連れスロの魅力を満喫しながらも、BIGが鬼強なマイジャグ4でキッチリ回収！【収支日記#7：2020年2月12日(水)～2月18日(火)】 (1/2)

今回で七回目となる収支日記。

こうしてインターネット上で成績公開も合わせた稼働報告デビューは1999年7月でした。

当時はYahooで「パチスロ」と検索すると私のホームページが一番上に出てきたので、見覚えのある方もいるかもしれません。当時公開していたホームページがきっかけで各出版社の方々から依頼を頂き始め、私のパチスロライターとの兼業生活が始まりました。このホームページを始めた頃は、まさか21年後にも姿形を変えつつ似たような稼働報告をしているなどと思ってもいませんでしたけども。

あと一年半で50歳になる今でこそマイルドな稼働も多くなった私ですが、二十代半ばだったホームページ時代は少しでも早く設定を見極め1ゲームでも多く回そうとする血気盛んな青年でした。当時の私の日記も読まれていた方は、20年経過した変化(退化？)も合わせて読んで頂けたらと思います。

2月13日(木)：ひとつの推理

「〇の付く日」等、日付で店を選ぶ方も多いでしょう。私も店を選ぶ指針の一つにする事もあります。ただ、先月は地元を離れての収録期間が三度もあり、各店の強弱に疎くなりつつあるので、今日は日付推しでネットからデータが見られない店を新たに洗い直す日にしようかと。

今日が推しとされる同一チェーンの三店舗目の某A店を覗いたのがお昼過ぎ。このA店の客層を見て私の足が止まりました。市内の各店で良く顔を合わせるパチスロ生活者達がこぞって打っていたのです。

今日はここに留まっておく事がいろんな意味で今後につながると思い、何かしら試し打ちしてみる事に。既にツモっている確信を持ってブン回している方も見られる中、各シマに正解があると仮定し物色してみると、まだエウレカ3は可能性が残されていそうなので、まずはここから掘ってみる事にします。

※1.ゲーム数後のカッコ内は当選周期or当選契機。

※2.CMはコーラリアンモード。

※3.R後の数字はREG中キャラ紹介で「1=奇数示唆・2=偶数示唆・3=奇数高設定示唆・4=偶数高設定示唆・5=高設定示唆・1*=1否定・2*=2否定・3*=3否定・4*=4否定」。最後のカッコ内は押し順正解数。

打ち始めて投資11K(506枚)で当てた二度目のBIGが、高設定挙動かもしれないと言われている303天井が早々に発動。(この頃は解析が出ておらず予想情報程度でした)

これは期待できるかもしれません。

周期は軽く、随所で高設定と思しき挙動は見られるのですが、展開が悪くなかなか出玉につながりません。BIG中の期待度が低かったり、REG後半の押し順が少ないままCMに当選する挙動も高設定と言われているのですが、情報の確信を持てないだけに出玉が伴わないと不安になります。(この頃は303天井と同様に詳細が出てませんでした)

BIG終了画面でムーンドギー&ギジェットが出現して設定2否定。そして期待度18%でCM当選です。ここまでは偶数挙動+高設定挙動なので、もしかしたら設定4or6なのかもしれません。

またしてもREG後半の押し順2回当選からCM当選したり、

本日二度目の303G天井で当たったり。加えてエピソードBIGとくれば、例え確定が出ていなくとも期待せざるをえません。唯一、弱チェと弱スイカは延々と中間設定域をうろうろとしているので、ここさえ回復してくれたら安心できるのですが。

この一撃1000枚弱のCMを消化中、ふと私の中での疑問が生まれました。
エウレカ3の弱チェや弱スイカは厳密に言えばリプレイなので、例え取りこぼしても他の停止系でリプレイが揃います。
成立回数もマイスロが数えてくれるので、ぶっちゃけ目押しせずとも問題ありません。実戦後半は設定に自信を持ち始めていたので、弱チェ弱スイカ取りこぼし上等のブン回しでスライド打ちをしていた時に気付いた事があります。

リプレイフラグが複数ある機種は、RT状態に入らない限り全リプレイを合算した確率が全設定共通になります。例えばバーサスだと通常時の特殊リプレイは設定6だけほんの少し確率が高くなっていますが、その分だけ通常リプレイ確率は下がっていて、合算すると同じ確率になります。

※カッコ内は分母を65536とする確率分子(ガリぞう計算)

これはバーサスに限らず大体の機種で言える事です。これを踏まえてエウレカ3の数値を照らし合わせると、弱チェや弱スイカのリプレイ確率が高設定ほど高くなるなら、その分だけ通常リプレイが揃う確率は低くなるハズ。そんな仮説を思い浮かべ、各サイトで通常リプレイ確率を検索してみると、某攻略誌のサイトではこの様に記されていました。

とありました。

「リプレイのみ設定1の確率を記載」とはどういう事でしょうか。私には「設定差があるけど設定1の数値だけ載せてます」という意味にしか見えません。やはり私の仮説は正しいんじゃないでしょうか。そう思うと、この仮説の計算が気になって気になって、とてもじゃないですが落ち着いて打っていられません。

結局、最後に4否定まで出てくれたものの、湧き上がる好奇心に勝てず20時半にヤメ。出玉を流すと944枚と、ほぼプラマイゼロに落ち着きました。

そして、急ぎ気味での帰宅後。既に公開されている確率から乱数分子の逆算を始めます。乱数分母は65536として、まずは弱チェ・弱スイカから。

他機種同様、リプレイの乱数分子は全設定共通8980と仮定した場合の通常リプレイ確率は、

※カッコ内は乱数分子

これ単体で設定判別は厳しいですが、場面を問わずカウントできる要素としてはそこそこの設定差となりました。この通常リプレイ(=弱チェ・弱スイカ以外のリプレイフラグ全て)÷弱レア役リプレイの比率で見ると分かりやすいかもしれません。

※(式)通常リプレイ÷弱レア役

尚、通常リプレイはマイスロでカウントしてくれないので、自力で計測する必要があります。

こうして自分の中の仮説を一つの結論として出せた時の達成感は独特のモノがあります。今日は推定5or6をツモりながらも大きく勝てませんでしたが、得られた高揚感はプライスレス。とても有意義な稼働でした。

2月16日(日)：老後の道楽？

皆様はどんな趣味をお持ちでしょうか。私の記事を読んでくださっている人ならば、パチスロが趣味と言う方も多いかもしれませんね。元々は私もパチスロが趣味だったのですが、24年前に稼働生活が始まってからは稼ぎ目的以外の趣味打ちがほぼなくなってしまいました。打つ時はどうしても勝ち筋を優先してしまいますし、高設定が使われる根拠が見当たらなければパチスロに触ろうと思えません。だからこそ好きな機種では強引にでも独自性ある勝ち筋を発見し、打っても良い条件を作りにいきます。今週のエウレカ3の発見なんかも良い例です。

そんな私が新たな趣味を見つけつつあります。それが「動画編集」。

以前にも書きましたが、そう遠くない将来、私は北海道から出なければならない収録や来店等のお仕事から身を引き、稼働と書き物だけで余生を過ごす予定です。それでも「普段の稼働から得られた勝ち方を伝える」という新たな形を模索した結果がYouTubeアカウントを利用した動画です。

ガリぞうのYouTubeアカウント：https://www.youtube.com/garizo1/

立ち回りを紙芝居風に伝える「稼働日誌」、古き良き機種の攻略技の中から今に流用し役立ててもらう「回顧録」、そして普段の稼働生活を呑みながら伝える「ほろ酔い生配信」と、3つの企画で進めてます。チャンネルと呼ぶにはおこがましいほど拙い編集スキルですし、7000円買取の安いソフトなので制限も多いですが、一度やってみるとこれが楽しくて楽しくて。

最近は「ワイプ」を覚え、今は「早送り・スロー」を勉強中で、これがそのまま老後の道楽になる可能性も高そうです。
「こんな編集スキルを使うと視聴者にも喜ばれるよ」等のご意見ありましたら、動画のコメント欄にて教えて頂けると嬉しいです。