【e北斗の拳10】「ラッキートリガー」搭載で伝統のバトルはさらなる高みへ!シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
サミーさんから登場する最新台「e北斗の拳10」の新台レビューをお届け! スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
これが新時代のバトルスペック!
・前作「P北斗の拳9 闘神」と同じく転落抽選を用いたバトルスペック。
・通常大当たりに時短はないのが残念だが、初当たり時のラッシュ突入率は約80%と前作より大きく上昇!
・前作とは異なり右打ち中はラウンド振り分けタイプに回帰。バトル勝利のその先にあるドキドキ感こそ「北斗の拳」の醍醐味!
・ラッキートリガー「HYPER BATTLE MODE」の継続率は約89%!「北斗揃い」のような興奮を味わえるぞ!
転落抽選を用いた高継続スペックという点をはじめとして全体的には前作「P北斗の拳9 闘神」がベースとなっている印象ですが、初当たり時のラッシュ突入率が大きく上昇(約66%→約80%)、そしてラッシュ中の大当たりがラウンド振り分けタイプになったことで、よりパチンコにおける「北斗の拳」の伝統的なスペック&ゲーム性に近づいていますね。MAXタイプ全盛期に「北斗の拳」シリーズを打ち込んだユーザーにはかなり嬉しい進化を遂げていると思います!
本機の目玉であるラッキートリガー「HYPER BATTLE MODE」の継続率は約89%!「スマスロ北斗の拳」では継続率約94%を誇る「無想転生バトル」が新たに追加されたものの、それまではパチスロの「北斗の拳」における最強の出玉トリガーはやはり「北斗揃い」、そして最大継続率約89%という印象が非常に強かったですからね。本機の「HYPER BATTLE MODE」はその「北斗揃い」に匹敵する興奮を味わえるでしょう。そして通常のラッシュである「BATTLE MODE」の方でも継続率は約80%…とこれまでのパチンコ「北斗の拳」シリーズと同水準の高継続バトルを維持できているのも見逃せないポイント。ここが例えば70%台とかになってしまうと「こんなの『北斗』じゃない!」と感じてしまうユーザーは少なくないと思うので、歴代シリーズ屈指の出玉トリガーである「HYPER BATTLE MODE」を新たに搭載しつつも、従来の「北斗の拳」のイメージを崩さないバランスに仕上げられている点は評価したいですね。☆は4つ!
往年の「北斗の拳」ファン納得の通常時!
・近年のシリーズ機に比べ「北斗の拳」従来の演出構成&バランスにかなり回帰している印象。
・主張は控えめではあるが新演出も多数搭載。「神拳勝舞」などパチスロ版から逆輸入されている演出もあるぞ!
・図柄揃い大当たり=ラッシュ突入、というのも昔ながらの「北斗の拳」っぽくてGOOD!
前作「P北斗の拳9 闘神」では新ギミックを活用した「フレネル」系演出や「神拳BATTLE」主体のリーチ演出構成となるなどかなり大胆な進化を遂げた作品でしたが、今作では全体的に「北斗の拳」の伝統的な通常時の演出構成に回帰していた印象です。これに関しては賛否両論あるかと思いますが、筆者は前作をそれなりに打った上で「なんか違う…」と感じてしまった人間なので個人的にかなり嬉しかったですね(笑)
本機の通常時は図柄揃い大当たりならその時点でラッシュ突入が濃厚、「神拳勝舞」や「世紀末チャージ」経由での大当たり時は演出の展開によってラッシュ突入or通常大当たりかが判明という流れになっております。初当たり時は80%でラッシュ突入、残る20%が通常大当たり…というスペック面だけでなく、この辺の演出法則に関してもアノ頃の「北斗の拳」を彷彿させる作りでしたね。ラッキートリガー搭載機では決して珍しくない仕様ではありますが、「北斗の拳」とは抜群に親和性が高いなと感じました!☆は5つ!
歴代シリーズの伝統と本機ならではの新要素のバランスが絶妙!
・「BATTLE MODE」と「HYPER BATTLE MODE(ラッキートリガー)」では異なる演出が展開。
・「BATTLE MODE」ではシリーズ伝統の演出をベースにいくつかの新演出が追加されているぞ!
・選択可能キャラクターは「ケンシロウ」or「ラオウ」。昔のように他のキャラクターも欲しかった…!
・「HYPER BATTLE MODE(ラッキートリガー)」突入を賭けたジャッジ演出はなんと「無想転生チャンス」!
・「HYPER BATTLE MODE(ラッキートリガー)」は爽快感重視の設計で専用演出が多数存在!パチスロユーザーが楽しめる演出も!
「北斗の拳」シリーズのナンバリングタイトルは「7」でスペック・演出面共に大きな変化がありましたが、本機の「BATTLE MODE」は「6」までの長い間愛され続けた「北斗の拳」伝統の「BATTLE MODE」っぽい仕上がり。もちろん新演出もいくつか搭載されておりますが通常時と同じくあくまでアクセント的な立ち位置なので、昔の「北斗の拳」が好きだった方ならかなり満足できるのではないでしょうか。唯一残念だったのは選択できるキャラクターが「ケンシロウ」「ラオウ」の2人だけなこと。ここはモロに打ち込み甲斐に影響する部分なので、条件アリ(◯連以上など)でも良いので昔のように「トキ」や「レイ」も用意されていると嬉しかったですな。
「BATTLE MODE」とは対象的なのが「HYPER BATTLE MODE(ラッキートリガー)」関連の演出。こちらではまず突入を賭けたジャッジ演出(大当たり消化中に発生)がなんと「無想転生チャンス」になっていたり、「HYPER BATTLE MODE」消化中の演出には「押し順ナビ」演出が搭載されていたり(もちろん伝統のバトル演出も存在!)と、パチスロユーザーも満足できるような工夫が見られました。とはいえメインのラッシュである「BATTLE MODE」の方でこれをやってしまうとパチンコユーザーが置いてけぼりになってしまう可能性もありますからね。「BATTLE MODE」ではしっかりと歴代のパチンコシリーズファンが楽しめるように、そして「HYPER BATTLE MODE」では新要素かつ強力な出玉トリガーならではの特別感を味わえる演出構成になっていたのは素晴らしいと思います!☆は4つで!
【ラッキートリガー】「HYPER BATTLE MODE」の概要についてはこちら
新要素も多数加わりシリーズ随一の充実具合!
・先読み系から一発告知系まで幅広いカスタマイズ機能が揃っているぞ!
・本機からの新要素「ウェーブアクションカスタム」を搭載!
・もう1つの新要素「背景予告ナビカスタム」は地味に嬉しい機能かも!?
・いくつかのカスタム機能では「ON/OFF」の2択ではなく細かい調整項目が用意されているのがGOOD!
カスタマイズ機能は全体的にかなり良い感じの仕上がりだったのですが、個人的に注目しているのが「背景予告ナビカスタム」です。名前だけ見た時は「いったいなんのこっちゃ?」って感じだったのですが、実際に設定して遊技してみるとすぐにその意味が判明。その名の通りその変動で出現した「背景予告(SE系含む)」をお知らせしてくれるというカスタマイズ機能でした。
実際にこれを設定して打ってみると、思っていた以上に高い頻度で様々な「背景予告」が出現していることにビックリ。これまでの「北斗の拳」シリーズでもこのような予告自体は存在しておりものによってはかなり高信頼度なものもありましたが、意識していないと気付けないようなパターンも多かったのでね。このカスタマイズ機能が追加されたことによって今までの「北斗の拳」では見落としていた魅力に気づくことが出来そうな気がします。導入当初はこちらを活用して「背景予告」の情報を蓄えていき、ある程度慣れたらカスタマイズ機能は使わずに楽しむというのもアリですな♪
カスタマイズ機能は従来の「北斗の拳」シリーズ、そしてSammy系機種全体でも見てもトップクラスの充実具合。「ウェーブアクションカスタム」や「背景予告ナビカスタム」など目新しい要素もありかなり楽しめそうですね。☆は5つ!
バトルスペックはやっぱり「北斗」!
「6」以降は様々な挑戦を行っていた印象のある「北斗の拳」シリーズ。本機においても刺激的な新要素は多数追加されましたが、スペック面・演出面共に「原点回帰」を感じられる部分も非常に多く、近年のシリーズ機の中では昔からの「北斗の拳」ファンの方が1番しっくりくる1台に仕上がっていると思いました。昨今のシーンでは貴重なバトルタイプのスペック&演出であると共に、いわばそのジャンルの原点にして頂点的な存在ですからね。出玉性能においてはラッキートリガーである「HYPER BATTLE MODE」ばかりに注目が集まってしまいがちですが、本機はラッキートリガー頼りの出玉設計にはなっておらず「BATTLE MODE」だけでも十分な満足感を味わえたのも高評価…ということで☆は5つで!
今回のレビュー結果
ついにアノ頃の「北斗」が帰ってきた感
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