常勝は最初から常勝だった!?イトシンさんを尊敬はしないけど好きになったイイ話をワサビさんが教えてくれました【エキスパート 業界の流儀 ワサビ編 #1】

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ワサビ

常勝理論でおなじみの理論派スロッター。正統派のガチキャラながらも、楽しむための打ち方から勝つための立回り方まで硬軟を問わず、その面白さを伝えることのできるAタイプの伝道師。

エキスパート、それは専門家、それは達人、それは道を究めた神々の視界。パチ/スロ業界に関わるエキスパートのエキスパートたる所以は何か、その神髄に迫るインタビュー企画。

今回は

ガチスロッター、Aタイプ職人、高学歴、プロ雀士、様々な顔を持つ常勝スロッターワサビ。その肩書きはキリがなく、なのに経歴やプロフィールは謎が多い。わかっているようでわからなかったワサビの謎とその常勝のロジックの神髄に迫る。

デビューから常勝!最初は「見」

まず経歴の部分からお伺いしたいのですが。YouTubeの視聴者世代ってワサビさんがどういった経緯でライターになったのかがわからない世代も増えてきたと思うんですが…

わかってない(笑)そういわれるとそうですね。

今回の取材にあたって調べさせてもらったんですが「P-mart」の辺りからやっぱりフワっとしてしまったので(笑)

まずはスロットとの出会いからお伺いしていきたいのですが、ネットのウワサを調べさせてもらうと、高校生説と22歳説があったんですが。

その真ん中ぐらいですね。21ぐらいですね。

最初のきっかけって何だったんですか?

高校卒業してから4年か5年ぐらい浪人したんですけど、周りを取り巻く環境っていうか友達になった人達が、どうやらスロットで食ってるって聞いたんです。
それでスロットを教えてもらうようになってから実際に打つまでの半年から1年くらいはただ見てただけでした。

ホールに行って全く打ってなかったんですか?

打たずにです。

じゃあ見(ケン)の状態ですか?

見というか、「どうやって勝ってんのかな」と。その頃だったら「リプレイはずし」「目押し」とかどうやって上手くなってるのかと、全部まずは目で盗もうかな、って思ったんですね。自分のお金使ってたら意味ないんで。

それで見てるだけの状態があってから、いざデビューを迎えるんですね。

ネットで見た情報になっちゃうんですけど、友達から6枚だけもらった分で…。

あ~、そうでしたね、それもありました。

1回いつも通りそうやって見てたんですよ。山佐の「ビッグウェーブ」って台だったんですけど、その台で友達が打っていて6枚だけ貰ったんですよ。それでペッてやったら当たっちゃってビッグになっちゃったんですけど、それが2連チャンしたんですよ。それで7,000円だか8,000円だかになって、じゃあこのお金だけはいつかスロットに使おうと思って。でまたそこからしばらく見だったんですけど。

それと山佐の「シーマスター」っていう台があったんですけど、それの新装初日に打ちに行ったんです。当時の新装は今と違って、お祭りが基本だったんで、絶対入ってたんですよ。そして打ったら設定6で。まぁ、初めて打ったんですけどリプレイはずしも結構難しいんですけど「シーマスター」は、なんか見よう見まねで出来たんですよ、その辺で学んできたから。

見の成果だったんですね。

で、いきなり閉店まで打って5,000枚ぐらい出て…、それがスタートでした。

そこから実際負けなしというか、マイナス域には…。

マイナス域にはならない感じになっちゃいますね。そしてそのまま…

今に至ると…。

まぁ、そうだと思いますね。

本当は演者よりも編集ライター志望!?

そこからライターになるっていうのはどういった経緯なんですか?

そこからはスロットである程度勝ったりして生活していたんですけど、このままじゃずっとこんな感じだな、と思って何か仕事するかってなりまして。
大学行くの諦めて仕事しようってなった時に、どっかの編集部に入ろうと思ってその時にスロットの漫画や雑誌とかを散々読んでたんで、出版社が良いのかなぁと思ってそれで受けてみた感じですね。

最初の所属はどちらになるんですか?

一応この業界では古い雑誌って言われてるんですかね。「必勝パチスロファン」っていう雑誌がありまして、今はないんですけど、ガイドよりちょっと早かったのかな。そこに入りました。

その時はおいくつの時だったんですか?

正確には覚えてないですね。なんせずっと浪人重ねてたんでもう年齢感覚がないんですよ。
俺はいくつになったんだろう?みたいな。22、3ぐらいだったと思うんですけどね。

そこでもうライターとしてっていう。

そうですね、面接行ったら面接官がリスキー長谷川さんでした。

いきなりビッグネームですね。そういう時ってどういうことを聞かれるんですか?

論文的なのも一緒に提出させられたんで、それの書いてある内容についてだったりとか、あとは動機ですよね。普通のことでしたよ、聞かれたのは。

ライターさんになる時に論文を書いたってお話を良く聞くんですが、内容って具体的にどういったもの書くんですか?

僕は当時出ていた機種の、アルゼの「グランシエル」って台があったんですけど、それが世の中に出る前に今と違って先行導入店ってのがあったんです。そこにデモ導入された時から良く打ってたんですね、世の中に出る前に。

そのデモを店で打っていて誰も気づかないようなことで、攻略誌に載ってないようなこととか全リーチ目とかをブワーッてメモ帳に書いてたりしてたんですよ。それで、その台が世の中に出る頃にはもうすでに極めていたようなことを文章にして「そのくらい探求するのが好きですよ」みたいな論文を書いた記憶があります。内容までは覚えてないですけど。

さすがにかなり前になりますもんね。

そうですね。

そこからの経緯もちょっとお伺いしていいですか?
そこから「必勝パチスロファン」→「P-mart」になるんですか?

いや、そこでしばらくやってました。編集兼ライターみたいな感じで。

入った時はそこは小さい編プロ(編集プロダクション)だったんで、編集とライターがキッチリ別れてないっていうか、リスキー長谷川さんはもうライターみたいな感じでしたけど、やらされることは実戦記やバトルページみたいな、ああいうのももちろんあるんですけど、機種ページってあるじゃないですか?

新台のスペックとかが紹介されているページですね。

はい。そこの機種の解説部分、カラーのところも含めて全部やってました。

そして、そこも含めてIllustrator(画像編集ソフト)を使って、作るのも写真貼るのも文字入れるのも全部やってました。デザイン以外は全部やってました

取材から誌面構成までしていた感じだったんですね。
じゃあ、本当に演者さんというよりも雑誌のライターっていう感じだったんですね。

編集ライターっていう感じでしたね。だから文字校正とかしたりしてましたね。

実際に動画でデビューっていうのはどのあたりなんですか?

そこから何年経った頃か覚えてないんですけど2、3年くらいですかね。ネギ坊さんが司会をやられてた「パチテレ」の年末特番があったんですけど、その番組はライター集めてたんですけど数が凄く多かったんです。10人、20人ワーッて集まる特番だったんで、その中の1人で連れていかれた感じで出たのが最初でしたね。

そこから動画の仕事が増えたり、メインになっていくのはどれくらいからなんですか?

動画の仕事ねぇ…、そうですねそれからはパチテレさんかな。まあ、当時はパチテレぐらいしかなかったんで、BIGチャンネルからパチテレの流れしかなかったんで、そこには出させてもらってましたね。

「オレ勝PRO」って番組にしょっちゅう出て行って、それがいずれ無くなって「S-1 GRAND PRIX」っていうのになったりとかして。そこにもずっと出てたりしてっていう感じで一応出てはいましたね。

だから元々はページ作る仕事の方がはるかに先だったんで。

書く方がメインだったんですもんね?

メインだったし、好きだったですね。だから出たくなかったんですけど(笑)
気づいたら出てましたね。

現在も誌面に関わるお仕事はされてるんですか?

自分のコラムであったりとかそういうのはいっぱいやらしてもらってますけど、機種ページを組むのはやってないです。

やりたかったですけど、ただ今いる実戦術(パチスロ実戦術)って雑誌が立ち上がった時は「僕も手伝えるよ、なんでも出来るから」って機種ページもちょっとやらしてもらったんですけど、すぐDVDだなんだってやってる方ばっかりになっちゃったんで、そこでバツンと切れたんですね。

動画に出始めのころからワサビさんのお名前で出ていたんですか?

だったと思いますけどね。僕、昔漢字で「山葵」だったんで。

ああ、漢字の山葵さんだったんですね。

山葵(ワサビ)が結構読めない人が多くてカタカナに変えたんですけど。

ネットに書いていたのはワサビというのは、お寿司が好きなことからきているというのは本当ですか?

そうですね。友達とこうやって喫茶店で喋ってる時に、「なんかこういう仕事することになったから何か決めなきゃいけないみたいだわ」って言ったら、「寿司好きだからワサビでいいんじゃない」って言われただけです。それだけ。「そうね、じゃそれにしよう」って。

尊敬する人「イトシン」、なのに好きなライターは「なし」!?

ちなみに入った頃に憧れてたライターさんとかそういう業界の方っていらっしゃいますか?

憧れはないですね。面白いなと思って読んではいましたけど。

事前アンケートで拝見していた時に1つ気になることが、尊敬する方にイトシンさんがいるんですけど、好きなライターさんが「無し」っていうのは?

そうそう、それごめんなさい。狙いました(笑)

引っかかってしまいました(笑)

伊藤(伊藤真一)じゃないんかい!っていう(笑)

「好き」っていうのは難しくて、知り合いとして「好き」なのか、または見ていて楽しい、あくまで視聴者としてライターさんを見ていて面白い人って意味で「好き」なのか、だと思ったんですけど僕は後者の方かなと思ったんですけど、そういう意味ではあんまりそういう人はいないんで。

伊藤さんに、尊敬してるという点なんですけども、
パチスロファンがなくなって、そこから実戦術まで凄く間が空いて、その間ってなにもしてないんですよ。ずっとスロだけで飯食ってる感じで。
目だけはギラついてて、たまに来る仕事をちょっとやるだけ、という泥水期間が随分長かったんですよ。

その間、伊藤さんも一緒で、昔やってたマニアックスという雑誌がなくなって、僕と同じような状態だったんです。

そんな時に実戦術にそんな2人が入れることになったんですけど、創刊から出ていたのは僕で、実は伊藤さんが創刊から出ているようで2号から出てるんですよね。

元々はスタンスが一緒で、2人共本当にスーパーガチプロだったんですけど、僕が1号前にいるから、と言って今の伊藤さんのキャラクターみたいなのにある意味転向してもらえた流れがあったんですよね。

やっぱりガチキャラが2人だと、お互いカブってしまうから、ということからですか?

うん。今じゃ後輩にもバカにされているような雰囲気はありますけど(笑)

むちゃくちゃイイ話じゃないですか!

僕は冗談抜きで彼の前ではカメラ回ってないところで、そういうバカにするようなことはしたことないんです。それは多分、どこかで尊敬してるのかもしれないし、あと感謝してるんだと思うんです。向こうが変わってくれたってことに。

その人間的な部分は尊敬してるけど、それでも結局ライターとしてはそうでもない。と(笑)

まあ、それは別の話で(大笑)

SNSってやってますか?

ワサビさんのことを調べようとネットを探してたんですが、SNSなどを探しても「P-mart」の頃しか出てこなかったんですが。

「P-mart」はその泥水期間にちょこちょこやってた仕事です。

2016年ごろのネットの記事を拝見したんですが、その記事内で「普段はガラケー」ってことなんでが、今もガラケーなんですか?

ガラケーですよ。

スマホではなく。

はい、ガラケーです。

めっちゃガラケーでした

もうスマホは一切持たず、で?

タブレットは持ってますけど。

じゃあ、SNSとか全然しない感じですか?

はい、しないです。

ちなみに「P-mart」のブログあるじゃないですか?あれは仕事としてやってたんで毎日更新してました。何年もやりましたね。

で、それが無くなったんでそれからしばらくちょっとは書いたかもしれないですけど、そこからもう止めてます。

今回そういう取材で調べさせてもらう時にTwitterとかFacebookとか一通り全部探したんですけど、ライターでワサビさんだけがどうしても出てこなくて、実際ネットとかでTwitterとか自分の情報をエゴサーチして見たりとかもしないですか?

見ない。見ないし人のも見ないです。ライターさんのは誰も見てないです。麻雀プロのはちょっと見るかなぐらいで。

実は個人アカとか裏アカを持ってたりとか、そういうこともない?

本当に無いです、本当に無い。単純に興味が無いだけです。

逆にそうなってくるとワサビさんの最新情報、何日にどこどこに来店、収録ありますよ、みたいなのをよくライターさんってブログとかに出されるじゃないですかそれはどこで分かるんでしょう?っていう。もう出演する各媒体のサイトで確認するしかないんでしょうか?

出るサイトのところしかないですね。

じゃあワサビさんの来店に行きたい人は、各自で情報を集めて行くしかない、ってことですね。

そうだと思います。 僕も「どうやって来てるのかなぁ?」っていつも思ってるだけなんで(笑)


今はネットにどんな情報も載せられてしまう、「まとめの時代」。そんな中でもどんなまとめサイトにも載せられていない新事実が次々と出てくる今回のインタビュー。まとめサイトよ、コレがワサビの真実だ。

次回は「ワサビ=Aタイプ」として、ワサビとAタイプ一色のAトークに突入する!

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