【ジャグラーの日特別企画】半年間ジャグラーを打ち続けて20万枚勝った「ジャグ神」ガリぞうがジャグラーを語りつくす！ (5/5)

ジャグラーへの要望とジャグラーならではの面白さ

ジャグラーの不満点とか改善点「これだけはちょっと言いたい」とか「こういうのがあったら面白い」ってありますか？

ハイパージャグラーVをもう1回出してほしい。でも、出してくれないと思う。多分ほぼ決まってる話なんです(笑)

そうなんですか？

なんかメーカーでは黒歴史らしくて(笑)

でも、私が一番面白かったジャグラーはハイパージャグラーVだし、仲間たちもみなさんそう言ってます。

ただ、私の仲間たち=パチスロ生活者に近い人たちなので、「そういう人たち向けにウチの機種は作ってないぞ」ってことで。

※ハイパージャグラーV：ジャグラーシリーズ4台目。ゴーゴージャグラーSPと同様のスペック。3種類のフラッシュ演出、3種類のスタート音、スペシャルテンパイ音などチャンス予告演出が搭載されていた。

「ライトユーザーにも求められる機種」ってことですね。

ちなみに、例えばジャグラーで設定確定演出がついたらどう思いますか？

もうそれは15年くらい前に北電子の公式サイトでコラムに書きました(笑)

でも、紆余曲折あって「今はない方がいいのかな」と思います。

やっぱりそういうのがあると、今のジャグラーの客層にダメージを与えるんだと思います。

ジャグラーって「振り返ってみて結局どうだったんだろう？」でモヤっとしたままで終わっちゃうじゃないですか。

私、常にメモ帳に何か聞かれたら話そうと思ってる事を書いてあるんですけども、その中にアイムジャグラーの良いところも書いていて。

お願いします。

「期待値が確定してない稼働」を避けたがるユーザー層って必ずいらっしゃるんですよ。

例えば、天井狙いする人。例えば「凱旋を700から打つと、2000いくら期待値があります」と。そういう稼働はするけども「そのジャグラーはもしかしたら1かもしれないんでしょ？なんでマイナス期待値かもしれないのに稼働するの？」っていう層もいらっしゃるじゃないですか。

そういうユーザー層の視野から狙いが外れるので競争率が低くなることがジャグラーの良いところって書いてありますし、やっぱりそれを守りたいんじゃないですかね、メーカーさんも。

ななプレスの中で今、黒バラの方たちで「ななバト」という実戦記事を書いてもらってるんですね。

その中で、タクさんが「マイジャグ4を6って確信して、ずっとぶん回した結果」という記事が4ヵ月前にUPされたんですけど、いまだに「いや、6なんてありえない。これ4だろ」みたいな、設定に関してのコメントが来るんですよ。

へぇー！それもまたジャグラーのいいところだと思いますけどね。

面白いですよね。

ジャグラーって、その場にいた人が一番設定状況が分かってるはずなんですよ。でもただ文面とか、映像だけ見て決めつけちゃう客層もやっぱりいらっしゃるんですよ。

そして、またこの実戦企画でその後もジャグラーの記事が出ているのに、この記事に戻ってみんなが「このマイジャグは4だ6だ」っていう話が続いてるんですね。

それも、設定判別が特定できないジャグラーの面白さかもしれないですね。

そうですね。だって、初代のアイムジャグラーが出た時に、プレステでアイムジャグラーのゲームが出たんですけど、私がラスボスとして出てるんですよ。

言ってみれば、私はそこそこジャグラーに詳しい方なんですよ。その私に対して「それ、6ないよ」とか(笑)

ラスボスに対して(笑)

もしかしたらその人の方が詳しいのかもしれないけど「私も結構知ってるよ？」って(笑)

それでもやっぱり言っちゃう人いらっしゃるんですよね。「アイムジャグラーはAEはそこまで荒れてないけどKTはクソだから、KT打ってる時点でダメだよ」とかって。

「そうですかぁ…」ってなる(笑)

あはははは(笑)

だから、各々の価値観とかがあるじゃないですか。それがあってしかるべき、あっていい機種なのかなって。

まあ、「マイジャグでレインボーにペカったら6確定だよ」って言われると「それはそれで…」っていうところですね。

そうなんですよ。やっぱり6確演出とかができちゃうと、もうそれって確定じゃないですか。

その人によってのブレ幅がない。きっとメーカーは「そのブレ幅があってほしい」と思ってるんじゃないですかね。

ジャグラー界のラスボスとジャグラーだけのロングインタビューとなりました！

シンプルな機種ながら、どこまでも話題が底をつかない「本当に奥の深い機種だな」と、ジャグ神のお話を聞くことで改めて認識できました。

昨今の事情で導入が6月上旬予定となりましたが、ブドウを数える小役カウンターの準備をしながら新生アイムのスタートを楽しみに待ちたいと思います！

以上、「ジャグラーの日」特別企画でした！