伊藤真一にパチスロの話を聞いたら、怖いおじさんにカツアゲされた話が出てきました (4/4)

伊藤真一にパチスロの話を聞いたら、怖いおじさんにカツアゲされた話が出てきました eyecatch-image

常勝理論は「ありません」

伊藤真一 画像1長年打ってきた中で変わったこととは!?

伊藤真一 画像2ガチプロだった時期と今を比べて、パチスロへの取り組み方や当たった時の受け取り方は変わったりしましたか?

伊藤真一 画像3そうですね。違いますね。その当たって嬉しい楽しいっていうのはもうとっくの昔にないです。それこそ、攻略ネタでカツアゲされたときなどは一喜一憂して楽しさ全開でやっていましたから。カツアゲされたとしても(笑)

スロット生活をやっていた時は打つことが楽しいというより勝つためのスキルアップが楽しかったし、目に見えて結果(収支)も出るので、そういう意味で夢中でしたね。そう。楽しいというより夢中って感じです。

その後スロット生活に限界を感じて、その生活を止めてライターになったのに、仕事がなくて結局スロットを打たないと喰えないという時期が一番精神的にしんどかったですね。モチベーションはないのにお金のためだけに打ちに行くわけですから。

ただ、その頃に比べると今は楽しんで打てるようにはなりました。カメラが回ってると「人に伝える」という面もあるのでやれてるところはありますね。

伊藤真一 画像4ギャンブル的な面よりも「遊技」としての面白さということですか?

伊藤真一 画像5そうなりますかね。ただ、これを言っちゃうと大体引かれるんですけど、僕はさほどパチスロが好きじゃないんですよ(笑)

台との会話が本当にできないタイプだと思います。ライターとしてはそこがかなり致命的だと思うんですけどね。台を楽しく見せるっていうのが相当ヘタクソだと思います。

伊藤真一 画像6台を楽しく見せるのは演者には必須能力ですよね。

伊藤真一 画像7そうなんです。それは自分でも自覚があるし、ライターとしてこの後も長く食っていきたいならもっとちゃんとした方がいいんですよ。

だけど「俺はそろそろ無理だろうな」って諦めがどこかにあって、だからこそ「なるべく人と関わろう」「人と会話してる時は楽しくできる」と思ってやっていたら屋台とかそういう方向にいっちゃいました(笑)

伊藤真一 画像8適材適所ですね(笑)

伊藤真一 画像9自分のやりやすいところを見つけていくとこうなりました(笑)

伊藤真一 画像10

伊藤真一 画像11「私だけの常勝理論は?」という質問に「ない」とお答えいただいたことも、これまでのお話を聞くと納得してしまうところがあるのですが、そんなイトシンさんでも「流れ」や「ヒキ」って意識したりしますか?

伊藤真一 画像12意識しないと言ったら嘘になります。

ただ、昔のギラギラしていた頃はそういうのを一切排除してデジタルだけでやるのが正解だと思っていて、それで結果も出ていました。ただ、全てが納得のいく結果ではなかったのも事実ですね。

伊藤真一 画像13そこはやっぱりブレが出てくるんですね。

伊藤真一 画像14だから「今日はこれだけヒキが弱かった」とか「いくら欠損している」とかを1つ1つ計算していました。その欠損と想定の差が計算すればするほど開いていって、そのうち収束してプラスに転じるだろうと思うんですけどなかなか転じないんですよ。

15~20年くらいの長いスパンで続ければ収束して収支のグラフも平たくなっていくのかもしれないですけど、普通にやれるレベルの周期の中で理論通りに収まる人なんてそんなにいないだろうと思いますね。って、サラっと言っちゃうと語弊を生むか。

えーと、例えばザックリ毎日4千ゲーム打つとするじゃないですか。それを365日×15年間続けるとパチスロ台に投入したコインは6570万枚になるわけで、ペイアウトが1%ズレるだけで65万7千枚の差が生まれます。15年間で機械割が1%狂っただけで1300万以上の差が生まれます。0.1%だとしても130万の差が生まれるので、15年という長い期間の中でそれをブレと取るか、誤差の範囲と取るかは人それぞれでしょう。

なので、勝っている人は下ブレに見舞われても知識や経験、技術介入、立ち回りなどを駆使して凌いでいくわけです。

伊藤真一 画像15勝利に近道はなさそうです

「エキスパート」伊藤真一編 第3回でした!

イトシンさんといえば、ということでようやくのスロトーク回でした。深いスロットの話をお聞きしようとしたら、違うディープな話が飛び出てきました。ホント、今のホールは平和になりましたね。

次回は最終回!イトシンさんの生活の全てを変えてしまったゴルフについてお聞きします!

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