諸積ゲンズブールの憧れるイケメン「キムタク」と「藤原竜也」を語り尽くす! (4/5)
カイジだけじゃない!諸ゲンの「藤原竜也」愛の深さを見よ!
イケメンによるイケメントークは続きますでは、この流れで「好きな映画やドラマ」が「藤原竜也作品」だと。
そうですね「バトルロワイアル」ってあったじゃないですか。
深作欣二監督のやつですね。
あの当時が僕16歳とかそのぐらいで、藤原竜也も全然若い頃ですよ。
あの年齢であの殺し合いをあんなにリアルに演じられるか!?って、あの緊迫感がすごかったり。
そこから藤原竜也のことが好きになって、最近だとベタですけど「カイジ」シリーズかな?鬼気迫る演技、利根川と向かい合うときの演技だったりとか、カイジから藤原竜也作品を見た人は「結局、何をやってもカイジじゃん?」みたいなことを言うんですけど。
そこからクズっぽい役とかも増えましたからね。
違うんですよ。もともと藤原竜也ってああいう演技なんですよね。
だから正しく言うならば、「何をやってもカイジ」じゃなくて「カイジってキャラクターを藤原竜也が食っちゃった」ってだけなんですよね。
「藤原竜也は何やってもカイジじゃん!」ってことではないんですよね。「何やってもキムタクじゃん!」はわかります。それは僕もキムタク好きだけどわかります(笑)
わかります。蜷川幸雄の演出を経てから変わりましたよね。
蜷川さんにめちゃめちゃしごかれたらしいですね。
「身毒丸」ですよね。
そう!めちゃくちゃ詳しいですね!
藤原竜也ってもちろんバトル・ロワイアルのときからそういう表情の演技ってめちゃめちゃうまいんですけど、あの鬼気迫る感じっていうのは舞台で学んでるんですよね。
舞台俳優であそこまでの演技やってる人っていうのは、もう普通のドラマはできない。ドラマに出てる藤原竜也ももちろん見ますけど、やっぱりドラマっていう小さい中で見ると彼の演技力が活かされてないんですよね。
最近の映画でいうと「Diner ダイナー」とかですね。
ああ!Dinerまだ見てないんだよな~。
僕もDinerはまだ見れてないんですけど監督が蜷川幸雄の娘さん、蜷川実花さんなんですよ。
「蜷川幸雄が亡くなった後に、その娘が監督になって藤原竜也を撮る」っていう流れがいいなと思ってましたね。
あ~、それはいいですね!あれは見ないといけないです!
他に好きな作品ってありますか?
デスノートのキレる感じも好きですね。最後追い詰められるところで。
今回、出演作品の全リストを出してみたんですが。
(リストを見ながら)うわぁ、すごい!
デスノートはあの余裕しゃくしゃくで「全部自分の思い通り!」ってしながら最後の演技!
あ~、「インシテミル」も面白かったですね。
でもあれだ!「るろうに剣心」も良かったですね。
志々雄ですね。
志々雄真実、あれは良かった!よく選んだなと思いましたもん。
あれこそ演技で言うと佐藤健を食ってますよね。「どこから声出してるんだろう?」っていうような声出すじゃないですか?志々雄真のシブ~い、低~い。本当にもう焼けただれてる感じが声で出てるんですよね。
あれって藤原竜也が得意な表情の演技が出せないじゃないですか?志々雄真って包帯ぐるぐる巻だから。
たぶん表情に出せないから声で演技しようって思ったんでしょうね。もうあのしゃがれた声すごいっすよ!鳥肌モン。
今、ビギナーにお薦めの藤原竜也作品ってありますか?
ビギナーにお薦めはベタですけど、カイジかな~…もしくは、最近ので言うと「22年目の告白」。
これは藤原竜也が時効を迎えた連続殺人犯として急にメディアに出てくるんですよ。そこで悪ぶることなく殺人を告白していくんですけど、実は…!?って役で。
この映画の藤原竜也の演技を序盤と終盤で見比べると、すごさが分かると思います。
だからカイジはちょっとベタすぎるので挙げるならこっちの方かな、「22年目の告白」。
そこから入ってほしいと。
ですね。るろうに剣心はあくまでも佐藤健ありきみたいなところがあるからな~。
ということで、見ました
※22年目の告白(2017):韓国映画「殺人の告白」を「SR サイタマノラッパー」で名を馳せた入江悠監督がリメイク。時効になった昔の連続殺人の犯人が突然告白本の発表とともに姿を表し、社会を巻き込んでいく。それを追う刑事、ジャーナリスト、遺族を巻き込んで…というお話です。藤原竜也はその中で連続殺人の犯人と名乗り出る男を演じています。
確かに、徐々に役割が明確になっていく度に演技や表情が変わっていく様は圧巻です。116分と若干長めですが謎解きやサスペンスとしてもキレイに収まっててとても見やすく面白い映画でした。
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