諸積ゲンズブールに聞いた「相棒論」!名コンビ製造機がパートナー愛を語る (1/4)
諸積ゲンズブール
攻略誌を経て、現在はフリーの人気パチスロライター。ライター界のイケメン枠ながら、硬軟に対応できる高いキャラクター性で媒体を越えて多くの番組に出演中。スニーカーを中心にファッションコレクターとしても有名。「エキスパート」諸積ゲンズブール編、2回目です!
ウルトラマンとしての激闘の日々に迫った前回ですが、今回は「名コンビ製造機」でお馴染みの諸ゲンさんと「相方」のお話です。
ピンチをチャンスに変えたそのきっかけとは?
ちょっと踏み込んだテーマです続いてターニングポイントとして書かれていることについてなのですが。
某雑誌の仕事をもらえなくなったときのことですね。
「今後あなたに仕事は振りませんよ」って言われたときにまず1番最初に思ったのは「あ!やべえぞ…」って思ったんですよ。「俺このままじゃヤバいかもしれん」っていうのがまず1番最初にきたんですけど。
その直後に「いやいや冷静に考えてみたらこれはチャンスなんじゃねえか?」って思って。
ヤバイだけじゃない、と。
というのも当時YouTubeとかSNSが急激に発達していたときで、今後おそらく雑誌などの媒体っていうよりも、個人の力の方が重要視される時代になっていくだろうな、って思ったんですよ。
実際どの世界見てもそうじゃないですか?そういう風になっていくだろうなって思って。「だったらこれは逆に面白いチャンスなんじゃないか?」って思って、すぐいろんな企画を考えて。
持ち前のポジティブが出てくる感じですね。
ピンチをチャンスに変える男は食べっぷりもポジティブだからさっきのスニーカーを作る企画も、このぐらいのタイミングで始めてるんですよ。
いろんな制作会社とか代理店に考えた企画を持って行って「よかったらやりませんか?」って。
そこからいくつか実現に結びついたんですけど。結局1人になってしまうと責任も全部自分で背負うわけじゃないですか?
今までそこを担ってた媒体が無くなってますからね。
失敗しても自分の責任だし、それってものすごく面白いなって思ったんですよ。
まあ、厳密に言えば仕事って誰かと関わって、誰かには迷惑をかけてしまうんですけど、最後の責任を自分で取れさえすれば、1人で動く方が絶対色々やりたいようにできると思って。
サラリーマン辞めたのも縛られたりとか、今後の色んなことを考えたときに自分のためになるのはサラリーマンを続けてることじゃないなと思ったから辞めたんであって。
好きなことやるために今こういう仕事してるからこそ「1人で責任を背負ってやった方が絶対楽しくできるな」って思っていろいろ動いたんですよ。
もしそのときに「うわ…ヤベえな」だけで何も動かなかったら、たぶんもう消えてると思います。
だから、あの時がターニングポイントだったかな?と思いますね。
そこで「自分としてどう動こうか?」っていうことですよね。
ええ、そうですね。
どんなことでもいいんですけど、例えば「これでやっていける!」っていうきっかけとなった仕事であったり、番組とかはありますか?
え〜…どうですかね。でもそのことがあって、もちろん誌面のお仕事は無くなったんですが、それが理由で当時やっていたレギュラーとかが無くなったってのが1つもないんですよ。
その時は非常にありがたかったんですね。そういう看板が無くても自分個人としての接し方というか、そういうものは間違ってなかったんだなっていうのは思いましたね。
だからどれか1つを挙げてっていうのは難しいですけど、当時いろいろ企画を出して動いてくれた制作会社だったり代理店さんには、今でもめちゃめちゃ感謝してますね。そういう人達がいないと成り立たなかったんで。
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