助六がYouTubeでやりたかったこととは?レビンや寺井一択など人気演者への思いも語る (2/3)
助六ボイスや好きなライターについて聞いてみた
皆さん、実は○○だったのに気づきました?レーダーチャートを書かれていて気づいたんですが、左利きなんですね。
そうなんですよ。
パチンコを打つ時にハンドルが右側にあるのは気にならないですか?
よく言われるんですけど全く気にならないです。むしろ僕らの仕事は打ちながら左手でメモを取ったり、スマホを見るしかないので、左利きに向いてますね(笑)
便利ですね。
右手はストップボタンとちょっとひねるくらいですし、技術介入とか細かいのも最初から右手でやってるので平気ですね。
パチンコのハンドルさばきは利き手かどうか関係ないんですね右手がなじんでると。
そうですね。よく左利きは、取るのは右だけど書くのは左とかって使い分けてる方が多いんですよ。僕は全部左なんですけど、そういう意味ではパチンコだけ右です。こんなやつ他にいないですよね。
あははは(笑)。じゃあ牙狼剣も刺しやすいですね。
はい。わざわざ持ち替えたりしなくてできますね。
そして助六さんといえば触れなければいけないのが「声」ですよね。
自己分析の個性のところの半分は声ですね。1にするか2にするか悩みましたけど。
ずっとハスキーボイスなんですか?
声変わりでこうなりました。中学生の時にはお父さんに間違えられたこともあります。
渋く聞こえたんですかね(笑)。声変わりする前は違ったんですか?
録音とかしてないのでわからないんですけど、いい声してたと思います。お酒も飲まないので酒ヤケでもないし、謎ですね。
でもすごく味がありますよね。ちなみに歌った時に音域の広さはどうですか?
カラオケによく行ってた頃はB’zが好きでよく歌ってましたよ。そこそこうまいと思います。
あ~いいですね(笑)
「こんな声なのにB’z歌える」ってイジられたりしてましたね(笑)
皆さんに歌声を届けられないのが残念です続いて好きなライターではレビンさんと寺井一択さんを挙げられてましたね。
怒られるかもしれないですけど、レビンさんと僕は同じようなタイプだと勝手に思ってます。
男性ライターには、パチプロ系のあくまでパチンコの勝ち方や勝つ楽しさを教えたいライターさんと、単純に演出が好きで楽しんでるタイプの2種類がいると思うんです。
ガチ系とエンジョイ系ですね。
ただ自分とレビンさんは勝ちたいし演出もめちゃめちゃ好きだから、深いところまで勉強してそれを伝えたいタイプなんです。
レビンさんは解説するためにプライベートでめちゃめちゃ打ち込んで負けるけど、詳しくなって喋るってことをずっとやっていたんです。だからこの人は本当に演出が好きで、解説することに生きがいを感じてるんだろうなって勝手に共感してます。
分かり合えるところがあると。
好きな機種も荒い台や北斗シリーズでかぶってますし、お互い原哲夫シリーズが好きで、よく編集部で話してましたね。
レビンさんの新台解説動画を拝見すると、勝ち方とは違う、叩きどころも教えてくれますよね。
ただ悲しいことに、パチスロって演出を覚える=勝ちにつながるじゃないですか。パチンコは覚えてもただ自分が楽しむというだけで、何にもつながらないんですよ。だから詳しくてもしょうがないって言われがちなんです。
やっぱり自分の中では楽しさも勝ち方も両立したい気持ちがあるんで、パチスロが羨ましいですね。
たしかに演出と先ほど仰っていたボーダーは、リンクしてるようでしてないですからね。
ちょっとマウントを取れるだけですね(笑)。なのでパチンコの演出に詳しいっていうのを、一般の方に自慢げにいうことはないですね。ライターとしてやっていくには必要不可欠な要素だと思っていますが。
でも、知っていると「楽しみ」という部分では変わってきますもんね。
そうですね。だからよく「楽しみ方を伝えたい」と言ってる演者さんが、演出を全然覚えてないのを見ると「何を伝えたいんだろう?」と思っちゃうことはありますね(笑)。自分の楽しんでる姿を伝えるんじゃなくて、楽しみ方を伝えないといけないはずなのにって。
演出が好きだからこそ余計にそう思ってしまいそうです寺井さんの好きなところはどこですか?
ライターよりライターやってますよ。Twitterやブログを見ててもすごく面白いじゃないですか。
動画を見てると、おそらくパチスロも詳しいんだけどそこはあまり表に出さずに、でも演出が出た時にはちゃんと反応できてるんですよね。それも詳しいだけじゃなく、面白いことに変換して喋ったりしてるのがすごいなと思います。
努力ももちろんしてると思いますけど、売れるべくして売れたんだなと。だからバラエティ要素的な部分では一番尊敬してます。
寺井さんにインタビューさせていただいた時に、入った当初は編集もやっていて、こういう使われ方をするというのがわかったのでそこを意識しながらやってるのが大きいと仰ってましたね。
僕も今やってて、同じことを感じます。自分で編集点を作ったりできるんで、編集しながら解説できたり喋れるっていうのは結構デカい気がします。
今YouTuberの人たちもどこまで編集をやってるかわかんないですけど、髭さんもやってると聞いた気がします。
髭原人さんは撮る前からこういう構成にすると全部決めてから撮っていて、今は編集をしなくなったけど、制作から戻ってきたものは全部チェックして修正を入れてると仰ってました。
レビンさんも自分でやる動画をしっかりチェックして、適切な指示を出していました。
編集スキルというのも演者に求められる要素になってきてますね。
そうですね。言っていいのかわかんないですけど、CSとかはみんな映像のプロが作ってるじゃないですか。でも実はパチンコに興味がない人も中にはいて観ていると伝わってしまうんですよ。
例えばですけど、パチンコを知ってる人は疑似2まではカットしたり、金セリフが出たとこだけを使って、そこからリーチにいって当たる流れを見せるんです。でも知らない人だと疑似1~3まで何の展開もないのに全部見せてたり、リーチの最後に出るカットインを省いて当落を見せたり。
だからYouTubeを見てると編集技術はプロに劣ってても、見せたいとこをちゃんと見せてる人はうまいなって思いますね。
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