鬼DイッチーのAV監督繁盛記!キーワードは「ガチナンパ」「童貞からの手紙」「加藤鷹」 (4/4)
ガチナンパは本当にガチ!?疑似本番は本当にある!?AVの裏に迫る!
「真実を知りたい」これがななプレスのジャーナリズム。なので表ビデオの裏側へ迫りますちなみに「監督のお仕事」ってどんなことをされるんですか?
それはものにもよるんですけど、ほとんどはしゃべらないやつなんですよ。
僕、こう見えて「人妻のドラマ」みたいなのをめっちゃ撮ってたんで、すごくマジメにカット割をしたり台本を書いたりしてました。
「じゃあ、ここの角度から…ハイ、オッケー!次のカットへ!」みたいな。
イッチーさんの昔のFacebookを拝見しまして「今日は台本書きをしながら…」みたいな投稿をよく見かけたんですが、それはそういうドラマの台本を書いてたんですか?
そうです。ありえないストーリーを考えないといけないんで、すごく難しいんですよ。
大体がありえないストーリーで人妻が誰かに襲われないといけないんですから。もう、何百回とやっていると本当にネタがなくなってくるんです。本当にありえないストーリーしかないんで。
そういうビデオって「結局は『襲われる=ゴール』にたどり着けばいい」と思うんですけど、そこまでのアプローチはやっぱり毎回変えていくべきなんでしょうか?
メーカーとプロデューサーが変化をほしがるんですよね。
俺たちからすれば「どれでも一緒じゃねーか!」と思ってるんですけど。
メーカーやプロデューサーは「僕たちはすごくクリエイティブなことをしているんだ」っていう気概があるんですよ。だからすごく凝りたがるんですよ。
そこが「ありえないストーリー」として反映されているんですね。
新しいネタや機材が出れば使ってみたがるし「どーせやること一緒なんだけどなー」って思いながら。
「どーせ、大体ソファーで半裸で立ちバックするだけなんだけどなー」って思ってんだけど、クリエイティブなことをやりたがるんですよ。
そんな中で「今考えてもおかしいな」っていうシチュエーションってありますか?
そんなの、めちゃくちゃありますよ。いや…めーっちゃくちゃありますね(笑)
ありすぎてわからないくらいあります。「ほぼ全部」じゃないですかね。
そんな中でイッチーさんが得意としていた「定番のシリーズもの」ってありますか?
僕らが得意としていたのは「ナンパもの」でしたね。「ナンパのビデオでは僕らが売れっ子だった」と言われてましたからね。
それこそ、僕と今一緒にやってるケンタブリトニーとやってた「ガチナンパシリーズ」はSODの中でもかなり長くやってましたね。
ちなみに「ガチナンパ」は本当にガチナンパなんですか?
それはね、本当にガチナンパなんですよ。
おお~!本当にガチだったんですね!
ガチらしいです今では言えないことがたくさんあるから、結婚して子どもが生まれてからそれをヤメたんですよね。
今のSNSのご時世ならヤバかったかもな、っていう気はしてますね。
実際、これまで見ていたものの裏側の世界に入ったときにショックを受けたギャップみたいなものってありますか?
昔多かったのが、疑似本番で「実際は挿れてない」っていうのが結構衝撃でしたね。
今はほとんどないんですけど、昔のAVはかなり多かったですね。
「○○は全部疑似本番だった」みたいなのは都市伝説的に聞いたことがありましたが、疑似もやっぱりあるんですね。
そういう現場を見ると「逆にこいつらすげーな!」って思って。性器の所にペタペタペタって貼ってるのを見て「こんなの知らなかったー」と思って。それはすごく驚きましたね。
本番と疑似本番で女の子のギャラが全然違うんですよ。僕らがやってたパラダイスチャンネルは疑似本番がほとんどで「今日は本番があるらしい」ってなったら、みんな「ムムッ」ってなってスタジオに見にいく。ヤッてることはほぼ一緒なんだけど。それは驚きましたね。
業界を離れてからでも、見ると知ってる人たちが作っているものはわかりますか?
まあ、全く見ないんですけども、見ると女優さんは日々、日進月歩で変わってるんですけど、男優は30年くらい人間がほぼ変わってないんで、皆知ってますね。撮り方でカメラマンもわかりますよ。
照明の感じとかで「これは○○さんだな」とか「また天井に蛍光灯貼ってるわー」っていうのはわかりますね。
もう、かつてのような気持ちで見ることはできない
そうですね。誰が出演してて、どこから撮って「あ~、次こうなってこうなるな」「あ~、ここからシャワー行って、逆光で。あ~、なるほど」みたいにはなっちゃいますね。
どう撮ってるか全部わかるみたいです「エキスパート」鬼Dイッチー編 第2回でした!
非常にお世話になっているのに、知らないことばかりで謎の多い世界でしたが、少しは裏側の一端だけでも知っていただくことができたかと思います。「童貞を鼓舞するやつ」がおススメのようなので、イッチーファンの皆様は是非一度FANZAを検索してみてはいかがでしょうか。
次回は名残惜しくもアダルトからは離れて「スロットの話」です!好きな台の話だけでなく、スロ動画ディレクター視点にも迫ってみました!
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