【e Re:ゼロから始める異世界生活 season2】最新作は「鬼がかりver.」を踏襲!?通常時のスペックや演出を徹底レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
大都技研さんから登場する注目の新台「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の試打レビューをお届け!スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の解析情報はこちら
「鬼がかりver.」をベースに新要素を追加!
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | 一種二種混合機 |
大当たり確率(通常時) | 1/349.9 |
大当たり確率(RUSH中) | 1/99.9 |
RUSH突入率 | 55% |
RUSH継続率 | 約77% |
賞球 | 1&4&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 2R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
2R:約300個 10R:約1500個 |
ST回数 | 145回転 |
Cタイム | 非搭載 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※…出玉は払い出し、小当たり経由時はV入賞が条件。
※…液晶表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。
まずは本機の全体的なスペック表がこちら。全体的なスペックやゲーム性としては「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」のDNAを色濃く継承。そして本機はスマパチでの登場ということで初当たり確率が1/349.9と前作よりも重くなった分、各状態における出玉性能が強化された1台となっております。
通常時
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R+10R+α | ST145回転 | 55% |
10R | 電サポなし | 45% |
今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時のラウンド内訳やラッシュ突入率、時短の有無などをふまえたトータルでの満足感。そして本機のラウンド内訳&初当たり後のゲームフローがこちらとなります。
まずは初当たり時の内訳について。これは前作を打ち込んだ方ならすぐにお気づきかと思いますが、ほぼほぼ前作と同じ造り。ラッシュ突入時は必ず「超強欲3000BONUS」とセット、そして通常時大当たり時は時短こそないものの10R(1500個)の出玉を獲得可能…と、前作で特徴的だったところがしっかりと継承されていますね。
ここでの注目ポイントは「超強欲3000BONUS」は3000個(10R×2回)固定ではなく、以後10R大当たりの1G連に当選する可能性が生まれたこと。昨今の機種では決して珍しくないゲーム性ですが、確か流行りだしたのは「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」登場より後。満を持して「リゼロ」にも搭載された形ですな。これによって他の部分が割りを食ってしまうようでは素直に喜べませんが、先程もご紹介した通りこれ以外の数値に関しては前作と全く同じ。初当たり確率が重くなった分は素直に出玉へ反映&新たなドキドキ感も味わえるようになっているので、ここは純粋に前作よりパワーアップしたと言えるでしょう。「強欲」という本機を象徴するワードにもピッタリで非常に納得感のあるゲーム性だと思います!
続いてラッシュ突入へのゲームフローの部分なのですが、ここは通常時~ラッシュ中全体を通して本機最大の注目ポイント。というのも、前作の初当たり時は図柄揃い→ジャッジ演出でボーナス種別を告知…という流れでしたが、本作では図柄揃い後は必ず「大兎殲滅戦BONUS」に突入→ラウンド中のジャッジ演出にて告知…という流れへと変化します。
「大兎殲滅戦BONUS」は2種類の演出モードをから選択可能。豊富な演出パターンが用意されており前作にはないドキドキ感を味わえるのは大きな魅力です。
前作のスペック&ゲーム性をベースとしつつも本機ならではの新要素を多数追加。出玉性能(数値面)と「超強欲3000BONUS」に関しては全ユーザー納得の進化だといえるでしょう。ただ、前作が偉大すぎるが故に「大兎殲滅戦BONUS」の仕様に関しては期待半分&不安半分…という印象。これは人気機種の後継機の宿命ですな。☆は4つで!
演出フローは継承しつつも映像を一新!
タイトルからもわかる通り本機はアニメ第2期とのタイアップ機。ということで演出面における最大の注目ポイントは、各予告演出やリーチ演出の映像などが大きく刷新されていることでございます。例えば連続予告や何気ないセリフ演出だったり…
本機を象徴する激アツ演出…
そしてもちろんリーチ演出も! 一部前作から継承されている演出もありますが、9割以上は本機からの新演出(映像)に刷新されていたと思います。もちろん演出ボリュームに関しても一切の手抜きはナシ。今回の試打だけでは満足に通常時を楽しめたとは言えませんが、それでも各予告演出やリーチ演出のバリエーションは少なくとも前作同等…もしくはそれ以上という印象を受けました。
あまりにも目新しい要素&魅力的な演出が多すぎてどれを紹介すればいいのか悩んでしまうほど。さすがに全てを掲載することはできないので詳しくは「なな徹」をチェックしていただきたいと思いますが、一通りの演出を見た上で個人的に1番「グッ」と来た演出が…こちら!
実はこれ、「死に戻りSPリーチ」や「強欲SPリーチ」といった主要リーチ演出で大当たりに当選した際に映し出される最終カット。そう…原作アニメを彷彿させるリーチ演出構成になっているんです! 他のアニメタイアップ機なら「タイトル予告」的な感じで使われることの多い素材ですが、まさかしっかりここに持ってくるとは…これには開発者さん達の作品愛&センスに脱帽。これ1つだけでも本機の演出クオリティがどれほどのものかというのが伝わるのではないでしょうか。
今作はアニメ2期とのタイアップということで予告演出~リーチ演出まで大きく刷新! ボリューム・クオリティ共に間違いなく前作以上の仕上がりだと感じました。また、予告演出からリーチ発展までの流れ、強演出の発生ポイントやリーチ中のチャンスアップなど基本的な演出フローに関しては前作を踏襲。映像は様変わりしているので初打ちの際は多少違和感があるかもしれませんが、数時間も打てばすぐに馴染むと思います。
アニメタイアップ機としてこれ以上ない進化を遂げていると感じましたので…ここは文句ナシの☆5つです!
保留3以上の消化スピードに劇的な変化が!?
先程ご紹介した通り本機は各演出の名称や映像に関しては大きく刷新されているものの、全体的な演出フローにおいては前作「P Re:ゼロから始める異世界生活(鬼がかりver.)」を踏襲した造りである…というのが大きな特徴。そしてこれは演出バランスに関しても共通したコンセプトの元で設計されているような印象を受けました。
今回の試打だけで全てのバランスを把握できたわけではないものの、連続予告を始めとした初当たりの起点となる予告演出や強予告演出の発生頻度、スーパーリーチへの発展頻度などなど…前作から明らかな調整が入ったなと感じたところは特にナシ。また、初当たり時の演出パターンは強演出が複数発生→リーチ演出中でもチャンスアップが複数発生という十分に期待が持てる流れからがほとんどで、「え?これで当たるの?」みたいなサプライズパターンは未確認。
僕は前作を打ち込みまくったと言えるレベルではないので異なる意見もあるかと思いますが、このあたりも前作とかなり似た造りになっているなという印象を受けました。個人的にはもう少し弱い流れからでも当たりに期待できる演出バランスが好みではありますが、前作の演出バランスが好みだった方はすんなりと楽しむことができると思います!
上で挙げたTHE・演出バランスというものとは異なりちょっとマニアックな要素になりますが、前作から明らかに変わったと感じたポイントが1つだけ存在。それは保留3個時と保留4時個の変動時間がほぼ同じだったことです。たまぁ~に保留4時と同程度の短縮が効く機種は珍しくないのですが、本機の保留3個以上ある状態は大半が強烈な短縮変動…これはマジで気持ち良かったです。その分他のところで時間調整が行われているかと思いきやそれらしき挙動は未確認。いや、実際には保留2以下時の変動時間やリーチ演出の尺などで調整されているのかもしれませんが少なくともそれを体感することはなく、素直に前作よりも通常時のストレスが軽減されているという印象を行けました。保留3時にリーチへ発展もしない予告演出、そして当たるはずもないリーチ演出へ発展して嬉しいという方はまずいらっしゃらないと思うので、これは多くのユーザーにとってポジティブな調整なのかなと思います!
通常時の演出バランスに関しては良くも悪くも大きな変化はなく、前作に近い感覚で楽しむことができました。僕としては明らかに熱い展開でなくとももう少し大当たりに期待できる作りだと嬉しかったのですが、前作があれだけの支持を得ていることを考えればまぁこれが正解なのかなと。細かいところでは変動時間に調整が加えられ、ユーザーがより快適に通常時を楽しめるように工夫されていたのが素晴らしいですな。☆は4つで!
「リゼロ」ファン向けのカスタマイズ機能を強化!
お次は演出カスタマイズ機能について。本機の通常時は「ノーマルモード」「先バレモード」「先読みチャンスモード」「メリハリモード」「プレミアモード」の5種類から選択可能。一部名称が変更されたものもありますが演出傾向や役割に関しては前作に搭載されていたものを完全に踏襲。ユーザー支持率の高いカスタマイズ機能は先読み系~告知系までバランス良く一通り揃っているので、多くのユーザーが何不自由なく好みの演出バランスで通常時を楽しむことができるでしょう。
「先バレモードの法則性やその他カスタマイズ機能一覧」についてはこちら
王道のカスタマイズ以外では「UIキャラ固定カスタム」&「楽曲カスタム」を搭載。先程挙げた演出バランス系のカスタマイズに比べるとここを重要視するユーザーは少ないかもしれませんが、「リゼロ」ファンの方にとってはかなり嬉しい要素ですな。僕ももし周りに人がいない環境で打てることがあれば「Stay Alive」を聞きながらまったり通常時を楽しみたいと思います♪
カスタマイズ機能は「UIキャラ固定カスタム」&「楽曲カスタム」が充実したことでトータルで見れば前作よりも確実にパワーアップ。演出面カスタマイズ機能も必須項目は一通り揃っているのでこのままでも困ることはありませんが、欲を言えば本機からの新たなカスタマイズが1つくらいあれば尚良かったですな!☆は4つ!
「鬼がかりver.」の完全上位互換か
「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」をベースとしつつも本機ならではの新鮮な魅力を味わえるポイントが満載。スペック面・演出面共にユーザーが本機に期待しているものを大方実現できていると思いますし、僕自身「これはホールでしっかり打たねば!」と感じた1台でした。唯一どうしても最後まで気になってしまったポイントはやはり初当たり関係(「大兎殲滅戦BONUS」)の仕様。ただ、ここに関しても前作にはなかった魅力に溢れているポイントであるのは間違いないので、「むしろこっちの方がイイ!」と感じるユーザーが大多数となる未来も全然あり得るのかなと。☆は4つで!
今回のレビュー結果
「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の解析情報はこちら
あの大当たり時の余韻を早くホールで味わいたい
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