ヨースケの未来予想図!パチンコ大好きおじさんからパチンコ仙人になる!? (1/3)
ヨースケ
1GAME所属のパチンコタレント。1GAME立ち上げメンバーとして参加し、ファンイベント「百鬼夜行」や天膳コスプレでの実戦動画が話題を集める。現在でも多彩なコスプレとパチンコ・パチスロの深い愛で魅せる実戦動画で活躍中。- https://twitter.com/yors_k_1game
- 1億2000万分の1の激アツ人生
- https://www.amazon.co.jp/dp/4847099826
「エキスパート」ヨースケ編、最終回です。
今回は電子書籍の配信開始が12/25と目前に迫ったヨースケさんに著書「1億2000万分の1の激アツ人生」の気になる内容と執筆の経緯をお聞きしました!
そして、未来予想図はまさかの仙人!?
ヨースケの半生がここに!著書「1億2000万分の1の激アツ人生」
半生がここに詰まっていますここからは、改めて「1億2000万分の1の激アツ人生」に関してお伺いしていきます。
元々はNewscrunchのコラムからだとはお聞きしているのですが、まずは出版の詳しい経緯を教えてください。
そうです。ワニブックスさんのNewsCrunchっていうサイトから「コラムを書きませんか?」と声を掛けていただいたんです。
正直「僕が文章書けるかな?」と最初はすごく悩みましたけど、でも色々やってみた方が良いと思い、受けさせてもらうことになりました。
最初はどんな路線で書くべきかとワニブックスの編集の方と相談しましたね。もちろん書きやすくないと続かないし、新台のレビューをする記事や「ヨースケの古いホール探訪」みたいな案もあったんですけど、とりあえず僕の思い出話や半生を振り返るというのはどうだろう、となりました。
自分のことなら自分が一番わかってますからね。
そうなんです。自分のやってきたことだから別に取材もいらないんですよ。
「それなら書けます」という感じで始まりました。
実際に書いてみた感想としてはどうでしたか?
そんなに苦労らしい苦労はなかったですね。思い出の中で使えるエピソードはいっぱい持っていたので書くことには困らなかったです。
あとは「書いたエピソードをどうやったらまとまりがある1本の筋になるんだろう」という点からテーマ決めというか、いわゆる章立てを最初に始めていきました。
そうやって書き出していったら予定よりも1つのエピソードが超長くなっちゃって、各エピソードが2~3週跨ぎとかになっちゃったんですよ。
思い入れがあるとどうしても話が広がっていきますね。
「うわ~、俺ってノリ始めると書いちゃうんだな(笑)」という新しい発見がありました。
あとは書き始めの頃はボキャブラリーと文章の言い回しが特に貧困なので、連載中のコラムの中で同じ言い方が何回も続いちゃったり、なくてもいい枕詞が多かったりというのが頻発していたので、本にする時に修正しましたね。
では、元のコラム記事として掲載されていた内容から本の内容はだいぶ変わったんですか?
内容はそんなに変わってないですけど、文章はブラッシュアップされてます。
ちゃんと綺麗に推敲しました。「このヨースケってヤツはまた『とにかく』って言ってるな」「『本当に』って何回言うねん」みたいに言われると思って(笑)
長文を書いていると、つなぎの言葉が偏ることはよくありますね(笑)
『〜とか』って言い回しを変えたりするのが大変でした。
コラムというWEB上の記事で読む分には問題なかったんですけど、1冊の本になって縦書きになった瞬間にそういう部分がめっちゃ気になったんですよね。
内容を拝読しましたがヨースケさんの少年期の話は、僕も年代が似ていたので共感できる部分が多くて非常に面白かったです。
ありがとうございます!
僕も「この本を買う人はどういう人なんだ?」って考えちゃうんですよね。
ターゲットとしてはどの層を想定されていたんですか?
「コラムも人気で数字も取れているので、本にするのも全然アリですよ」と話をいただいた時に、まず思ったのは「誰が買うんや?」です。
WEBの読み物って基本的に無料だから別に誰にも迷惑かけないと思うんですけど、僕の人生を切り売りした本でお金をいただくっていうことに関しては別の話になるじゃないですか。
編集さんからは「ターゲット層はすごく狭くていいです」「ヨースケさんと年の近い30~40代のパチンコファンに刺さる内容で書きましょう」と言って下さいました。
そのターゲット層に僕自身が重なっていますし、インタビュー時間がもう少しあれば、本に書いてあったMSX、PC98、ベーマガのことで1コーナー分くらいお話を聞きたかったです。
※MSX:ざっくりまとめるとTVに繋げたりできた昔のパソコン。カセットを挿してゲームもできた。
PC-98:NECのパソコン。Windows95が出るまでは日本のPC界を制覇していた。
ベーマガ:マイコンBASICマガジン。プログラムとPCゲーム(非エロゲ)情報に特化した硬派系PC雑誌。2003年休刊。
あはははは!(笑)
いいですね!プログラムはまだ書けると思いますよ。
ベーマガって言葉を久々に口にしました(笑)
ベーマガはもうね~、本当に。
本当に毎月端から端まで読んでました。あの雑誌がすごいのは、PC誌だったのにエロが一切なかったんですよ。
プログラムやってる人は皆読んでましたよね。
だから、そういう話題で盛り上がれるような30~40代の人、特に僕と同年代の人に関してはこの本はきっと刺さるだろうと思います。
残念ながら、5号機から打ち始めた人にはわからない話があるかもしれないですけど…ってよく考えると5号機が出てもう15年経ってるんですね。
そう考えると5号機の時代も長いですね。
だから、今の1GAMEの動画から入ってきた人にも楽しんで読めるように、書き下ろしの部分は1GAMEの話を中心に書くようにしましたね。
今のヨースケさんについて書かれている部分はこの本だと後半部分になりますね。
そうですね。書籍化にあたって1/3くらい書き下ろしをしたんですけど、最近の僕のことに関しては後ろの方に書いています。
逆に言えば、ヨースケさんについて初めて知る情報が前半に詰まってるということですね。
そうですね。だから本当に僕の自伝みたいに読んでもらえたら…というか本当に自伝なんですけど(笑)
ヨースケさんご自身でのお薦めポイントはありますか?
コラム連載をしていた時に「一度僕が病んでいた時期の話」や「お金がなかった時の話」があったんですけど、その記事の数字が意外に伸びたらしいんですよ。
だから、機種の話も面白いですけど、僕自身の考え方や内面的な話も見て欲しいと思いますね。
そういった面は動画では見れない部分ですからね。
自身を振り返りながら書いてみて思ったのは、人の行動って無意識にやってることがほとんどだと思うんですけど、本を書いた時に「ああ、あの時俺はきっとこう考えてたからこう動いたんだろうな」みたいに自分の歴史を紐解くような作業になったんですよ。
それがすごく面白かったんですよね。なので、皆さんもこの本を読んでもらいながら「自分はどうだったんだろ?」と振り返ってもらうと「それがあって今の自分があるんだ」みたいなところに行きつくかもしれないです。
ここまで言ってしまうとなんだか人生論みたいになっちゃいますね(笑)
そこまでいくとかなり深い話になります(笑)
強引なまとめかもしれませんが、「1GAMEのヨースケ」と「人間ヨースケ」の両面を知ることができるというところですね。
そう。「人間ヨースケとして」というところを見てほしいかなと思いますね!本当に人間味溢れてますから(笑)
あとはこの本を読んでくれる人は僕に共感をしてくれる人、言うなれば考え方が似ている人だと思うので、僕の感じたことを純粋に楽しんでもらえると思いますね。
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