【P真・北斗無双 第4章】演出カスタムや3000発大当たり搭載!北斗無双シリーズ最新機種のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は北斗無双シリーズ最新機種「P真・北斗無双 第4章」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じだったかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
ラッシュの爽快感を最大限に発揮できる盤面構成がGOOD!
本機に搭載されている主なギミックは「北斗無双&七星ギミック」「真エンブレムギミック」「導光板ギミック」の3種類。いずれも歴代シリーズで採用されていましたが、デザイン・アクション共しっかりと一新されておりました。
中でも本機を象徴する「北斗無双&七星ギミック」はひときわ力が入っている印象。ロゴの4文字と七星部分が完全に独立しており、これまでの「北斗無双」シリーズでは見たことのない自由度の高い動きで盛り上げてくれます。マンネリを感じさせない完成度の高いギミックに仕上げてくるところはさすがですね。
本機から筐体デザインにも変化があり、筐体右側部分がかなりスッキリしました。以前までの筐体は台を見つけやすいなどのメリットはあれどやはり威圧感があったので、ここは多くのユーザーにとって嬉しい変更点なのではないでしょうか。
アタッカーやスルーといった出玉に関わる部分は先日登場した「Pビッグドリーム3」に近い構成。大当たり中&ラッシュ中共に無駄玉が出づらい優秀な造りなのですが、本機最大の特徴はスルーが2箇所(アタッカー真上&左下)あるという点です。詳細は後述しますが本機のラッシュは普通図柄での抽選&高速消化というゲーム性。スルーが2箇所あることによって普通図柄の保留が切れるようなことは起こりづらく、爽快感のあるラッシュを最大限楽しむことができるようになっていますよ。
スペックやゲーム性に合わせてゲージ構成が考えられているな、と感じられる機種は中々ないのでこれはかなりの好印象。ギミックや筐体デザインも良い感じでしたし、ここは☆5つで!
キャッチコピーに嘘偽りナシ!シリーズ屈指の魅力を持つゲーム性
本機は初当たり確率約/319.7の一種二種混合機。「北斗無双」シリーズでは初代がロングST、「第二章」が確変ループ、第三章がショートSTとタイトルごとにゲーム性が変化しているのが大きな特徴ですが、本機では久しぶりのロングSTタイプへと回帰。かといって初代と同じゲーム性というわけではなくST回数は130回(初代)→100回に、そして無駄な演出を省いた超高速タイプと昨今のトレンドを多分に持ち込んだゲーム性へと進化しております。
一昔前だと人気シリーズは新作になってもほとんどスペックは変わらず主な追加要素は演出面のみということも珍しくありませんでしたが、「北斗無双」シリーズはその都度最適なスペックを追求していますね!
これまでのシリーズにはなかった要素として一撃3000発(10R×2)獲得となる「究極3000ボーナス」を搭載。10R大当たり消化後に1G連で次の10R大当たりに当選するため非常に爽快感があります。「北斗無双」といえばやはり破壊力の印象が強いので、文字通り一撃3000発を獲得できるこのシステムは「北斗無双」にとてもマッチしていると思いました。
そしてなにより本機で一番注目すべきポイントは「究極3000ボーナス」当選時は3000発で終わりではないということ。ラッシュに入るんだから当然でしょ、というわけではなく、なんと「究極3000ボーナス」消化後は1/3で10R大当たりの1G連に当選、という独自の連チャンシステムを搭載しているんです。このチャンスを得られるのは一度限りではなく、もしその1/3に当選した場合は大当たり消化後に再度1/3で10R大当たりの1G連に当選。
一撃3000発どころか4500発…6000発…、場合によっては10000発以上の出玉を1G連のみで獲得できる可能性もあるとんでもない斬新な連チャンシステムになっています。いざ市場に導入されてみると残念ながら反応が悪いこともありますが、この1G連システムに関しては「コレは間違いなくウケる!」と思えるだけのパワーを感じました。
この時点でもう満点評価なのですが最後にもうひと押し。本機の初当たり時の振り分けは「究極3000ボーナス(10R×2)+ラッシュ突入」が5%、「真・幻闘ボーナス(6R)+ラッシュ突入」が46%、「幻闘ボーナス(6R)+時短100回」が49%…と、ここも初代「北斗無双」にかなり近い振り分けとなっているんです!
初回から「究極3000ボーナス」の振り分けがあるのも魅力的ですが、なんといっても一番嬉しいのは通常大当たりでも6R(900発)の出玉を獲得して100回転の時短に突入できること。しかも本機の右打ち中は普図抽選で大当たりを目指すゲーム性を採用していることで、時短中の実質大当たり確率は約1/288.7と若干ではありますが通常時よりも当たりやすい状態になっています。
1G連システムによる唯一無二の興奮を味わえる「究極3000ボーナス」やラッシュ性能に加え、通常大当たりでも時短100回という初代譲りの安心感。「比類なき無双領域へ。」というキャッチコピーに違わぬ素晴らしいスペック&ゲーム性に仕上がっていると思います! ☆は5つで!
カスタム機能が搭載されたことで演出バランスを調整可能!
通常時は歴代シリーズ同様、豊富な先読み演出を契機に強予告発生→SPリーチ発展というのが初当たり時の王道ルート。今作ではついに演出カスタマイズ機能が搭載されたので、先読み演出にアツくなれるメリハリの効いたゲーム性が楽しめるようになったのがめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
新搭載の「ギアクラッシュカスタム」をオンにすると「クレイジーギア」の占有率&期待度が上昇。試打の際にこちらを設定して遊技してみましたが、初当たり時のほとんどに「クレイジーギア」が絡んだので、他機種でいうところの「レバブル」的な感じで楽しむことができそう。やっぱり人気のあるものはドンドン取り入れていくべきですね♪
保留変化や「Shock先読み予告」といった一部の演出はこれまでと同じですが、多くの予告演出やリーチ演出の映像は大きく刷新されています。全体的な演出のテイストは歴代シリーズに近い印象だったので、「北斗無双」らしさはしっかりと残しつつも新鮮味を感られる絶妙な進化を遂げていますね。
もっとも大きな変化があったのはリーチ演出。本機で初当たりの期待が持てるメインリーチ演出は「トキストーリーリーチ」&「VSケンシロウリーチ」となっているのですが…なんといずれも「ケンシロウ」に勝利することができれば大当たりという前代未聞の演出構成に! チャンスアップなどもめちゃくちゃカッコよく仕上がっており、歴代シリーズ屈指の完成度だと感じました。
そして個人的なお気に入りポイントは「トキストーリーリーチ」が本機最強リーチとなっていること。「北斗の拳」シリーズでは「トキVSラオウリーチ」が長らくシリーズの主力ともいえるリーチ演出だったので、リーチ発展時に「トキ」の姿が現れたときの「おおっ!」という高揚感をまた味わえるのが嬉しかったですね。
救済リーチ演出としてはこれまでの「一撃当千チャンス」的存在の「下剋上SP」、そして新たに「幻闘SP」を搭載。今作ではラッシュのゲーム性が刷新され実質的にリーチ演出が無くなってしまいましたが、シリーズの代名詞ともいえる「幻闘SP」は通常時のリーチ演出として登場します。このように歴代シリーズを打ち込んだ方が楽しめるポイントをしっかりと用意されているのは嬉しいですね。
大胆な変更点もありましたが、全体的な演出フローは歴代シリーズの伝統を継承している為過去作を打ち込んだファンの方も違和感なく楽しめるでしょう。ギミックアクションなども含め若干派手目な印象を受ける点も歴代シリーズ譲りなので好みが分かれるところかなと思いますが、演出カスタマイズ機能も搭載されたので多くのユーザーが満足できる通常時になっているのではないでしょうか。☆は4つで!
出玉性能は文句なし!スピードに特化したゲーム性は意見が分かれるかも?
本機の連チャンモード「真・幻闘ラッシュ」は電サポ100回転以内の大当たり or ST回復(C時短)を目指すSTタイプのゲーム性。ラッシュ中の実質当選確率(C時短含む)は約1/70.7で継続率は約76%なので少々物足りなく感じてしまうかも知れませんが、一撃3000発以上の可能性を秘めた「究極3000ボーナス」の振り分けが26%もあるので実際には歴代シリーズトップクラスの破壊力を秘めたラッシュとなっています。
そんな「北斗無双」にふさわしい強力な出玉性能の「真・幻闘ラッシュ」ですが、演出面は通常時以上に大きく変貌…というか完全に別物です。ラッシュ中は先読み演出→即当たりがメインのゲーム性となっており、1回転あたり0.2秒という超高速消化。前作の「3章」もショートSTでスピード感ある演出構成でしたが、今作はそれ以上です。
シリーズ屈指の破壊力&出玉スピードを備えていますが、やはり「北斗無双」なのでラッシュ中もバトルの興奮を味わいたかったというのが本音です。ただ、昨今のトレンド的にスピード感はスペックや演出と同じくらい重要視されてるのでこれも仕方ないのかもしれませんね。「北斗無双」というコンテンツ自体に魅力を感じていた方にとっては演出面が少々物足りないかもしれませんが、単純なラッシュの出玉性能そして独自の1G連システムを味わえば多くのユーザーが本機のラッシュの虜になるかと思います! ☆は4つで。
「究極3000ボーナス」の可能性を体感してほしい
時が経つのは早いもので…「北斗無双」のナンバリングタイトルも本機で4作目。本機でもスペック・演出面共に大きな変貌を遂げており、「北斗無双」シリーズにかける意気込みを感じる一台でした。個人的に一番の推しポイントはやはり「究極3000ボーナス」当選時はさらに1/3で10R大当たりの1G連に期待できるという連チャンシステム。
いったいどのようにしてこの連チャンシステムが実現できているのかはわかりませんが、とにかくとんでもないモノが誕生してしまったな、と(笑)。今まで「北斗無双」シリーズにはあまり興味がなかったという方も、パチンコファンであれば本機独自の1G連システムだけは是非一度味わってみて欲しいですね!
今回のレビュー結果
いつかは1G連だけで10000発くらい出してみたい
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