて全く同じ数値ならまだ許容できたのですが…ちょっとこの0.5％分の差はどうにかならなかったのかなぁ。

気になるところはありますが、個人的にはシリーズの最新作として文句のつけようがない仕上がりでした。しかし唯一気になってしまったのはラウンド内訳。ここは「スマパチ版の方を打ちたい！」と思わせるような工夫がなにか1つ欲しかったですな。☆は4つ！

4種類もの演出モードを搭載！

今作のラッシュでは「加速RUSH-1LINE-」「加速RUSH-5LINE-」「HEROINE RUSH」「起きパチRUSH」という4種類の演出モードを用意。前作では演出モードという概念自体存在していなかったことを考えると凄まじい進化を遂げております。

「加速RUSH概要/4つの演出モード詳細」はこちら

「加速RUSH-1LINE-」「加速RUSH-5LINE-」は豊富な先読み予告を中心に、最終的に図柄揃いに成功すれば大当たりというSTタイプ王道の演出構成。一見ライン数以外はほぼ同じに見えますが、それぞれに豊富な専用演出を用意。この2つの「加速RUSH」だけでも十分飽きずに楽しめそうな演出ボリュームでした。

【加速RUSH】「-1LINE-専用詳細」はこちら

【加速RUSH】「-5LINE-専用詳細」はこちら

「HEROINE RUSH」では「003」の表情変化やボタン演出といった豊富な予告演出＆一発告知演出を楽しめるモード、「起きパチRUSH」は違和感演出＆一発告知がメインの演出モードになっています。いずれもこれまでのシリーズにはなかったゲーム性であることに加え「003（フランソワーズ）」を主役に抜擢。これは過去のシリーズ機を打ったことの無いユーザーに対する強力なアプローチとなりそうですな（笑）

【加速RUSH】「HEROINE RUSH専用演出」はこちら

【加速RUSH】「起きぱちRUSH専用演出」はこちら

ラッシュ中の演出は一新され合計4種類もの演出モードを搭載。本機のような超高継続機は同じ演出ばかりだと飽きてしまいがちですが、これだけ多種多様な演出モードが用意されていれば大連チャンした際も飽きずに楽しめるでしょう。☆は5つ！

何かしらの演出が発生すれば大当たりに期待できる！

まずはオーソドックスな演出構成の「加速RUSH-1LINE-」「加速RUSH-5LINE-」について。「HEROINE RUSH」「起きパチRUSH」と比較すると先読み演出のバリエーションが非常に豊富なこのモード。出現する演出によって信頼度は前後しますが、何かしらの先読み演出が発生した時点で2～3割程度は大当たりの期待が持てる印象でした。超高速消化タイプのラッシュでは単なる賑やかしだと感じてしまうような先読み演出が絶え間なく発生するような機種もありますが、本機ではそのようなストレスを感じることなく先読み演出が発生するだけで熱くなれましたね！

続いて「HEROINE RUSH」。こちらも先読み演出は存在するものの、大当たりの鍵を握るのは当該変動で発生するボタン演出。ボタンプッシュ→なんらかの告知演出発生…というのが大当たり当選時の主な流れとなっております。ボタン指示の発生は10回転に1回くらいの頻度でしたので、こちらも演出さえ発生すれば2～3割程度は大当たりに期待できる印象でしたね。

最後は「起きパチRUSH」。こちらは違和感演出＆一発告知タイプということであまり演出バランスに関して語ることはないのですが…強いて言うならば違和感非発生での大当たりも何度か確認。図柄が停止するその瞬間まで期待が持てますな。

「起きパチRUSH」を除く３つの演出モードでは何かしらの演出が起きれば概ね2～3割程度で大当たりに期待できる印象。あからさまに強い演出の発生頻度は低めなので、何かしらのアクションがあれば十分が持てました。個人的に超高継続タイプに求める理想的な演出バランスに仕上がっていましたね。☆は5つ！

ラッシュ中はカスタマイズ機能非搭載？

本機ではメニュー画面を開くとこのように5種類の演出カスタマイズ項目が存在。

演出構成を考えるとおそらくラッシュ中にも適用されるのは「天激バイブアップ」と「先読み」かな？と思い実戦を行ったのですが、特に両演出の発生頻度が変わっているような様子はなく…。ちょっと今回の試打だけでは断言できないのですが、ラッシュ中は演出カスタマイズ機能が適用されていない可能性が高いのかなと。個人的には「天激バイブアップ」あたりは本機のゲーム性と相性が良く脳汁を出しまくれる気がしていたので、これは残念でしたね。

いずれの演出カスタマイズ機能も5回以上は試したので偶然ではなさそう。通常時の演出カスタマイズ機能は最近のニューギン系機種の中でもトップクラスに充実していたので、ラッシュ中も同じように演出カスタマイズを楽しめることを期待していたのですが…。☆は1つ！

「演出カスタマイズ一覧（先バレ/先読みチャンス等）」はこちら

ロングSTに飽きた方は是非1度お試しあれ

最後の最後にカスタマイズ面が残念な評価となってしまいましたが、スペック面演出面共に「CYBORG009」シリーズの最新作にふさわしい仕上がりだったと思います。特に、各メーカーからロングSTタイプの機種が相次いで登場する中で、40回転のSTという唯一無二のスペックを実現していることが1番評価したいポイントですね。ゲーム性が酷似している昨今のラッシュにマンネリを感じていた方は是非1度本機のラッシュを味わってみてはいかがでしょうか。☆は4つ！

今回のレビュー結果

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演出バランスがめちゃくちゃ好みでした