今回の鉄拳チャンスは本当にチャンスなのか!?メーカー開発者に禁断の質問をしてみた!【エキスパート 業界の流儀 パチスロ鉄拳4編 #3】

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山佐6号機の液晶機第一弾「パチスロ鉄拳4」その開発の裏側に迫るインタビュー企画。

最終回は、山佐開発陣に禁断の質問を投げかけるところからスタート。これからの6号機、さらにはAタイプの未来についてなど、最後まで熱く語ってくれた。

今回の鉄拳チャンスは本当にチャンスなのか!?

ずばり…今回の鉄拳チャンスは、本当にチャンスなのか!?

言っちゃって!(開発者Aさんを見ながら)

本当にチャンスです!!!

ありがとうございます!(笑)

ボーナスの期待度も63%ありますし、もし外しても鉄拳チャンス自体がループするので、今までよりも熱いと思います。

鉄拳チャンス自体がループする

ユーザーの期待を裏切らない熱さになっている?

しっかり熱い鉄拳チャンスになってるかなと思います。

ちょっと言いづらいのですが、鉄拳2ndは鉄拳チャンスがそんなに熱くなかったと思うんですけど…

一同:(笑)

鉄拳2ndの鉄拳チャンスは最低50%継続するので期待度はしっかり担保していましたが、あの当時は、煽りの時代でした。

ケロット柄は何%だったのでしょうか?

2ndの時のケロット柄は40%ですね。当時のパチンコの激アツ演出が大体40%だったので、ベースは40%で作ろうと試行錯誤しました。

鉄拳2ndを作っている当時、煽って外すっていうのがパチンコですごい流行ってたんですよ。
その時決めてたことがありまして。打つお金って大体の人が2万円3万円だからその中で必ずお土産を作ろうと。同じ負けでも「ただ負けた」「つまんない」ではなく「どう負けた」「こんな風になったのに」っていうお土産を持たせたかったんです。

帰った時に「鉄拳ゾーン入ってケロット柄も出て当たらないって、これもうなにで当たるんだよ!」っていう話を、パチスロでさせたかった。
本当に打たない台ってなんにも起きなくて「なにこれ」「つまんない」ってなると思うんです。
だから、同じ負けるんだったら、盛り上げて外してあげようっていう時代でしたね。

その後煽り系の台が多くなり、遊技者が疲れてきたのを感じていましたので、現在は熱い演出はかなりの期待度を担保しています。

では、パチスロ鉄拳4では諸々熱い演出は…

簡単には出ないですね。残念ですけど。

パチスロ鉄拳4のケロット柄は、本当に熱い?

本当に熱いです。中々見れないですよ(笑)

中々見れなくなったケロット柄演出

時代は変わる

では、もう全体の流れとして出現率を下げて、ちゃんと信頼度を上げるっていう形になってきてるんですね。

そうですね。ケロット柄(笑)ってネタで使われるようになって、認知度も浸透しましたし。逆にすごいんじゃないですか。

当時雑誌の表紙に、「ケロット柄が外れても気にするな!」ってのを見ましたね(笑)

一同:(笑)

こんだけ全員共通で笑いになるっていうことは、良いお土産だったんじゃないかなとは思いますけどね。

セリフもそうですよね。鉄拳チャンス…

シャオユウのセリフ「鉄拳チャンスは本当にチャンスなんだからー」ですね(笑)

他社さんもね、それっぽい(似たような)セリフをね…(笑)

ありましたありました!

鉄拳2ndでは鉄拳チャンスがARTの継続システムになるということもあり、開発時に「本当にチャンスかどうか」という議論を何度も何度もした中で「鉄拳チャンスは本当にチャンスなんだから」っていうフレーズを作りましたね。

そんな経緯があったのですね!当時はこんなに話題になると思っていましたか?

いや、全然思わない(笑)こっちは真剣なんだけどな…って(笑)

今回も搭載されていて、そのセリフが出ると鉄拳チャンスが当たりやすい…はずです(笑)

期待度が高いセリフになってるんですね、まさかの待遇(笑)

そうです、昇格です。さらにセリフに複数のバリエーションがありますよ。

流行るものとか受け継がれるものは、こっちで意図して作れないんだなぁと思いますね。こういうのが残るだなんてまったく思ってなかったですし。

6号機開発の難しさ

6号機開発の難しさはどのようなところなのでしょうか?

6号機に変わる時に、出玉の試験がもう1段階追加されたんですよ、これは今まで無かったものです。
それがあるから出玉の波を作るのがさらに難しくなった。

その為似たような出玉の波を描く6号機は多いと思うんですが、パチスロ鉄拳4については、今までの6号機には無かったような見せ方になっています。

引き戻しゾーンが固定ゲーム数で、というお話がありましたが、パチスロ鉄拳4の引き戻しゾーンは違うのですか?

ゲーム数不定にしています。ただ、一応筐体周りのランプが青色に光るんですよ、有利区間中。まだやめない方がいいよーって。

筐体ランプで状態を示唆

そこは完全にリンクしているんですか?

はい、有利区間とリンクしてます。

その割に演出はツンデレだったりデレデレだったりみたいなバランスがあるんで、そこが面白いですね。

今後6号機を作っていく上で、こういうスペックを作ってみたいな、というものはありますか?

6号機はAT機が主流になっているので、もう1回ボーナス+αっていうのを作りたいなっていうのは個人的には思ってるんですけど…まあ相当バランスは難しいですね。

僕は鉄拳2ndが大好きということもあるんですが、元々A+ART機が大好きなんです。開発者として6号機になってその枠が無くなっちゃうのは避けたくて。
何かできないかなぁと、模索したいなとは思ってます。

パチンコから得るヒント

パチスロの開発ってパチンコからヒントを得ることはあるんですか?

パチンコって、強制的に演出を見せることができるんですよ。強制的に見させられる分めちゃめちゃこだわってるし、見せ方とか、そういうところから感銘を受けたりします。

ああいうパチンコの演出入れてみたいっていうのはあるんですけど、じゃあそれをどう作るのか、演出を飛ばされてもいいように、とか考えて。影響を受けることは大きいですよ。

スロットはどれだけ気持ちよく作ったとしても、(ベットで飛ばして)ぱーん!WIN!って。

一同:(笑)

それもパチスロの良さだったりもするんですけどね。ただどうしてもね、弱い連続演出とかは逆転演出とかに持ってかれるんですよ。
どうせ飛ばされてもいいってなるくらいだったら、もうレバーの逆転でちゃんと盛り上げてあげようと考えたりとか。

期待度小のボーリング演出

スロットはそういった理由で逆転演出が多くなってるんですね。

弱い演出は特にその傾向が強く、逆転の振り分けは多くなりますね。

Aタイプの未来

山佐さんはパルサーシリーズを筆頭にAタイプも展開されていますよね。300枚ビッグボーナスというのがもう実現できなくなりますが、そのあたりについて開発の方はどう捉えているのでしょうか?

5号機の当初も同じことがありました。

枚数は減ったんだけど、ジャグラーはチェリーで光る同時当選っていう新しい要素を入れたことによって、さらに面白さがアップしましたし、エヴァンゲリオンも右リールチェリーを搭載して新しい楽しみを与えたり、山佐も4thリールで4号機の制御を再現したりもしていました。

なので、出玉が減ったとしても、新しい規則の中で新しいパチスロの楽しみを探して遊技者に提供できればと思います。

逆にみんながもう一回同じ土俵からスタートできるんですよね。全メーカーにとってこれはチャンスとも言えますよ。

そう思いますよ。もしも今人気のAタイプが大量に無くなったら、それに変わる何かが必要になる。

その為に、開発者としてファンの期待も裏切らないようにしながら、新しいことに挑戦し続けていきたいですね。

開発者からユーザーへのメッセージ

それでは最後に。パチスロ鉄拳4を打たれるファンに対して、熱いメッセージをお願いします!

ボーナスが終わったら即ヤメをしてほしくないですね。ボーナス後の約100ゲームぐらいは、「ボーナスまた来い!」って楽しめるように開発したので。
また、出玉の肝となるバトルボーナスでは、レバーに力を入れて叩いてほしいなと。それこそ己の拳で勝利をつかみ取ってほしいなと思います。

出玉の塊と、それを引き戻す鉄拳チャンスは、今の6号機には無いものが作れたと思うんで、楽しんで打って欲しいなと思います。

僕はそうですね、出玉面については今ほぼ言ってくれたので。やはり中押しを非常に…

一同:(笑)

ホールでみんなが中押しをしてる姿が見れることを祈ってます。左から押されてたら、「あーまだまだやな」と思います(笑)

中押しをやって初めて一人前ですかね(笑)

よし!知ってくれてるな!みたいな(笑)
北斗の拳なんかはみんな中押ししてると思うんですけど、目標は高いですがそこですかね。どれくらいの人がしてくれるのかなっていうのを楽しみにしながら導入日を待ちたいと思います!

ありがとうございます。この後の試打で中押しを検証させていただこうと思います!この記事を見てくれている方はきっと中押しをしくれると思いますよ(笑)


「パチスロ鉄拳4」について3回に亘ったインタビュー企画の最終回でも、開発スタッフの熱い想いが尽きることはなかった。
普段は何気なく打っていたかもしれない台の向こう側には、こうして熱い気持ちを持った「エキスパート」達がいることを記憶の片隅にだけでも留めながら台と向き合ってみてもいいかもしれない。

また、6号機開発の難しさに苦悩しながらも、未知なる可能性に全力で向き合うメーカーとしての想いは昨今の規制を悲観するだけだった我々ユーザーに、これから出てくる新台に期待を抱かせるに足る「熱気」を感じることができた。

今後各メーカーが6号機にどう向き合っていくか、また本企画で触れていきたいと思う。

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