ガリぞうが対人戦の番組でも普段通りに立ち回る理由【収支日記#34:2020年11月17日(火)~11月23日(月)】 (3/3)
11月23日:対人戦への抗い
この収支日記を読んでくださっている方には伝わっていると思いますが、私は人との争いが苦手です。人との争いが苦手で社会からこぼれ落ち、パチスロでも人と争いたくないから競争率の低い店を主軸に動いています。
恥を捨てて嘘偽りなく正直に言えば、人の気持ちを考えすぎてしまい自分の首を絞める結果になるのなら、最初から誰とも関わらずパチスロとだけ戦っていれば良いという考えが根本にあります。対人戦じゃなくパチスロという無機物とだけ戦っていると誤解していたいから今の生活を続けていると言っても過言じゃありません。
そして今日はJANBARI.TVの「ドロップアウト」収録日。「おもいっきり対人戦やんけ」という声が聞こえてきそうです。私もパチスロライター業は今年で22年目ですから、ドロップアウトに限らず対人戦の番組や企画は幾度となく携わってきました。その中で私なりに出した結論は「対人戦でも普段通り勝ち方を伝えるスタンスで」となりました。ある意味、対人戦という企画から逃げているとも言えますが、お仕事を成立させつつ自身の苦手な部分も克服するにはこのスタイルが適しているとの判断です。
メンバーはワサビさん、チェリ男さん、JANBARI.TVのリノさん、そして私の計4人。それぞれが出演する動画から察するに、ノーマルタイプ括りで良いのでしょうか。この対戦相手達に勝つ事が最大の目標になる番組です……が、どうしても私はそこに照準を置けません。「自らのスキルを最大限に発揮して勝ちに向かえば結果優勝を目指せる」という方向性で挑ませて頂きます。
このメンバーの番組の収録現場ですから、やはり本命はノーマルタイプで良いのでしょうか。
200人弱の並びの中、私の入場抽選番号は187番。
設置台数がART機含め300台強の中、正直この時点で詰んでいるとしか思えませんが、前述の理念の下にやれる範囲で精一杯やってみます。
入場してジャグラーのシマを一周しようとすると、ファンキーが2台だけ空席になっていたので慌てて確保。ファンキーは現行ジャグラーの中でも設定1で甘い部類に入るので、他の方々の様子をうかがいながら試行を重ねるには都合の良い機種です。
※*印はチェリー重複、#はレアチェリー重複の意
開始早々100Gちょいでレアチェリーを確認。先ペカから左にチェリーが出現し、中リール中段に7を狙うと連チェリーまでズルスベリしました。必ず単チェを蹴って連チェリーを形成しペカる法則上、これはレアチェリーの可能性が非常に高いです。
ファンキージャグラーは順押しだと必ず連チェリーになる制御を伴うBIG確定のレアチェリーに設定差があります。確率分母が大きいですし確実に見抜ける訳じゃありませんが、序盤に頻出すると少し期待できるくらいの参考程度にはなるので、覚えておいて損はありません。
表裏どちらか成立している側を狙えば獲得できますが、反対側を押すと取りこぼしてしまいます。この取りこぼし時の出目を覚えておくと、レアチェリー成立に気付ける頻度が飛躍的に高まります。
黒BAR揃いは問答無用で反対側レアチェリーの取りこぼし目です。
順押しで左リール上段BARから中リール下段ボーナス図柄のリプレイハズレは、ベル・ピエロ取りこぼしor反対側のレアチェリー取りこぼし確定目です。
順押しで左リール上段BARから中リール中段ベルは、ベル・ピエロ取りこぼしor反対側のレアチェリー取りこぼしの2確目です。
順押しで左リール上段BARから中リール下段ピエロは、ベル・ピエロ取りこぼしor反対側のレアチェリー取りこぼしの2確目です。
可もなく不可もなくの展開の中、席を立ち各シマをチェックしていたら、1652G・BIG=2・REG=7というアイムの空き台を発見。アイムはBIG確率の設定差がほぼないので無視するとして、1652GでREG確率1/236は強いです。初見の店で強い根拠を用意できないなら、目の前の数字を参考にするしかない訳で。
アイムに移動した所で1回戦が終了。集計結果は生き残りのようでホッと胸を撫でおろし、2回戦ではアイム実戦に挑みます。
前任者同様、設定差の大きいREGは設定6以上で当たるものの、出玉に大きな影響のあるBIGは1回しかひけないまま時間切れに。
集計結果は……再び生き残ったようで。
次は優勝決定戦。
さすがに前任者と合わせて2800GでREG=14回(1/200)で高設定の自信はあるので、このまま優勝したいところですが……。
最後までBIGが当たらないまま実戦終了。
皆様、こんなBIG確率、体験した事ありますか?
こんなんで優勝できるハズもなく、私は2位で幕を閉じました。
ただ、普段通りに高設定を追い求めた結果ですし、設定差のほぼないBIGがひけるかひけないかは運次第なので、個人的には後悔していません。JANBARI.TVさんにおかれましては、対人戦が苦手で画変わりもしない演者ではありますが、また向いている組み合わせがありましたらお声掛けください。いつも通りに立ち回った結果、優勝できていたら嬉しいな的なスタンスで再び参加させて頂きます。
尚、この収録実戦は既に動画でも公開されています。
映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。
【DROP OUT -63rd Season- 第1話(1/4)】
以上です。
こうして数ヶ月ほど収録時の実戦記を書いていて思う事があります。普段の現場と収録時では、パチスロで勝つ為に求められるスキルが大きく違うなぁと。現場で使えているスキルが収録では使えなかったり、収録時の常識が現場での非常識だったりする事が多いように感じます。
こうした差異を視聴者さんに感じさせず、同じように見える立ち振る舞いができれば私はまた1つ成長できるように思います。私も後1年ちょっとで五十路ですが、これからも頑固にならず柔軟に成長していきたいです。
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