1GAMEガット石神がデビューから続く低評価の嵐を覆した圧倒的閃きとは? (1/3)
ガット石神
1GAME所属の動画演者。パチスロ情報サイトのライターなどを経て1GAMEへ加入。てつ、ヨースケに続く「1GAME第3の演者」として動画デビューを果たす。冠番組「1日回胴録ハンチョウ石神」ではスロ愛と人間味あふれるキャラクターで人気を集める。ラーメンが好き。- https://twitter.com/gat_ishigami
今回のエキスパートは1GAMEのガット石神さんです!
人気チャンネル1GAME TV第3の演者として華々しくデビューしたガット石神さん。その直後に訪れた苦難の時期から、高評価に変わっていった逆転劇の裏側をお伺いしました!
貴重な1日外出権を使っていただいてのインタビューですガット石神、波乱のデビュー!
まずは経歴からお伺いします。業界では7年目で、1GAMEの動画演者としては3年目。職歴もバラエティに富んでいますが、まずはこの業界に入る流れやきっかけからお伺いできますか?
パチンコ・パチスロにめちゃくちゃハマっていた大学生時代に、サイトセブンでパチスロライターの実戦番組を見て「世の中にこういう職業があるんだ」と思ったんです。
それから漠然とパチスロライターになりたいと思っていたんですが、実際に踏み出せてはいなかったんですね。大学を卒業してからはADをやったりしていたんですが、ある日思い立ってP-martさんに「何か仕事させてください!」って電話したんですよ。
電話はめずらしいケースですね。
ちょうどその頃業界全体が広告規制の影響を受けたこともあって話が上手くまとまらず、一度は「パチスロの仕事はあきらめよう」と考えました。
でも、そこからYouTubeなどWEBの世界にパチスロライターが出てきて活躍の場が広がったのを見て、自分ももう1回チャレンジしてみようと思うようになったんです。
そこで色んなWEBサイトを見ていたら各所でパチスロライターを募集していたので、あるサイトに応募してみたんです。
それが「パチスロ立ち回り講座」ですか?
そうですね。
何歳くらいの頃ですか?
その時は25歳くらいでしたね。
そこでコラムのようなものを書かせてもらっていました。お給料としては1記事数千円とかなんですけど、それをキャリアのスタートと考えると大体7年目くらいになりますね。
そこからどのような流れで1GAME入りすることになったんでしょう?
僕が所属していた「立ち回り講座」で人気コラムを書かれていた花火さんという方がいらっしゃったんですよ。
その方が第1回百鬼夜行に感銘を受けて書かれた記事を見て、「今業界にはこういう考えを持つ人たちがいるんだ」と初めて1GAMEの存在を知ったんですね。
その後、第2回以降の百鬼夜行に花火さんが少し携わられると聞いて「僕も1GAMEの人たちに会ってみたい、話を聞いてみたいです」とお願いしたんです。それが今からちょうど5年くらい前ですね。
ここで接点ができるんですね。
はい。そこで代表のあきおさん、南極さん、JKJさん、りんのすけなどに会うきっかけができました。それから3回目の百鬼夜行をやった時くらいからヨースケさんたちとも仲良くさせてもらって、プライベートでよく一緒に打ちに行くようになったんです。
その間に僕は解析サイト「一撃」に移籍していて、その後フリーで活動するとなったタイミングで「1GAMEはこれから動画に力を入れていくから、よかったらウチでやってみないか」っていう話をいただくことがあったんです。
そこでてつさん、ヨースケさんがバーンと動画に出始めたタイミングで動画編集という形で参加することになりました。
まずは裏方からだったんですね。
本当は最初から演者として入る予定だったんですよ。ただ、後から入ったこともあって、まずは編集を覚えて1GAMEの動画がどういうものか知ってもらおうという話になったんです。
1GAMEの動画はその頃から構成もすごく考えられていて、様々な分析や戦略の元に作られていたので、演者としてやっていく上でもそこを理解しておいた方が良いということですね。
そんな満を持してのハンチョウデビューですが、苦難続きのスタートとなりました。
そうですね。まず僕が1GAMEに携わるようになった時のチャンネル登録者数は2~3万くらいだったんですが、そこから半年くらいで20万人になったんですよ。
だから、入ったときと比べて1GAMEに向けられる目線や取り巻く環境が大きく変わっていたんですね。
本当は入ってから3ヵ月後ぐらいに「どんどん登録者数が増えてきてるからこのタイミングで動画撮っちゃおうか」という話になっていたんですけど、勢いがつきすぎて「逆に今は落ち着こう」となったんです。
適切なタイミングを見計らっていたと。
そんな感じで先延ばしになって、結果的に第1弾をリリースしたタイミングでは登録者数が25万人を超えていたんです。
そこで「なるべく見てもらえるように」とGWの辺りで出したんですけど、そこでスコーンと(笑)
波乱のデビューに(笑)
反響は思っていた以上でしたね。
1GAMEの動画って通常は1本の編集に7日間掛けるんですが、ハンチョウはその工数を短くして数を出せるようにしようというコンセプトだったんですよ。
その分ナレーションを入れて面白くしようと考えて、プロのナレーターさんにお願いしたんです。イッテQのようなイメージですね。
立木文彦さんですね。
そうです。カイジのナレーションも立木さんですし、最初はご本人にお願いしようという案もありました。
ですが、やってもない番組で大物ナレーターさんに依頼するのも色々難しいとなり、別の声優さんに「なるべく立木さんに寄せてください」とお願いして収録したんですけど、やっぱり限界がありますよね。
プロでも他の人の声に寄せるのは難しいですよね。
それでも収録のときに細かく注文をつけさせていただいたりして、すごく力を入れてたんですよ。例えば「石神ッ!」っていう声は10パターンくらいお願いしたりして。
他にも「ここのシーンで使えそうなやつを…」みたいにどんどん声を入れてもらったんですけど、動画って何回も編集してるとだんだん正解がわからなくなってくるんですよね。
入り込むほどにわからなくなりますよね(笑)
だから、現場では割と「いいんじゃない」っていう空気だったんです。でも、結果はあんなことになって(笑)
当然、僕が未熟でできていない部分が多いんですけど、申し訳ないことにナレーションに対する批判も多かったんですね。だから、最初の動画は何が原因でダメだったのかもわからないという状態でした。
要因になることが色々あったんですね。
今思えば、やっぱりパチスロ動画って流れで見たいじゃないですか。でも、ナレーションを入れると画が止まってテンポのいい動画じゃなくなる。それが実際にやってみてわかったんですね。
だから、最初のナレーションの収録が終わった時は「また第2回もお願いします」って言ったんですけど、そのナレーターさんにはそれ依頼お会いしてないです。
切ない…
ご本人が動画を見られたかはわからないですけど、全く知らないところで声に対してめちゃくちゃ批判コメントがあったわけで、もしかすると僕だけじゃなくナレーターさんも傷つけてしまったかもしれないです。
でも、このエピソードを知った上で改めて第1話を見てみると見方が変わるかもしれないですね。
そうですね。ちなみにナレーターの候補は5人くらいいたんですけど、売り出し中の若手の方にお願いすることになったんです。
これから売れていくだろうという方だったので、僕らの番組と一緒に大きくなってもらえればと思ったんですけど、まさかの名前出しNGで(笑)
匿名希望(笑)
声優さんの中にはパチンコ系NGという方もいらっしゃいますからね。
本当に色々踏まえての第1話だったんですね。
色々ありすぎましたね(笑)
あらためてハンチョウ第1話を見てみると新しい発見があるかもしれませんいいね!する
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