【P中森明菜・歌姫伝説~BLACK DIVA極~】時短120回転に歓喜!通常時のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
「ディ・ライト」さんから登場する注目の新台「P中森明菜・歌姫伝説~BLACK DIVA極~」の試打レビューをお届け! スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「P中森明菜・歌姫伝説~BLACK DIVA極~」の解析情報はこちら
通常大当たり時は120回転に突入!
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | VST機 |
大当たり確率 (通常時) |
1/319.6 |
大当たり確率 (高確率時) |
1/91.7 |
RUSH突入率 | 約72%(※1) |
RUSH継続率 | 約80%(※2) |
賞球 | 1&4&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 2R/7R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
2R:約300個 7R:約1050個 10R:約1500個 |
時短回数 | 120回転(※3)/144回転(※4) |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…時短引き戻し含む。
※2…残保留4回転での引き戻し含む。
※3…確率変動は特定ラウンドにおけるV入賞が条件。
※4…ST中に特図1で通常当たりに当選した場合はST500回転。
※…コンプリート機能搭載機。
まずは本機の全体的なスペック表がこちら。これまでMAXタイプ~甘デジまで幅広いスペックやゲーム性で登場してきた「中森明菜」シリーズですが、今作は初当たり確率約1/319.6のミドルスペック機、そして継続システムは久しぶりにSTタイプのゲーム性が採用されております。
大当たり内訳
特図1
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R確変 | ST144回転 | 1% |
7R確変 | ST144回転 | 57% |
7R通常 | 時短120回転 | 42% |
ゲームフロー
今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時のラウンド内訳やラッシュ突入率、時短の有無などをふまえたトータルでの満足感。そして本機のラウンド内訳&初当たり後のゲームフローがこちらとなります。
最大の注目ポイントは通常大当たり当選時(初当たり時の42%)は必ず120回転の時短に突入するということ。数年前から一部の機種で採用されている時短120回転。しかしその後残念ながら流行の兆しはなく…なんなら時短など引き戻しのチャンスが一切存在しない機種も珍しくない時代にまさかの復活でございます! 個人的には時短回数(引き戻し期待度)は多ければ多いほど良いに決まっている!という考えなので、これはめちゃくちゃ嬉しいですね。特に時短100回転を超えてから引き戻し成功→ラッシュ突入(右打ち中の大当たりは100%ラッシュ突入!)という流れを味わえば誰しもが本機にゾッコンとなることでしょう。
昨今の機種だと時短中の演出はラッシュ中と共通だったりそれに近いものが多いのですが、本機の時短中はほぼ通常時と同じ演出で展開。この造りも「わかってるなぁ~♪」と感じました。「中森明菜」シリーズには爆発力や瞬発力よりも演出面を含めた満点感や遊びやすさを求めるユーザーが多いと思いますので、この時短周りの造りはコンテンツにピッタリな素晴らしい設計だなと思います!
初当たり時のラウンド内訳は1%のみラッシュ突入濃厚となる10R(1500発)が存在しておりますが、残る99%は7R(1050個)。昨今は通常時からオール10R!という機種も珍しくないので一見物足りなく見えてしまいますが、それらはラッシュ突入率、もしくは通常時大当たり時に即通常時へ転落…など、大半の機種はどこかにウィークポイントが存在していますからね。引き戻しを含めたラッシュ突入率が72%もありながら最低でも1000個以上の出玉を獲得可能だというのはかなり評価できるスペックだと思います!
初当たり関係の各種抽選数値は全体的なバランスが良く、ハイスタンダードという言葉がピッタリ。初当たり時に得られる満足感は現行機種トップクラスでしょう。時短120回転という唯一無二の強みも存在しているのも推せるポイントですね。☆は5つ!
「白熱演出」は最後に登場する「ちび菜」に注目!
通常時は予告演出&リーチ演出はかなりバリエーションが豊富な印象。歴代シリーズに近い雰囲気は残しつつも本機からの新搭載だと思われる演出も多数確認することができ新鮮な気持ちで楽しめました。大当たり当選時を除けば(詳細は次の項目にて)特定の演出ばかりが偏って発生するようなこともないので見飽きることがなく十分な演出ボリュームだったと思います。
近年のDaiichi系機種でお馴染みの「白熱予告」はなんと合計7種類ものパターンが存在! 「ちび菜」の姿によって発展先を示唆しているので多少期待度に差はあるかもしれませんが、トータル期待度約70%の激アツ演出となっております。歴代シリーズファンの方には是非全パターンコンプリートを目標に楽しんでいただきたいですね♪
「中森明菜」シリーズは歌パチを代表するタイトル。今作では新規楽曲が多数搭載されているというのも注目すべきポイントでして、過去シリーズでは聞くことの出来なかった「飾りじゃないのよ涙は」が通常時における最強のリーチ演出「飾りじゃないのよ涙はSPリーチ」として搭載されております。ゆとり世代の僕でも知っているくらいの超有名曲ですからねぇ。「中森明菜」ファンの方、そしてリアルタイムで楽曲を聞いたことのある方には待ってました!って感じでしょうな。
そして楽曲関係で驚いたのは、「中森明菜」さんが歌唱されるカバー曲も多数収録されていたこと。搭載楽曲は全て実際にカバーされたことのある「異邦人」「残酷な天使のテーゼ」「WHITE BRETH」「One more time,One more chace」「ダンシング・ヒーロー」となっております。これらの幅広いジャンルの楽曲が予告演出~リーチ演出まで様々な場面で流れるので、これまでの「中森明菜」シリーズを打ったことのない方でも楽しみやすい造りになっていると思いました!
近年の「中森明菜」シリーズはさほど打ち込めていないので比較してどうこうはあまり語れないのですが、新演出も多数確認&演出ボリュームも十分で飽きずに楽しめそうな印象を受けました。通常時は上位リーチに発展しない限り実写の「中森明菜」さんがほぼ登場しないことはファン目線だとどうなんだろうかと思いましたが、まぁこれは歌パチ系における王道でもありますからね。実写が登場すれば熱い!という演出構成で歴代シリーズを打ったことのない方でもすんなりと楽しめることでしょう。「白熱演出」に多彩な「ちび菜」のパターンが用意されているのはファンの方にとってかなり嬉しい要素だと思いますので、☆5つで!
初当たりパターンにやや偏りを感じた
初当たり当選時は先読み→連続予告→当該変動→リーチ演出という流れの中の各ポイントで1個ずつはかなり強めの演出が高確率で出現。どこか1箇所でも寒い展開だと一気に不安になるような印象を受けました。個人的にDaiichiさんの機種は元々どちらかといえば派手目な演出傾向だと思っているので、ここに関してはこれまでと全く同じ印象です。
マイクが画面に突き刺さる瞬間はめちゃくちゃ気持ちイイ
各ポイントで1個ずつは…ということに関して言うと目立っていたのが先読み演出。試打での初当たり時は「DIVA ZONE(GOLD)」か、もしくはこちらのドでかいマイクがかっ飛んでくる演出(ドデカマイク予告)が高確率で発生。その為、これらが絡んでいないと変動中に強い予告が発生しても「先読みが弱かったからキツイか…」となってしまいそうな印象を受けました。まぁサンプルが少ないのでたまたま偏ってしまっただけかもしれませんが、もう少し様々な先読み演出からの初当たりパターンが見れると良かったですね。
そしてその先読み演出以上に印象に残ったのが「白熱予告」の出現頻度。「歌SPリーチ」「熱唱歌SPリーチ」「飾りじゃないのよ涙は」など様々なリーチ演出発展前に発生する可能性があるのですが、初当たり時の7~8割ほどはこの「白熱予告」が発生。今作の通常時における最重要予告演出であるのは間違いないでしょう。多彩な「ちび菜」のパターンが用意されていたり演出としては非常に魅力的なものに仕上がっていると思うのですが、ちょっと初当たり時の発生頻度が高すぎるような…。個人的にはもう少し「白熱予告」がなくとも大当たりに期待できると嬉しかったですね。
大当たりに期待できるリーチ演出は、最強リーチ演出である「飾りじゃないのよ涙はリーチ」に続き、「熱唱歌SPリーチ」、次いで「歌SP後半リーチ」といった感じ。意外にも(?)今回の試打では「歌SP後半リーチ」での初当たり当選パターンも複数回確認することができたのは好印象です。ただ、結局のところその際は基本的に「白熱予告」が出現していたので、「白熱予告」非経由での「歌SP後半リーチ」の大当たりももっと確認したかったですね。
激アツハズレみたいな展開はなくストレスを感じることはなかったのですが、初当たり時のバリエーションに少々乏しい印象を受けました。今回の試打だけで全てを把握することはできませんが初当たり時における「白熱予告」の発生率はかなり高めに設定されていると思うので、ここはもう少し下げてくれるともっと様々な展開で大当たりに期待することができたのかなと思います。☆は3つで!
せめて「先バレ」くらいは欲しかった!
本機に搭載されている演出カスタマイズ機能はこちらの4種類…といっても1つは「ノーマルモード」なので実質的なカスタマイズ機能としては3種類。「バイブアップ」や「先読みチャンス」といった必須どころは搭載されているのでそこまで不便はありませんが、できれば昨今のトレンドである「先バレ系」や、先読みカスタムにもいくつかのバリエーションがあったりすると嬉しかったですな。
個人的に1番面白かったのは「シンプルモード」。こちらを設定して遊技すると予告演出の出現頻度が激減し、実戦上なにかしらの予告演出が発生した際は必ずリーチ(図柄テンパイ)発生となりました。といってもノーマルリーチハズレもあるので予告演出が出たからと言って決して熱いとまではいかないのですが、ひとまず画面上の動きに注目するか!と気持ちにメリハリを持って楽しむことができるのが良かったですね。リーチにもならない賑やかしの演出は見たくない…という方にはかなりオススメです!
通常時の演出カスタマイズ機能は「ノーマルモード」「バイブアップ」「先読みチャンス」「シンプルモード」の4種類…と昨今の機種にしては控えめ。これだけでも十分色んな楽しみ方ができるとは思うのですが…多ければ多いにこしたことはないですからね。直近で登場したDaiichi系機種ももう少し演出カスタマイズ機能のバリエーションが多彩でしたし、本機でもあと1個か2個はあっても良かったのかなと。☆は3つで!
「中森明菜」でこのスペックは100点満点
スペックから演出まで通常時関係を丸々レビューしてきましたが、本機最大の強みはなんといってもスペック面。初当たり確率に対する獲得出玉やラッシュ突入率のバランス、そして通常大当たりでも必ず120回転の時短に突入…!この満足感は満足感は間違いなく現行機種トップクラスだと思います。演出バランスやカスタマイズ機能なんかでは少し厳しい評価をしましたが…勝ち負けよりも楽しむことを重視している方には今1番オススメしたい機種です!☆は4つ!
今回のレビュー結果
「P中森明菜・歌姫伝説~BLACK DIVA極~」の解析情報はこちら
時短120回転はマジで嬉しい
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