沖ヒカルが「ハナハナ」「海物語」「木村魚拓」そして伝説の「沖すろ屋」を語り尽くす！ (5/6)

遠隔!?裏モノ!?伝説のホール「沖すろ屋」で沖ヒカルは誕生した!?

最大マイナスの中で「沖すろ屋」とあるんですが。

ああ、これちゃんと書いてくださいね。四谷に「沖すろ屋」っていうのがあったんですよ。

そこがオープンの時から僕はずっと通ってて、大崎さんもいました、怖い人から、外国の人から、色んな人がいました。
その人たちとものすごく楽しい時間を過ごしたわけですね、半年か1年くらい。

それが四谷警察署に摘発されたんですよ。

「沖すろ屋」で調べたら「店長が捕まった」って出てましたね。

急に！急にっすよ？もうこの業界で何が1番ショックかって、沖すろ屋が無くなったことですよ！

あの「閉店いたします」の貼紙を朝見た時の、あのショックは他では比べ物にならないですね。

遠隔やってたんですよ(笑)

え!?本当の遠隔ですか？

しかも店の全台じゃない。これちゃんと書いてくださいね！

はい。しっかり書かせていただきます！

店の全台が遠隔じゃなくて、シ〇ラーとか南○物語とか○唄はちゃんと普通の裏だったんですよ。ハ〇ハ〇のスイカバージョンだけ、上手い具合に遠隔やってたんですよ。

四谷の商店街のおじいちゃんおばあちゃんが夕方からたまに来るんですけど、妙に早く初当たりが来るんで、俺らは仲間内で「これおかしいよね？なんで商店街の人たちが来るとあんまりハマんないで光るんだろうね？」って言ってたんですよ。

それが遠隔だったんです、面白いよね～！

すごい話ですね(笑)

面白いんですよ～！

調べたら「裏モノで摘発」とあったんですが、遠隔の方なんですね。

ダブルですね。遠隔と裏と。

というか、遠隔って本当にあるんですね。

あったんですよね。まあ、裏も特殊なやつだったんで。

でも僕らは遠隔だろうとなんだろうと楽しかったんで、全然ありです。

それはやっぱり「沖スロ専門店だから」というところですか？

うん。超～楽しかったんです！

だから沖スロにどっぷりハマって「毎日行きたい、朝から打ちたい」っていうので会社を辞めた。そこにちゃんと繋がるんですよ。

それが「沖すろ屋のおかげ」というか。

沖すろ屋のおかげでフリーになって？

そうそうそうそう。

はっきり言ってこの10年くらいでむちゃくちゃお金もらったし、超楽しいし。スゲーつらい部分本当はあるんですけど、一見超楽しい人生を過ごせたのは沖すろ屋のおかげなんですよ。

マイナス16万の負けなんてもう余りあるぐらい。

もうそんなの何百倍にして返してもらいましたよ、本当に。

「沖すろ屋が今の沖ヒカルを生んだ」といっても。

そうそう。もう言っていいです、それは沖すろ屋のおかげです。

ただ、さすがに今はもうないんですね。

ドラッグストアになってます。

無くなってね、その3ヵ月後にはドラッグストアになってました。びっくりしますよ。