ガリぞうがこの半年間で見出した「6号機ジャグラーとの接し方」とは？【収支日記#120：2022年6月14日(火)～6月20日(月)】 (2/3)

6月19日：人からどう見られているか

パチスロで勝つ為のスキルにおいて、その機種を深く知ろうとする事は得意ですが、打ち手の心を深く知ろうとする事は苦手にしています。どちらのスキルも備わってくれていたら助かるのですが、社会経験が少ないからか元々の地頭が悪いのか、人それぞれの性格を読み取る視野の広さが足りていないように感じます。やはり社会という場で様々な人と接し、世の中には色々な考えがあるのだと学ぶことも大事なんだなと思い知らされます。

この人読みが苦手という短所は逆説的にも当てはまってしまいます。それは、自らの動きから他人が何を察するのかについてまで考えが及びにくいという事です。さすがに私もパチスロ生活26年になるので、どう見られているのかある程度は把握できています。しかし、自分の些細な行動により何かが見抜かれ、自身に不利益を及ぼしてしまうケースも少なくありません。今回は、そんな不安を覚えた日の来店実戦記です。

今日は圧倒的好成績を残し続けられている大阪の某店で来店案件です。収録は入っていないので、私の読み筋や立ち回りをバラさず自由に動ける為、狙い台のライバルが少ない状況です。ただ、今日は収録じゃなく、集客目的がメインとなる来店案件。おそらくはジャグラーの平均設定を高めて稼働を上げたいのだろうと察しているので、入場番号が早ければ何かしらのジャグラーへ行ってみます。

開店前の抽選は、140人中20番。まずはマイジャグラーⅤの台確保に成功です。

約900Gの実戦と昼休憩を合わせ、2時間ちょいが経過したところで店内の状況と自身の読み筋を照らし合わせると、AT機・ノーマルタイプ問わず正解の形がいくつか見えてきました。ただ、空いている台がほぼありません。唯一空いているのは、200G弱回って当たり無しの「ひぐらしのなく頃に・祭2」くらいです。確かに今日のこの状況で、バラエティに2台のみ設置のひぐらし祭2に高設定が入っているとは思われにくいのも理解できます。

打ち始めて1時間足らずで本日の初ミスはRT突入ビタでした。ただ、先月の課題だった目押しの矯正が上手くいったのか、苦手意識のあったひぐらしも最近は問題なく打てています。おそらくは、第一回超ディスクアッパー選手権の優勝者のよしおさんから頂いた「元々精度が高いのだから一度ミスしたくらいで自分を疑わない事」というアドバイスが効いたのだと思います。

その後は全ての場面において一度もミスする事のないまま時間いっぱいまで打っての実戦終了でした。出玉を流すと1885枚。投資は6Kのみだったので、日当確保に成功です。

推定設定は4or6でしょうか。明らかな偶数挙動でしたし、出玉含め悪くない数字ばかりでしたので。おそらくですが、その後の店内状況を踏まえても、いつも通りの狙い方で間違いなかったと思われます。

ただ、実戦が終わって退店してから気付いた事があります。あの強そうな店内状況でバラエティに2台のみのひぐらし祭2を追いかけ続ける姿が他人にどう映っていたのかと。一般的には高設定が使われにくいだろう台を私が深追いする意味を勘繰られる可能性がありますよね。「何故ひぐらしに高設定が使われていると分かったのだろう」と考えられてしまうと、ひっそり毎回ツモれていたのにライバルを増やす事になりかねません。だとしたら、例え空き待ちしてでも、ありきたりな台でツモっておいた方が自身の首を絞めずに済んだ可能性もあります。

その立ち回りが人からどう見られるのかという事を、何か行動を起こす際に逐一考えられるようになりたいです。