キャラの強さ順は版元公認!?サミーお馴染みのキリン柄誕生秘話を開発者に聞いてきた。【エキスパート 業界の流儀 北斗の拳8-覇王-編 #2】

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第一回では、北斗の拳シリーズ最新作である「北斗の拳8-覇王-」について、「北斗シリーズ最強のケンシロウ」や「次世代ハイパーボーナス」といった本機のコンセプトについて話を聞くことができたななプレス取材班。

今回は、北斗シリーズ最大の魅力でもある「バトル」におけるキャラクターの強さ順をはじめ、「演出」というテーマで切り込んでいく。

キャラクターの強さは版元公認

対戦相手の強さは版元公認!リュウケンは相変わらず強いそうです。

今回、バトルモード中の対戦相手が1人少なくなっていますよね。それは、あえて減らしたんでしょうか。

そうですね、あえて減らしています。継続率が66%ということで、比較的バトルモード滞在回転数が短くなっています。なので、減らした方が毎回のバトルにさらにメリハリがつくかなという狙いがありました。

なるほど。

あと、ケンシロウとかラオウですと、敵がもう定着しているので受け入れやすいと思いますが、新しい編になってくると5人並んだ時にその差もわかりづらくなっちゃう。ゲーム性的には「チャンス」「普通」「ピンチ」の3人で十分なんですが、それだと単調ですしバリエーションも欲しかったので今回は4人を選びました。

総合的なバランスを取った結果なんですね。

そうですね。ケンシロウでいうとウイグルがいなくなっていますし、ラオウではレイがいなくなっています。

なるほど。まあウイグルがどうしても欲しいっていう人はそんなにいなさそうですもんね(笑)。そんな中、ラオウ選択時の最強キャラが今回もリュウケンですが、そこはもうブレなかったんですか?

はい(笑)

相変わらず七星点心で絶望を与えてくる?

一応死兆星がついていると…とかは…(笑)。まあ今回もリュウケンは最強です。

リュウケンの強さをニコニコ顔で語る開発者Aさん

ちなみに、そういったキャラクターの強さとかはどうやって決めているんですか?
例えば、サウザーよりシンのほうが強いという声もあったりしますが。

おそらくなんですけど、ストーリー的にシンの方から始まるのと、南斗六星の帝王はサウザーなので、まあ別に束ねているわけではないですけど、サウザーの方が強いのかなと。

確かに。秘密がバレるまではラオウが戦いを躊躇するレベルの人ですもんね。

明確に並べられているわけではないので、多分みんな漫画とか読んでいても「こっちの方が強いんじゃないの」って話しをていると思うんですけど、我々も同じく「この人の方が強いんじゃないの」「この人とこの人だったら実は勝つよね」とか話していて。そういうのは演出に混ざっており、以前のバトルモードでトキはサウザーに絶対勝つようになっていましたが、それは原作にある「トキだけサウザーの秘密を知っている」っていう設定を引用した結果でした。

そういう原作の中の要素を解釈して、期待度に反映させるっていう作業をやっています。

それに、そういったキャラクターごとの強さや期待度の順番は全て版元さんにも見ていただいてます。

版元さんに「この順番ならOKですよ」っていう許可を取られてるんですか?

そうですね。原作をおびやかすような内容、そうなるものに対してはちゃんと確認して世界観を壊さないようにしています。例えば、バトルモードの敵の強さで、次回作から突然ジャギがサウザーより強い最強キャラになったら許可は降りないと思います(笑)。

演出の期待度をとってもそういった裏側があったんですね。

まあ、先ほど例えで言いましたけど、我々としてはジャギがチャンスキャラっていうイメージを崩したくない方が大きいですけどね(笑)。そういうシリーズ伝統やパチンコ北斗の拳シリーズとしての世界観は大事にしたいと思っています。

救世主予告はずっと使いたかったあの名シーンを使用!

今作から搭載の「救世主予告」はどのような演出になっているんでしょうか?

死すならば戦いの荒野で!!

「北斗の拳」の漫画の一番最後の話をモチーフにしてます。「死すならば戦いの荒野で」というかっこいいセリフですね。

漫画最後の1コマにあるセリフですね!こちらの演出は、当たりに絡む演出の中では一番重要な演出になってるんですか?

そうですね。ケンシロウリーチに繋がる際の激アツなチャンスアップパターンにもなっているので一番重要な予告になりますね。

こちらのシーンは、今までの「北斗の拳」のパチンコシリーズでは一切使われてなかったんでしょうか?

「北斗無双」のエンディングか何かにあったかもしれないですけど…。それ以外では記憶にないですね。

満を持してそのかっこいいセリフが激アツ演出として採用されたと。
激アツ演出という繋がりでいうと、今までの激アツ演出として使われていたのは、代々「強敵背景」と、あと最近だと「百裂拳予告」の演出だったと思うんですが、その2つは今回は採用されていないんでしょうか?

「強敵背景」はあります。「強敵」というよりかは背景予告みたいな感じですね。通常時の各ステージごとに固有の背景予告を用意しています。

「百裂拳予告」は今回は無くなったんですね。

そうですね。「北斗神拳」伝承者になって、救世主として立ち上がるっていうシーンが「ZERO編」にあるんですが、静けさの中にケンシロウが現れて、救世主として降臨してくれるっていったところをモチーフとしたいと考えていまして。最終回の1コマを見た時から、もう激アツはここだと。

「百裂拳予告」が今作の世界観に合わなかったんですね。

そうですね。静けさの中に救世主が来て「ガッと盛り上げてくれる」みたいな感じにしたいと思っていました。

キリン柄誕生秘話

今作もキリン柄は健在!

激アツというところでいきますと、サミーさんといえば「キリン柄」ですが、こちらの方は今回もちゃんとアツくなっていますか?

はい。これはしっかり熱いので(笑)。安心してください(笑)。

よかったです!北斗の拳に限らずキリン柄っていうのはサミーさんお馴染みの激アツ柄だと思いますが、どういった経緯でキリン柄が採用されたんですか?
それに、キリンって生息地域によって模様が違ったりするみたいなんですが、それも何かを参考にしていたりするんですか?

模様については深く考えていないですね。今度キリン柄を考案した人間に確認してみます(笑)。

そもそもキリンというのは「獣王」の「キリン」から取られているっていう説がありますが、実際どうなんでしょうか。

それもありますし、他のメーカーがやってないとか、いろんな要因が重なった結果ですね。

動物の柄から決めるみたいなポリシーがあったんですか?

一応動物以外も候補にはありましたね。それこそストライプ柄とか…

「焔北斗」ですね。当時その辺を中心にやっていたわけではないので曖昧なんですけど、ちょうどその頃から「焔北斗」に向けて、メーカー柄を作っていこうかという流れでやっていたはずです。

たしかに、その時代は各メーカーがそれぞれ固有の柄を見つけていってたころですもんね。

そうですね。信頼度も含めて他社さんなんかも色々試していた時代でした。「星柄」とか「バチバチ柄」とか「水玉柄」とか…

まだメーカーさんも模索していた時代だったんですね。だから焔北斗ではバットのキリン缶の信頼度が15%くらいだったんですね…

焔北斗はキリン柄初搭載でしたから…。今はもう激アツ柄として自信が持てる信頼度になってますよ!


一度でもパチンコ北斗の拳シリーズを遊技したことのあるユーザーにはお馴染みである「リュウケンの絶望感」は、版元公認の強さだった。

今回は、シリーズ初採用となった最終回の1コマを「救世主予告」として激アツ演出に持ってきた背景や演出の世界観、そしてサミーお馴染みのキリン柄誕生秘話について聞くことができた。

次回は開発者が語る本機最大のこだわりを追求していく。

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