鬼DイッチーのAV監督繁盛記!キーワードは「ガチナンパ」「童貞からの手紙」「加藤鷹」 (1/4)
鬼Dイッチー
群馬県出身の動画ディレクター。テレビ業界からアダルト業界を経て、リスキー長谷川からのオファーをきっかけにパチンコ動画を手掛けるようになる。「松本バッチの成すがままに!」「バリクズ漫遊記」など人気番組を多く手掛けており、本人も出役として人気を集めている。- https://twitter.com/ONI_D_ICCHY
- https://www.instagram.com/icchy913/
- サロン・ド・クズ(バリクズ漫遊記ファンクラブ)
- https://lounge.dmm.com/detail/2434/
「エキスパート」鬼Dイッチー編、第2回です。
今回は、イッチーさんの前職「AVの世界」についてガッツリお聞きしました!オーディオビジュアルじゃない方のAVの話、モザイクの向こう側に隠された男のロマンの真実とは!?
すりガラス、無人島、24時間TV、全部スゴイ「印象に残った仕事」
ここからは「印象に残った仕事(その他)」ということで。こちらもなかなか言葉だけでは想像できないものだらけなんですが。
まずは「すりガラスを持って生放送」と。
僕が二十歳のときに入ったところが、スカパー!のアダルトチャンネルの「パラダイステレビ」というところだったんですよ。
その頃は開局1~2年目で、いわゆる昔の「ギルガメッシュないと」みたいなものを生放送する、っていうのをウリにしてたんです。
それで生放送でHなことをたくさんしていくんですけど、生放送なんでモザイクを掛けられないから、女優さんと男優さんがヤッてる近くで黒子みたいに横からすりガラスを持つんですよ。
落としたら放送事故ですね。
そのすりガラスを持ったまま「そこから一生動くな」って言われて。
そこで加藤鷹さんが、ワーッとして出た分がジャーッとかかっちゃったりして。
なかなかの激務(笑)
それを強い精神で耐えたりしてたのが印象深いですね。
続きまして「タイの無人島グラビアで色々あった」というのは?
これは着エロDVDとかが流行ったときに「カメラマン兼ディレクターで参加してくれ」っていわれたやつなんですけど。まあ~、非常にずさんなロケだったんですよ。
港もないようなところから「この船大丈夫なのか?」という船で無人島に行かされて、ほぼ素っ裸に近い恰好で撮影をしてて。
そうしたらたまーに警察のパトロールみたいなのが来るんですよ。パトロールが来たら、みんなで無人島の中を逃げ回るという(笑)
逃亡犯じゃないですか(笑)
あと、スコールが降ってきたときも大変で。
向こうのスコールって超大雨なんですよ。しかも、無人島なんでさえぎる物がなくて。カメラを守るために1時間くらいカメラに覆いかぶさってましたね(笑)
本当に色々あったんですね。
そうですね。その初日の夜にも、初めて行ったタイだったからテンションがアガって、ゴーゴーバーで15万くらい使っちゃいましたしね。道端のオバちゃんにも「おうおうおう、オメーも来い!」みたいに奢っちゃうくらいに。
本当に色んなことがありましたね。
最後が「24時間TV中の武道館で気絶」というのは?
これはマジメに仕事していた頃の話なんですけど。
日テレの24時間テレビのスタッフをやっていたときに、3日徹夜して4徹目の朝が本番の日だったんですよ。
本番の日になってみんな準備が終わって、同僚なんかは徳光さんのカンペで腱鞘炎になったりして。
やっぱり24時間分のカンペとなると。
デカい模造紙に何百枚とカンペの指示を書かされるとやっぱりどうにかなりますよね。
僕も色々な準備をした4徹目の朝に「今日、やっと本番だな」とトイレ行ってオシッコしたらそのまま気絶したんですよ。
4徹の限界が(笑)
出たことで気が抜けちゃったのか、気絶して起きたら番組がほぼ終わってましたね。
24時間くらい寝ちゃってるんですよ。
その間「アイツがいないぞ」みたいなことにはならなかったんですか?
なってないんですよね~。やっぱり24時間テレビの忙しさなのか(笑)
「バックレたんじゃない?」みたいに思われたのかもしれないですね。
その後、身体の影響などは?
なかったですね。むしろ24時間寝たんでめちゃくちゃ元気で。
その後、元気に片付けをしていましたよ。
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