ガリぞうがジャグラーガールズSSの「小役確率計算方法」を解説!【収支日記#230:2024年7月23日(火)~2024年7月29日(月)】 (1/3)
今週の収支日記は、7月23日~29日の1週間です。コロナ感染から復帰し、収録や来店のお仕事をこなしていました。
7月26日:スロ専業の行く末
今日は長野県松本市で来店実戦でした。ただ、今日は新台ミスタージャグラーの研究をしてチョイ浮きで終了しただけで、詳細に言及するだけの意味がさほど感じられない実戦内容だったので割愛します。
最近、スロ専業の行く末について考える機会が多いです。1ヵ月ほど前にも「専業という通過点」という題で記事にしましたが、私のガラケーやスマホには全国の専業達の迷いや葛藤・転職後を取材したモノがテキストで残っています。
「いつまでもこんな生活で良いのだろうか。」「老後はどうしたら良いのだろう。」
パチンコ・パチスロの稼働で生活する者の多くが抱える悩みです。「働け」と問答無用で言えないような家庭の事情や体の障害等の問題もありますし、こんな生活を長々と続けてきてしまった今の私には、そうした悩める方々の道標の一端を担いたいという気持ちもあります。そこで今回は、スロ専業の今後の可能性についていくつかお話していきます。
今日の来店実戦でお邪魔した法人の別店舗で18年前にお仕事した内容を記事にした写真です。ガリぞう(34歳)……若いですな。
この記事ページのコンセプトは、「現役のパチスロ誌上プロを特定のホールで実戦させて戦い方を見極めると共にお店の長所を探っていく」という内容です。
当然ながらホール側は宣伝費として出版社に広告料を支払い、その幾ばくかを原稿料として私も受け取っています。確か当時は1ページ15,000円だったかな。当たり前ですが実戦費は自腹です。これはパチスロで勝って生活してきたからこそ頂けた執筆依頼であり、スロ専業の経験を活かしたお仕事でもあります。この18年前の記事に限らず、何かしらに一切長けていない私がこの業界でお仕事を頂けているのは、スロ専業としての経験故だと思っています。そこで今回は、スロ専業を卒業した方々への取材内容をかいつまんで2人ほど紹介します。
Yさん
4号機時代にパチスロ稼働で貯めたお金を出店費用にキーマカレー屋を出店。今では宮城県のソウルフードの1つと呼ばれ、「ラヴィット」や「金スマ」が取材に来るほどの人気店となりました。
仙台市に後泊の際は高確率で彼とのサシ呑みになり、酔いが回ると必ず話し始めるワードがあります。それはスロ専業時代に培った期待値論です。「あの客が来る日はその後の客足が途絶える」とか、「飲食に限らずどんな業種でもオカルト論を信じる人が多いけど、専業時代の経験が期待値論や効率重視を正義だと思わせてくれる」という話です。試行が多くなるほどプラスに作用する行動が大きくなっていくという我々にとっては当たり前の考え方が飲食の自営業にも強く活きるんだそうです。
Kさん
関西でスロ専業を続けていた彼も、34歳で刺身居酒屋の料理人に転向しました。
この稼業では珍しく両親にも申告済で理解もあったようですが、やはり専業ならではの葛藤があったようです。そんな中、スマスロにストレスを感じて嫌気がさしたり、たまたま経営者からお誘いがあったり等、タイミングも良かったようです。元々料理が好きで、魚の卸をやっていた両親の背中を追いたかったという理由もあった、との事。社会復帰する不安よりも勇気が勝ったようで、晴れて社会復帰となりました。就職して収入は減りましたが、パチスロはお金の為で未練もなく、セミプロ的な立ち位置も考えていないそうです。パチスロの方が人間関係は楽で、社会では関わりたくない人とも接していかねばならないと言われていました。
でもきっとそういう経験が社会人としてのKさんを成長させていくのだと思います。パチスロで生活できてきた事も社会復帰できた事も「環境に恵まれた」とフラットに言える彼ならきっと今後も成功していくのだろうと感じました。
以上、スロ専業から飲食業に旅立った2人の知人を紹介しました。また機会があれば、別の方向へと旅立っていった方達も紹介しますので、何かしらの参考にしてみてください。
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